2009年03月04日
「 ローリング・ストーンズ 〜 シャイン・ア・ライ ト 」

写真は映画
「 THE ROLLING STONES
SHINE A LIGHT 」のプログラムの表紙です。
見たかったんですよ。
この映画!!
昨年からずっと来るのを待っていたんです。
最初、都内の映画館で上映されたのですが、
生憎ニヘドンのスケジュールが上映時間に合わなくて、
ずっとヤキモキしていたのです。
やっと川崎と横浜の109シネマズで上映が始まったものの、
上映が1日に2回だけと、忙しい人には、かなりキツいスケジュール!
(>_<)
やっとこさ今日、109 シネマズ MM で 10:10の回を見る事が出来ました。
良かった。
感涙で顔中が痒くなった。
ザ・ローリング・ストーンズ やっぱ最高だわ!
最近、ザ・フーの映画も公開されて、見たニヘドンはハッピーだったけど、今日ストーンズの映画を見てダブル・ハッピーになりました。
ニヘドンのロックにまみれた少女時代は、間違っていなかったと再確認出来て、本当に感動の2時間でした。
「 メンバーが皆じじぃだ。」とか
「 ギター・テクが古い。」とか
仰る方は、ご退場下さい。
ロックを愛する心をお持ちの方、ロック野郎に理解を示しても良いと思われる方のみ、この先をお読み下さい。
ニヘドンが沢山の映画を見ていると聞くと、よく「 お勧めの映画を教えて下さい。」と言われます。
そう言う場合は、出来るだけ2本セットにして教える様にします。
こう云う質問をして来る人は大抵、映画は好きなんだけど、なかなか見る暇が無い人です。
そういう人達には、折角の映画体験を1本だけに終わらせないで、2本見る事で、さらに映画体験を深める事が出来ると信じているからです。
同じ原作でも、監督に依って、こんなに違う映画になるよ。とか。
同じ人物を扱っていても、こんなに解釈が違うよ。とか。
勿論、オリジナル版とリメイク版を対比させて見るのも面白いだろうし。
戦争映画だったら、勝った国が作った映画と、負けた国が作った映画を比べて見るとか。
ニヘドンは段々とマニアックな世界に片足を入れ始めているので、一見、繋がりが無さそうに見える映画をセットにして紹介するのを楽しんでいる今日この頃です。
黄金時代のロックを楽しみたい人には、
・ THE ROLLING STONES - SHINE A LIGHT
・ THE WHO - Amazing Journy
の2本を。
さらにロック道を極めたい方には
・ LED ZEPPELIN 狂熱のライブ
をお勧めします。
いきなりストーンズとZEP の組み合わせは止めた方が良いと思います。
両者はちょっと毛色が違う?
と言うか、お互いのコアなファン同士があまり交流しないと言うか…。
ニヘドンが追っかけをしているヴァイオリニストの石田泰尚様のファンの人だけに分かる様に具体的に説明すると………。
トリオ・リベルタは、石田様ファンも中岡さんファンも、松原さんファンも、皆さんお互いをリスペクトしているでしょ?
それぞれ1番好きなアーティストがいても、同じコンサート会場にいたら皆同じ「 リベルタ・ファン 」と言う一体感がある。
2年程前のソプラノ歌手・柴田智子さんのコンサートに、石田様と浅倉大介クンがゲストで出演した時は、会場内にいた石田様ファン達と浅倉大介ファン達が相容れない雰囲気だった様な……。
多分、ストーンズ・ファンと ZEP・ファンも相容れないものが有るような無いような……。
ニヘドンがロックで青春をしていた時代は、まだインターネットが無かったから、各自のブログを通じてファンが交流すると云う事が無くて、余計にそう感じちゃっているだけなのかもしれませんが……。
THE ROLLING STONES を極めたい方には、
・ THE ROLLING STONES - SHINE A LIGHT
・ アニー・リーボヴィッツ ー レンズの向こうの人生
をお勧めします。
「 SHINE A LIGHT 」はどちらかと言うと、ストーンズの良い子の顔をした部分が
クローズアップされていたと思います。
長いストーンズの歴史が、そんな良い子ちゃん人生だった訳が無い!!
