2009年01月05日

「東京タワー」 by 江國香織

2009年01月05日(月)

もう過ぎてしまったのですが、2008年12月23日(火)は、東京タワーの50歳のお誕生日でした。
東京タワー君、おめでとうございます!

ニヘドンが生まれた時には、もう既に東京タワーは存在していた訳で、生まれた当時、池袋に住んでいたニヘドンの家からも東京タワーは見えた筈なんです。覚えてないけど。(笑 )
あの時代、高層ビルなんて殆ど無くて、大きくなってから浜松町の貿易センタービルの展望台に上がって絶叫した覚えが有る位。

本当は23日の東京タワー君のお誕生日に東京タワーまでお祝いに馳せ参じたかったのですが、
スケジュール的に実現出来ませんでした。
そこで、東京タワー生誕50周年を記念する意味で、江國香織の書いた小説「 東京タワー 」を読んでみました。
実はこの小説は約1年程前、 「 同じ本を2冊買ってしまったので、読むか? 」と聞かれ、
「 あ、読むー。 」と答えて受け取ったものだったのです。
受け取って早速読み始めたものの、江國香織の小説を読むのは全く初めてで彼女の文体に慣れていなかったせいか、
とっても、とっても読みにくく、段々読むスピードが遅くなり、ずっと鞄の中に入れっぱなしになっていたのでした。
それを、東京タワー君の50歳のお誕生日に弾みをつけて、一気に読んでしまえた訳です。

後半になったら、江國香織の文体に慣れて来たのか、読み進める事が出来ました。
そして、今日めでたく、最後まで読み切る事が出来ました。
おめでとう。 ぱちぱちぱちぱち。

荒筋 : 大学生の透(とおる)は、高校生の頃に出会った人妻(母親の友人)、
      詩史(しふみ)と付き合っている。
      透の親友の耕二(こうじ)は、同じ年頃の彼女、由利(ゆり)がいながら、
      人妻、喜美子(きみこ)とも付き合い、
      昔付き合っていた人妻の娘に付きまとわれるというややこしい話し。
      結局、耕二は、喜美子に捨てられ、由利にも振られてしまうのさ。

最初は、すんなりと江國香織の世界に溶け込めなかったのです。
全部読み終わった今、それはなんでなのか考えてみました。
透も耕二も、大学生の癖に、お金持ちすぎ。
大体、透なんて、東京タワーが見える家に住んでるよ!!
確かに、二へドンの近所の人も、最初は横浜に住んでいたけれども、
子供2人が東京タワー近くの学校に合格したので、通うのが楽な様に、
学校の近くにセカンド・ハウスを買いました。って云うリッチなファミリーでした。

年上の女と遊びであれ、本気であれ、付き合う人も多いでしょう。
二へドンの知っている人の中にも、女性の方が10歳以上年上というカップルは珍しくありません。
今日び、小説の中の出来事は全部、現実の世界で起きているから、
別に江國香織が、突拍子も無い嘘の世界を書いているという訳でもありません。

二へドンが高校生の頃、太宰治に傾倒し、太宰治全集を読みきりました。
あれは、人生稀にみる快挙でしたね。
旧約聖書と新約聖書も読みきり、コーランで挫折し、千夜一夜物語で挫折し、
アンジェリクは、図書館で借りていたら、誰かが返却をしなくて、返却をされるのを待っていたら
読めなくなってしまった。
( あの時代は、PC検索なんて無い時代だったから、他の図書館から回してくれるなんて出来なかったのよ。)
で、太宰治を読み切って30年経った今から思うと、ああいう私小説は、文学とは言えないでしょう。
二へドンに取って、文学とはドストエフスキーだけだから。
でも、太宰治は、ドストエフスキーという文豪の作品から見たら、矮小な星屑もどきの作品群なんですが、
でも二へドンに全集を全て読み切らせる力を与えてくれましたよね。

太宰治と江國香織の作品には大きな違いが有ると思います。
太宰治には、何かが有って、江國香織には何かが無い。
良く言えば、江國香織の作品は無色透明。 
あるフランス人が、日本人女性を指して、こう言ったとか。
「 日本女性はニオイがしないから物足らない。 」
つまり日本人は無臭を好むが、ニオイも個性として必要とする人間がいるという事ですね。
人の好みは好き好きだから、別に二へドンは江國香織をこき下ろすつもりは毛頭無いけれども、
あまりにも無色透明な部分が面白くなかったのだと思います。

