2010年08月12日

「 パイレーツ・ロック 」 ・ 後半

二へドンは、片腹痛い。
何故にジパングと云ふ国では、この映画が大ヒットしなかったのだろうか。
この映画を見ないで、「 音楽が好きだ。」 と平気で言いながら生きて行く人達で
溢れ返っている国になんか居たくない。

イギリス人と結婚してロンドンに住んでいる人が、今朝、
「 ロンドンはいきなり夏が終わり寒くなった。」 と twitter で教えてくれた。
想いはロンドンに飛んだ。 寒いロンドンに行きたい。 生温かいジパングは嫌だ。
そんな想いを込めて、「 パイレーツ・ロック 」 ネタバレ・ストーリー後半戦を行ってみよう!

「 パイレーツ・ロック 」前半の記事はこちら → http://nihedon.hama1.jp/e522921.html

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「 パイレーツ・ロック 」 ・ 後半


邦題「 パイレーツ・ロック 」
原題 : The Boat That Rocked
鑑賞日 : 2009年10月13日(火)
会場 : 東宝東和株式会社 試写室
料金 : 無料 ( 駐日英国大使館のご招待 )
監督 : リチャード・カーティス
製作国 : イギリス
製作年 : 2009年
出演 : フィリップ・シーモア・ホフマン / ザ・カウント
     ビル・ナイ / クエンティン
     リス・エヴァンス / ギャヴィン
     ケネス・ブラナー / ドルマンディ大臣
     ニック・フロスト / デイヴ
     トム・スターリッジ / カール( 18歳と半年の設定 )
     クリス・オダウド / シンプル・サイモン
     ウィル・アダムズデイル / ニュース・ジョン
     トム・ブルック / シック・ケヴィン
     リス・ダービー / アンガス
     キャサリン・パーキンソン / フェリシティ
     アイク・ハミルトン / ハロルド
     シネイド・マシューズ / ミスC ( ドルマンディ大臣の秘書 )
     トム・ウィズダム / マーク
     ジェマ・アータートン  / デジリー
     ジャック・ダヴェンポート / トゥワット
     ラルフ・ブラウン / ボブ
     タルラ・ライリー / マリアン
     ジャニュアリー・ジョーンズ / エレノア
     アマンダ・フェアバンク=ハインズ
     フランチェスカ・ロングリッグ
     オリヴィア・ルウェリン
     エマ・トンプソン / シャーロット ( カールのママ )

プロダクションデザイン / マーク・ティルデスリー
衣装デザイン / ジョアンナ・ジョンストン

劇中で使用された曲
ステイ・ウィズ・ミー ( Stay with me / Eighth Wonder 《エイス・ワンダー》 )
オール・オブ・ザ・ナイト  ( All Day and All of the Night / キンクス )
エレノア
ジュディのごまかし ( Judy in Disguise / John Fred and His Playboy Band )
ダンシング・イン・ザ・ストリート ( Dancing in the Street / マーサ&ザ・ヴァンデラス )
   → この曲って凄いよね。 ヴァン・ヘイレン、デヴィッド・ボウイ、ミック・ジャガー、
      ママス&パパスがカバーしまくりだもの。
素敵じゃないか
ウー・ベイビー・ベイビー
ジス・ガイ
クリムゾン&クローヴァー
ハイ・ホー・シルヴァー・ライニング
恋のマジック・アイ
ウィズ・ア・ガール・ライク・ユー
あの娘のレター
アイム・アライヴ
イエスタデイ・マン
アイヴ・ビーン・ア・バッド・バッド・ボーイ
サイレンス・イズ・ゴールデン
この世の果てまで
フライデー・オン・マイ・マインド
マイ・ジェネレイション
アイ・フィール・フリー
風の中のマリー
青い影
ジーズ・アームズ・オブ・マイン
クレオズ・ムード
恋にご用心
シーズ・ラザー・ビー・ウィズ・ミー
98.6
サニー・アフタヌーン
父と子
サテンの夜
この胸のときめきを
ステイ・ウィズ・ミー
ハング・オン・スルーピー
ジス・オールド・ハート・オブ・マイン
レッツ・ダンス


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この映画の中で二へドンが凄く気に入ったのは、始終、キャビンの中で、木がギシギシギシギシ
言っている音が、ちゃんと映画の中に入っている事です。
船に乗った事の無い人には分からないかもしれませんが、
船旅をした事の有る人なら、このギシギシ音が、何ともリアルな雰囲気を醸し出していると感じるでしょう。
太平洋を客船で横断した事の有る二へドンは、このギシギシ音を聞くだけで、
もうトリップしちゃいますね。

