2011年08月26日

イメージフォーラムが二へドンの運命を変えた!?

イメージフォーラムが二へドンの運命を変えた!?保土ヶ谷区・児童遊園地にお住まいの
ボヘミアン・キャッツのお一人。
人間が近付いても、こんな風に
「 ふにゅ~ん 」としている
お猫様が可愛くて仕方が無いのです。
撮影 : 執事のセバスチャン

さて、二へドンは2011年08月16日(火)から
2011年08月23日(火)まで
日曜日を除く全7日間の
「 イメージフォーラム サマースクール 」を
受講しました。
2つのコースが有り、
・ アニメーション ワークショップ : 創作の現場
・ フィルム・ヒストリー
ですが、二へドンが受講したのは
フィルム・ヒストリーの方です。

実験映画の黎明期から現在に至るまでの全容を
日本と海外に分けて俯瞰しました。
講師の先生
( 日本 - イメージフォーラム・プログラマーの澤隆志
  海外 - 映像作家の中島崇 )
の解説と実際の映像作品を多数観ました。

1895年のリュミエール兄弟、ジョルジュ・メリエス、
マン・レイ、レン・ライ、ジガ・ヴェルトフ、
細江英公、大林宣彦、松本俊夫、寺山修司・・・・・・・等等。

この講座を受けたら、実験映画について薀蓄垂れても許されるだろう
と思える位、充実の内容でした。
毎日3時間の講座を7日間受けて、受講料は12,000円でした。
1日当たり 1,714円。
1時間当たりは 571円ですから、目茶目茶良心的です。
1,800円出して、実に下らないハリウッドの金儲け主義の駄作を見せられる
事を考えたら、映像の歴史の名作の数々を見られて
1時間571円ですか!?
これは受講しなければ嘘でしょう。
中島崇先生のお話では、例年、大阪とか遠方の受講生がちらほらいるそうなんですよ。

大満足の講座に、二へドンは又来年も必ず申し込もうと胸を熱くしたのですが、
上映作品の中に細江英公の「 へそと原爆 」と云う作品が有りました。
日本は今年、想像だにしなかった原発の事故により再被爆をする事になってしまいました。
その緊迫した状況下に身をおいて、この映像を見ると恐怖も一塩です。
この映像で被写体となっているのが、舞踏家の土方巽( ひじかた たつみ )でした。
二へドンは勅使川原三郎とか岡本芳一等の、日本人のパフォーマーに感銘を受けていたので、
俄然、土方巽にも興味を持ちました。

そして講師の澤隆志先生が、二へドンに取って実に悪いフライヤーを見せてしまいました。

山口県山口市にある山口情報芸術センター( YCAM )のイベントでした。
内容をYCAMのホームページからコピペしますね。

*****************************

土方巽「肉体の叛乱」 撮影:羽永光利
映像で見る世界のダンス vol.2 「特集 土方巽」
日付/時間 : 2011-09-23(金・祝)-2011-09-25(日)

場所 : 山口情報芸術センター スタジオC
料金 : 料金:700円 【全作品券】一般1,500円/any会員・特別割引・25歳以下1,200円

9月24日(土)
10:30「肉体の叛乱」「疱瘡譚」/
13:35 レクチャー「土方巽ー言葉と身体」 講師:安藤礼二/14:40「陽物神譚」/
15:50 トークイベント「人間土方巽(カマイタチの跋扈)」ゲスト:麿赤兒/
17:00 「夏の嵐 燔犧大踏鑑」

※レクチャー、トークイベントへのご入場には、
本特別上映会のチケット、またはチケットの半券が必要です。
*全作品券を、電話/窓口にて予約、販売しております。
※チケット発売:8月6日(土)
電話/窓口:山口市文化振興財団チケットインフォメーション(YCAM内)
083-920-6111(10:00-19:00 ※火曜休館・祝日の場合は翌日)


パフォーミングアーツの歴史と魅力を再発見する
今もなお、世界中の芸術家に影響を与え続ける舞踏家が蘇る
舞台芸術の歴史と、映像によって語られる身体表現の魅力を紹介する
上映シリーズ「映像で見る世界のダンス」2回目は、記録映像4作品の
上映、レクチャー、トークイベントを通じ、舞踏家、土方巽をご紹介します。
1960年代に土方によって創始された暗黒舞踏は、「BUTOH」の名として世界中に伝播し
、多様な芸術表現、幅広い世代へと影響を与え、現在の日本のダンスシーンにおいても
その軌跡を見ることができます。
本特集では、土方の身体像を描写し、その時代背景までを感じさせる貴重な記録映像、
土方の思想を伝えるテクスト、創作に携わった人物の語りから、土方の魅力と
今日における土方の功績を考えます。
貴重な映像記録とともに、もうひとつの記録である言葉を通じ、
土方巽という、現代に続くイマジネーションの源泉をご紹介します。

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ね? 滅茶、面白い企画でしょう?
しかも二へドンは土方巽に興味を持ってしまったのだから、行かなきゃ二へドンが廃るよね?
でも、でも、山口県は遠すぎる。
先週、往復飛行機でホテルの宿泊を付ける「 ANA楽パック 」で試算を試みました。
8万円近く掛かりました。
うっそ~。 8万円払うんだったら、韓国とかグアムとか、下手したら台湾1周ツアーに
参加出来ちゃいます。
今の二へドンの経済状態では無理だな。
1度は諦めました。

ところが、今朝、ブログ更新をサボって何をしていたのかと言うと、
何とか安く山口に行く方法は無いものかとネット検索を繰り返していたのでした。
二へドンが得意とする高速バスは、残念ながら横浜or東京 → 山口の便を
見つける事が出来ませんでした。
そこで横浜 → 広島の便を見てみました。
09月22日(金)の便で 6,500円です!
ビックリ! 6,500円では、新幹線だったら、東京から浜松までだって行けない!
もう、これは頼むしかないでしょう。
3連休の時期ですから、うかうかしていると、1万円の高いバス便しか残っていなく
なるかもです。
慌てて帰りの便も探しました。
09月25日(日) 広島→横浜で料金は何と 4,800円でした。
往復で約1万円!!

広島から山口までの在来線を調べると、約3時間の乗車で料金は 2,520円でした。
全然、許容範囲です!
更に宿を調べると、JR山口駅周辺には見つけられませんでしたが、
1つ手前の湯田温泉駅周辺に安いビジネスホテルを見つけました!
「 湯田温泉プラザホテル寿 」でシングルルームが1泊3,900円です!
このホテル、宿泊費も安いですが、ホテルから山口情報芸術センターまで徒歩圏と、
立地条件もバッチリなのです。

もうこれは行くしかないでしょう!!
そういう訳で、24時間前迄は二へドンの予定には全く無かった山口旅行が
突如として決定してしまったのでした。
人生って、こんなものでしょう。 
運命が背中を押しているとしか思えない。
行って来ます。

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石田様の為に又、並んじゃったよ! (^。^;)
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Posted by ニヘドン at 01:24│Comments(0)チケット販売
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