そして、小説の世界に二へドンが入り込もうとするのを阻んだのは、詩史という登場人物の存在だったと思います。
二へドンは、ヴァーチャルな恋愛を沢山するけれども、
二へドンが好きになる相手には、ある共通項が有るのです。
それは、「 仕事が出来る 」事。
二へドンの言う「 仕事 」というのは、ただ単に会社に行ってお給料をもらう事ではありません。
他の人にはできない、スペシャルな働きが出来る、職人的な技をさします。
つまり「 必殺仕事人 」。 ホワイトカラーである必要は全くありません。
「 ワ-ルド・オブ・ライズ 」 のレオナルド・デカプリオみたいな仕事は最高ですねえ。
芸術家もエクセレントですねえ。 船乗りもいいねえ。 宮大工、痺れる~。

男の価値は、( まあ女もだけれども )どれだけの仕事をしたかで決まると信じています。
二へドンの価値観を全ての人に押し付ける気は無いけれども、
仕事が出来ない男は、永遠に二へドンの恋愛対象にはならないのです。
世間の一般の女性達は、結婚相手に3Kを求めますよね。
でも二へドンにとって、3つの条件は恋愛には無意味です。
身長は低くてもOK. 背が高くて仕事が出来ない男は「 でくのぼう 」と二へドンの辞書には書いてある。
二へドンは、牛若丸の様に小さくても、頭が切れる行動派が好き。
学歴なんて、愚の骨頂。 有名大学出て、社会の役に立たない男共を沢山知っているもの。
学歴も低くて、本当に頭が悪いんじゃどうしようもないんだけれどね。
給料なんて、これまた意味無し。
毎月毎月、お給料は運んで来るけれど、面白みの無い、セックスレスの夫って、一緒に暮す意味有るの?
島田洋八の奥さんが、時々TVに出て、旦那さんの話をするけれども、
何故、一時期売れなくなった時でも彼に着いて行ったのか?という問いに
「 だって、面白いから。」と答えたのは良く知られたエピソードですよね。
確か奥さんの実家が、二へドンが住んでいる区と同じで、ラーメン屋さんではなかったでしたっけ?
違いましたかね?

二へドンとこの奥さんは、考え方が非常に似ているのですねえ。
安定収入のつまらない男より、その日暮らしでも面白い男が好きなんですよ。

二へドンのこの価値観を持ってみると、詩史という女は、まだ何も仕事をしていない大学生の透と
付き合っている。 
大人の女が若い男をペットとして飼うなら、まだ話も理解し易いのですが、
真剣に心を求める相手として、余りにも未熟では無いですか?
二へドンに取って、仕事をしていない大学生は恋愛の対象外ですからねえ。
これが、音楽家の卵とか、画家の卵とか、小説家の卵とかであって、
大学生でも作品を作っていて、その作品が二へドンの気に入った上でであったら、
可能性は無きにしも非ずなんですが・・・・・・。

詩史は、結婚して、理解の有る旦那がいて、自分でもセレクトショップを経営しています。
結婚も仕事も持っている大人の女が、ガキんちょに走るかね?
「 東京タワー 」には、この肝心の部分の描写がゴソっと抜け落ちちゃっているのです。
詩史と透の出会いと、男女の関係になった過程が、荒筋程度で流されているので、
感情移入もへったくれも無い訳なんですよ。

感情移入出来ないまま、「 詩史と透が付き合っているのは大前提だから 」 というスタンスで
物語を語られてしまうと、うーん・・・・・・小説の醍醐味が無いぢゃん。

後半は、俄然面白くなって来ます。
美味しい所取りの耕二君が、窮地に陥ってしまいますからね。
でも、人妻・喜美子が耕二に泣きながら電話をして来た理由が最後まで判明しないのは、
探偵が犯人を突き止めないまま終わってしまった推理小説みたいで、気持ちが悪いです。
小説が終わる時に、これから詩史と透はどうなるのか、邪悪な心を持った耕二がこの後どう出るのか
予測をさせずにブッツリと終わったのも、映画「 パイレーツ・オブ・カリビアン 」の第2話が、
いかにも「 次に続く~ 」 という終わり方で終わったのと同じく、ムッと来ましたよ。
やっぱり、小説でも映画でも、読み手、観客に納得させなきゃ、満足度も低くなるよね。

ただ、後半は、二へドンが納得の出来る描写が多くなって来て、すごく楽しめました。
1番「 そうそうそうそう!!! 」 と共感出来たのが、由利が透にパンケーキのお店で
絶縁宣言をする所です。