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シンプル・サイモンの結婚のお祝いパーティーをしたDJ達は、へべれけ状態になり、
道路でへたばってしまう。
建物のバルコニーで揃って泳ぐ真似をしたり、
パンツ一丁の格好で 「 I'm married !! 」 と叫んだり、大騒ぎをする。 ( こういう描写、楽しい!)
カールのキャビン・メイトは、カールに「 クエンティンが君の親父じゃないか? 」 と言う。

♪ エレノア ぼくのそばにいて ♪ ( 「 エレノア 」 より )
  ( この曲から、彼女の名前はエレノアにしたんですね。 )
金髪の凄い美女エレノアが海賊船に乗り込む。 
クエンティンが介添え役として船の上で結婚式が行なわれる。
翌朝、キッチンに居るシンプル・サイモンにカールが「 初夜は? 」と尋ねる。
サイモン 「 これからだと思うよ。」
そしてエレノアの口から衝撃発言が!
「 サイモン。 愛してるわ。 ギャヴィンって素敵! だから夢中なの。
  貴方と出会う1週間前に彼に会って恋に落ちたの。
  この船に乗るには結婚しかない。 でもギャヴィンが結婚する訳に行かない。
  だから今日からギャヴィンの部屋に移るわね。 」
DJが事の顛末をラジオで放送する。
「 結婚生活は17時間でした。」
♪ ぼくは よく尽くさなかったかい? 行かないで、ベイビー ♪ ( 泣く )

ギャヴィンは船の仲間に吊るし上げられる。
「 俺は止めろと言ったんだ。」 ギャヴィンは防戦一方。 「 これもロック界の暗部だ。」
Count がギャヴィンに宣戦布告をする。
アメリカのチキン・レースをする事になった。
ギャヴィンとCount の2人は、高いマストに素手で登り始める。
Count が途中で足を滑らせ窮地に陥る。
結局、Count もギャヴィンも、2人共マストの天辺に着いてしまう。
もうこれ以上、上にはマストは無いので、2人は、横木を渡り始める。
横木も、端まで行ってしまうと、ギャヴィンは海に飛び込む。
続いて Count も海に飛び込む。

左手を吊りながらDJをする Count とギャヴィン。
ギャヴィンは放送中にシンプル・サイモンに謝罪をする。
ギャヴィンは松葉杖を突きながら放送室を出る。
デッキの上では他のDJ達がバスケットボールに興じている。

夜、DJ達は集まって告白ゲームを行なう。( 学生達の合宿のノリだね、全く・・・。)
Count 「 王室のエッチな夢は見た事が無い。」
フェリシティ 「 まだ男と寝た事が無い。」
ギャヴィン 「 俺は女とデートした事が無い。」

ギャヴィンの放送を聴いて、固まるドルマンティ大臣とトゥワット。

クエンティンが、「 カールのママが明日船に来る。」 とカールに伝えに来る。
予定通りカールのママが船にやって来て、船のメンバー達は大歓迎をする。
カールは、ママに用意されたキャビンに行き、ママに質問をする。
「 クエンティンは僕のパパ?」
ママの答え 「 No, he isn’t. 」
カール 「 父さんだったらいいなって思っていたんだ。 父さんが欲しいよ。」

シック・ケヴィンは、うさぎの着ぐるみを着て出て来て、皆から
「 バニーはイースターだ。」 と馬鹿にされる。

しかめっ面のドルマンティ大臣と、小さなパーティ・ハットを被ったトゥワット。
ドルマンティ大臣の奥さんと娘も一緒にクリスマス・ディナーのテーブルに着いている。
皆で、しょぼいパーティ・クラッカーを鳴らす。
ドルマンティ大臣「 非常に盛り上がったな。」 ( おとぼけケネス・ブラナー最高!)

