2010年07月23日

「 借りぐらしのアリエッティ 」

鑑賞日 : 2010年07月23日(金)
映画館 : 横浜 MOVIL
料金 : 1,000円 ( レディース・デー )

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

うん。なかなか水準の高い映画でした。
ニヘドンは、この映画を評価しますよ。
もし、この映画がノン・ジブリの映画であったなら、ニヘドンは拍手かっさいして大賞賛したと思います。

でもねぇ…所詮ジブリ映画なんだよね…。
一旦 「 ジブリ 」と言う優等生の仮面を被っちゃったから、もうその仮面を取り払う事が出来なくなっちゃった。
世間一般の人が、「 ジブリ 」と聞いて期待する物を裏切らない様に、
「 ジブリらしく」 「 ジブリらしく 」って頑張っていたら、こんな映画になっちゃいましたーって感じ。

もう、ジブリが日本のアニメ映画界に果たした功績は、過去の歴史になっちゃったんだね。
これから新しく、アニメの歴史を塗り替えたいのであれば、ジブリは解散しないと、
もう新しい冒険は出来ないでしょう。
アニメのストーリーが、「 冒険 」 と 「 勇気 」を謳っているのに、
肝心のジブリが、看板が大き過ぎて、冒険をする勇気が無くなっちゃったって、勿体無い。
これからの日本の新しいアニメは、ノン・ジブリから来るのは確実。

アメリカのロック・グループ「 イーグルス 」が、「 ホテル・カリフォルニア 」をリリースした時に
誰だったか、「 イーグルスはもう解散するしかない。」 って言ったの。
それ程、「 ホテル・カリフォルニア 」の曲の完成度は完璧だったの。
スタジオ・ジブリも、もう過去の名作以上のものは出来ないのかもしれない。
現状維持で、今のジブリ教の信者達を、そこそこ満足させて行くしかないのかもしれません。

だから、「 借りぐらしのアリエッティ 」は、予想を覆す驚きが一切無かったのです。
描かれている世界は、いかにも三鷹のジブリの森を彷彿とさせる景色だし、
見えない筈の「 小人 」が見えるのも、ジブリのお約束の設定だし、










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Posted by ニヘドン at 17:54│Comments(0)映画
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