347ページの由利の台詞を引用しますね。
「 電車の中で脚ひらいて坐るし、忙しくてなかなか会えなかったりするし、女の子のこと
  かわいきゃいいって思ってるオジサンみたいなとこもあるけど、でも好きだったのに。
  襟の大きいシャツとか着て、ちょっとホスト入ってるみたいなカッコだって、
  お友達はへんって言ったけど、私は好きだった。 だって耕二くんやさしかったし・・・・。」
この由利の台詞を、石田様を思い浮かべながら読むと、まるで二へドンが石田~リンに向かって
しゃべっているみたいで、超可笑しかったです。 うぷぷぷぷ・・・・・。

そして由利が最後に爆弾を投下します。 「 でももうやだ 」
どうです? 女の人なら、1度や2度、男に向かって、この言葉を口にしませんでしたか?
「 でももうやだ 」 
平仮名6文字で凄い破壊力有るでしょ?
くどくどくどくど、御託を並べるよりも、強烈なパンチですよ。 たった1言で。
「 でももうやだ 」 うははははは・・・・・・・。

二へドンは、最初、江國香織の文章に馴染めなかったのに、今では、彼女の次の作品を
読んでも良いなと思えたのは、この 「 でももうやだ 」 の1言が有ったからなんです。
この 「 でももうやだ 」の気持ちが分かる人は、「 女心検定 」に合格出来ますよ。
だって、「 でももうやだ 」なんだから。
一般的に男は、特にカッコつけの男は、こういう時に自分を正当化する事を、つべこべ言うものですよね。
女の子は1言。 「 でももうやだ 」。 いや、最高っすよ。 これ。 にんまり。

あと、二へドンが笑いを禁じ得なかったのが、喜美子が泣きながら耕二に
「 会いたい 」と電話をした時に耕二は会いに行かなかったのです。
その2日後に喜美子が電話で「 あなたの顔は2度と見たくない。」と言うのです。
そして別れた後、耕二の方が喜美子に未練タラタラになっちゃって、
喜美子のフラメンコの発表会に発作的に行ってしまうのですが、
そこで客席にいるはずの無い喜美子を見てしまうのです。

320ページ~321ページのこの箇所を引用します。
「 耕二はそこにつっ立って、喜美子をみつめた。 まじろぎもしなかった。
  喜美子があんなふうに平気な顔で、笑ったり喋ったりしていることが奇妙に思えた。
  喜美子を連れ去りたいと思った。
  いつもの場所に、アパートでもしけたラブホテルでもいいから、喜美子が素顔を
  さらけだす場所に、喜美子を連れ去りたいと思った。
  どのくらいの時間、そうして眺めていたのだろう。 1、2分、あるいはもっと短かったの
  かもしれない、そして、喜美子が耕二を見た。
  喜美子の表情をよぎったのは、驚きではなく怒りだった。 ほとんど憎悪といってよいほどの、
  揺るぎない怒りだった。
  それから、喜美子は何もなかったように談笑を続けた。耕二をちらりとも見なかった。
  完全に黙殺した。 」

そして、打ちのめされた耕二は、その後も喜美子の事をうじうじ考えながら、こう思うのです。
323ページからの引用です。
「 自分でも自惚れていると思うが、耕二は、喜美子が自分を無視するとは思っても
  みなかった。 いつだって喜美子の方が過剰だった。 それをうとましく思っていた。 」

皆さんは、こういう経験有りますか?
無視した方ですか? 無視された方ですか?
二へドンはもう笑い過ぎて、お腹が痛いです。
この喜美子って、二へドンの事ですか?
この作品は平成13年12月にマガジンハウスから刊行されているので、
二へドンを見ていて書いた訳は無いのですが、「 どっぺるげんがあああ!! 」的な
驚きでした。
二へドンの場合、つい先月の事なんですが、
前に二へドンが電話をした時に、「 迷惑なんです!」 と宣まった男と、
映画館の客席で出くわしてしまったんですよ。

二へドンが先に2列目の真中に座っていました。
1列目の真中は車椅子用のスペースだったので、客席に入って来た人は、
必ず二へドンの視界に入るシチュエーションだったのですね。
その男が最初にシアターに入って来た時に、二へドンのお目目レーダーが奴を捕獲。
奴は二へドンの左側を通って後ろの席へ。 で、二へドンの取った態度は無視。
上映開始前に、奴は今度は二へドンの右側の通路を通って外へ出て行きました。
二へドン・レーダーは、奴の背中が強張っているのをキャッチ。
でも奴は、こちらの様子を窺いたくて仕方がないのが手に取るように分かりました。
で、二へドンが取った態度は無視。 だって、スコーンを食べていたんだもん。
奴は、何かを買いに行ったんだか、トイレに行ったんだか、又戻って来ました。
二へドンの前を通って、右側の通路を通って、自分の席に戻って行きました。
二へドンの目の前を通ったんだから、「 あ!」 みたいなリアクションを取ってあげれば
良かったのかもしれないけれど、二へドンの取った態度は無視。
だって、コーヒー飲んでいたんだもーん。