じゃあ、本当はどうだったの!?
というのが、アニー・リーボヴィッツの映画で分かります。
これは、アニー・リーボヴィッツという女流カメラマンのドキュメンタリー映画なのですが、
彼女がストーンズのアメリカ・ツアーに同行して密着取材した時の写真や映像がかなり
流れるのです。
ドラッグやり過ぎて正体不明で床に倒れているミック・ジャガーの写真とかね。
ストーンズを知らない若い世代の方々も、一応この2本の映画を見ておくと
ストーンズの表と裏の両方のアウトラインはつかめるかな?
さらにストーンズを極めたい方への3本目のお勧めは「 ブライアン・ジョーンズ 」。
これを見ると、ストーンズって、ブラックだったんだな・・・と思っちゃうかも?
あと、ギタリストのキース・リチャーズを、どこかで見た事あるぞ?と思われた方は
「 パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド 」で復習しましょう。
もう1度 「 ワールド・エンド 」を見て 「 シャイン・ア・ライト 」を見ると、
キースは 「 ワールド・エンド 」には、ほとんど特殊メイクしていなくて、
素顔だった事が分かります。 ( 爆! 爆! 爆! )
と言うか、この映画の中のキースは、かなりパイレーツ・オブ・カリビアンを意識してるよね?
もじゃもじゃヘアーにバンダナを捲いて、黒のロングコートの襟口には
髑髏のパイレーツ・バッヂを付けていたもの。
初めてストーンズのライブ風景を見た人は、
「 うわあ、パイレーツ・オブ・カリビアンがギター弾いて歌ってる!」と思うはず。
では、ストーンズを知らない方の為に親切なメンバー紹介です。
映画に出ているメンバーは、
ヴォーカル : ミック・ジャガー ( 1943年生まれ! )
ギター&ヴォーカル : キース・リチャーズ ( 1943年生まれ! )
ギター : ロニー・ウッド ( 1947年生まれ! )
ドラムス : チャーリー・ワッツ ( 1941年生まれ! )
「 映画に出ているメンバー 」という言い方をしたのは、
オリジナル・メンバーにギタリストのブライアン・ジョーンズがいたのですが、
1969年にストーンズを脱退。直後にプールで謎の死を遂げちゃいます。
映画 「 ブライアン・ジョーンズ 」では、ブライアンが、
スターダムにのし上がったストーンズのメンバーとしての悩み、孤独を抱えていた様子、
そして疑惑の死が、果たしてどの様な状態だったのかを、多くの人々の証言を元に
再構築されています。
「 ブライアン・ジョーンズ 」は日本で公開された時に、
余り話題にならなかったと思うけれども、「 シャイン・ア・ライト 」を見たら
もう 「 ブライアン・ジョーンズ 」も見なければ駄目だろう。
で、ブライアン・ジョーンズの後釜にミック・テイラーが加入するも、
1974年に脱退。 その後に入ったのがロニー・ウッドという訳なんです。
ストーンズの誕生は、ロンドンで、1962年と云うのですから、いやだわ!!
ブログを書いてる誰かさんと同い年だわ!!
じゃあ、二へドンは、文字通り、ストーンズと共に人生を歩んじゃってるのね!!
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映画の冒頭は、ツアーの打ち合わせ風景から始まります。
ツアーで移動中のメンバー達が移動する都市名と、打ち合わせの風景が交互に
スクリーンに出て来ます。
London ・・・・・・・ ステージ・デザインのミニチュアを見てミックが「 ドールハウスみたい。」
New York ・・・・・ 「 こんなステージのデザイン、何の意味が有るの?」
Chicago ・・・・・・・ この映画の監督、マーティン・スコセッシも出て来ます。
「 もう分からんよ。 」
Detroit ・・・・・・・・ 「 ツアーの間中、返事を寄越さん。」
Van
Posted by ニヘドン at 14:42│Comments(0)
│映画
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