このシーンで流れる歌詞は ♪ When I say I need you  ♪
カールはボブの所に行く。
カール 「 I think ・・・・・・ I think you are technically speaking my dad.
探し続けて来た人なんだ。」
ボブ 「 Cod. ダスティ・スプリングフィールドかい? 」

トゥワットはドルマンティ大臣の所へ行き、何かの書面にサインをして貰う。
閣議では海賊船を取り締まる海洋犯罪法を成立させる事に決定された。
海洋犯罪法では、リスナーも刑に処せられる事になった。

夜、海賊船のデッキの上で、Count とカールが話をしている。
次々に他のメンバー達もやって来る。
Count 「 もう頂点は極めちまった。 後は下るだけだ。」
クエンティン 「 00時で、この船は幽霊船だ。」
Count 「 1日24時間、放送し続ける。」
ギャヴァン「 お前1人じゃリスナーが退屈しちまう。 俺とお前で12時間ずつはどうだ? 」
他のDJ達が、これを聞いて黙っている訳が無い。
結局、全員のDJ達が、今まで通り、放送を続ける事に心を決める。
シンプル・サイモン 「 でも音楽が有ったから生きて来れた。
              カウント・ダウンだ。 後は沈黙のみ。 3! 2! 1! 」
しーん。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「 なんちゃってねー! 」
ロックの放送は続けられる。

夜、海賊船にマリアンと友達のマーガレットがやって来る。
マリアン 「 あの夜は御免なさい。 試してみる? 」
      ( うわー。大胆過ぎるよ、マリアンちゃん。 
        二へドン、この年になっても、そんな事、死んでも言えないよ。)
カール 「 スクラブル・ゲーム好き? 」
マリアンがカールにキスをする。
カール「 シック・サイモン、出てって。」

エリザベスに紅茶を出したフェリシティは、彼女に一目惚れしてしまう。
カールが部屋を出ると、カールの童貞喪失のニュース・フラッシュが放送されていた!

夜、海賊船取り締まりの高速艇が出動。 
海賊船が停泊した海域の船を取り押さえ様とするが、その船は魚しか積んでいなかった。
一方、海賊船は航海を始めたが、大きな爆発音が船内に木霊する。
エンジンルームが爆発し、船倉に穴が開いてしまう。
海は、冷たい北極海。
続々と水が船室に入り込んで来る。

リスナー達は皆、心配そうにラジオの前で座り込んでいる。
トゥワットは首相に電話をして、海賊船の救助を要請するが、「 予算が無い 」と却下される。
海賊船は、もうタイタニック状態。
DJ達は、皆一箇所に集まっているが、そこにボブの姿が見えない。
カールがボブを探しに行く。

ボブは自分の部屋でグレイトフル・テッドの新曲を聴いていた。
カールはボブに急を告げ、皆の居る場所に避難しようとする。
カール 「 穴に気をつけて!」
ボブは穴に落ちてしまう。 どんどん下へ下へと沈み、とうとう底まで到達してしまう。
カールは水の中で、ボブが抱えていたレコード入りの大きな木箱を捨てる様に説得する。
箱の蓋が開き、中からレコード盤が1枚、また1枚と、水中にプカプカと浮かび出す。
( 二へドンはこのシーンで号泣。 これ、どうよ!!
  大抵の読者の皆さんは音楽が好きって言う人だと思うけど、この真似が出来る?
  命と引き換えてもレコード盤が大事だと思える?
  ここまでの音楽馬鹿になれたら本望だよね。みんな、ちょっと考え方が甘いよ。)

ラジオも止まってしまう。
海賊船は半分沈み、残ったデッキの上につかまっている人々。 もう絶体絶命。
朝が来て、視界が開けて来ると、何千何百もの小さなボート達がやって来た。
ギャビンを筆頭に、皆、次々に海に飛び込む。
ボートに乗った人々は、各自プラカードを上げている。
「 無線を傍受した 」
「 アンガス以外なら誰でも!」 ( 笑 )
この様なプラカードを掲げたボートが海上を色鮮やかに埋め尽くしている。 圧巻!

最後に Count が水面に浮かび上がって来て「 Rock’n Roll!!!」 と叫ぶ。
スーパーが流れる。
「 1967年の夏までに海賊船を追う政府の動きは終わった。
  現在イギリスでは299局の放送局が有る。 1日24時間の放送を流している。」
ラストに流れる曲はデヴィッド・ボウイの ♪ Let’s Dance

スクリーンに過去のヒット・チャートを飾ったレコード・ジャケットが次々に現れる。
「 当時、海賊局に関わった全ての人々に捧ぐ 」

いい映画だ! 目茶苦茶いい映画だ!!
この作品を見なかった全ての人に、二へドンから Fワードを捧ぐ・・・・・・・・・・・。

***** 「 「 パイレーツ・ロック 」 ・ 後半 」 ・ 完 ********




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Posted by ニヘドン at 11:43│Comments(0)映画
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