休憩時間に、( オペラ映画だから休憩時間が有る。) 奴は又、右側の通路を下りて来て、
二へドンの前を通りました。 で、二へドンは又、喜美子状態。 無視。
だって、ノートを鞄にしまっていたんだもーん。

その後、二へドンもお手洗いに向かいました。
トイレに向かう曲がり角で、トイレから出て来た奴と鉢合わせ。
すれ違う時に奴はむっとしていたけれど、喜美子さんは無視。
だって、そういう事もあろうかと予測して、顔を直接見なくて良いように携帯メールを
見ながら歩いていたんだもーん。
あんな肩が触れる程、狭い通路ですれ違っておいて、無視も無いもんだけど。
だって、二へドンは喜美子さんなんだもーん。

二へドンが席に戻る時、奴の席を確認しました。 
エグゼクティブ・シートで踏ん反りかえっていました。
最初、二へドンがチケットを引き換えた時、窓口のお姉さんにエグゼクティブシートを
勧められたんだよね。 OKしてたら、奴のお隣で映画鑑賞だったかも!?

上映が終わり、奴はまた右側の通路を下りて来て、二へドンの前を通りました。
二へドンが徹底的に無視を決め込んだからでしょうか。
奴は二へドンに気付かれるのも厭わない様に首を捻じ曲げて二へドンの方を見ました。
二へドンは、奴をレーダーで捕獲はしていたけれども、喜美子さんだから無視。
だって、ブランケットはたたまなければならないし、コートも着なければならないし、
落し物は無いか確認しなければならないし、( この間映画館でシュシュ落としたし。)
ノートは鞄にしまって、3つも4つも持ち歩いている頭陀袋を腕にかけなければならないし、
映画の後って、二へドンは結構忙しいのよ。

もたもたしていたら、シアターを出たのは二へドンが1番最後でした。
二へドンはそのままトイレに行って、インフルエンザ対策に手を洗剤で丹念に洗い、
うがいなんぞして、ボサボサの髪にブラシを当てるのに時間をかけ、のんびりトイレを出ました。
そして、ロビーで映画のチラシをかき集め、売店を冷やかして、
やっとの事で無人になって静まり返っていたロビーを出ました。

上映後、優に15分は経過していたでしょうかね?
もう奴には出くわさないだろうと思い、外に出る自動ドアに向かった所、
「 !! 」
奴が外の植え込みの前に立っていました!! 
「 何やってんの? あいつ!? 」
もう二へドンがいるの分かってるんだから、とっとと帰れば良いのに。

幸いな事に、二へドンが自動ドアを潜った時には、奴は携帯でお話し中だったので、
そのまま奴の視界の中を横切ってエスカレーターに乗って駅へ向かいましたわ。

奴は、耕二だったのでしょうか?
奴は二へドンが自分を無視するとは思ってもみなかったのでしょうか?
いつだって、二へドンが過剰だったのは自覚してました。
それを相手がうとましく思っていたのも知っていました。
でも、好きなんだもーん!!
もう自分を相手にしてくれない人が8回も二へドンの視界に入ったこの日は
すっごい幸福でした。
好きなのに、黙殺!? うん。

事実は小説よりも奇なり・・・・・・・なんですよ。
二へドン劇場 第2章に続く・・・・・・・・・。

BOOK DATA : 「 東京タワー 」 
            著者 : 江國香織 ( えくに かおり )
            出版 : 新潮文庫
            価格 : 本体 ¥590.- ( 税別 )
            ISBN4-10-133921-X


***** 「「東京タワー」 by 江國香織 」 ・ 完 *********





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Posted by ニヘドン at 13:59│Comments(2)読書
この記事へのコメント
ニヘドンさん。
遅くなりましたが、新年のご挨拶を。
明けましておめでとう御座います。
本年もよろしくお願いいたします。
今年も話題豊富なブログを楽しみに
しています。
Posted by なっちゃんなっちゃん at 2009年01月05日 17:30
> なっちゃんさん。

   早々にご挨拶にお越しいただきまして、
   ありがとうございます。

   今、無性に、小説が読みたいモードになっています。
   なっちゃんさんが好きな小説家は誰ですか?
   また面白い情報があったら、教えて下さいね!

   今年もお互い、元気にブログ生活を送りましょうね!!
Posted by ニヘドンニヘドン at 2009年01月05日 21:15
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