ドンドン日記

今日は、神奈川フィルの公開練習に来るつもりではなかった。
が、マッハママとデートをする話が　あれよあれよとまとまり、ヴァイオリンレッスンが休講だったので
ほんの１時間位アートホールで練習見学を一緒にする事になった。

磯子スポーツセンターでの「　ビューティエクササイズ　」　を１２：３０に終え、中学校の創立記念日で
学校が休みだった佐藤君を　井土ヶ谷駅でピックアップして　アートホールへ。
バスが保土ヶ谷野球場の横を通過した辺りで　マッハママからメールが来た。
「　ついてます。　石田様がご飯食べてます　」　　ええええええええ～！！　石田様の食事風景。　
「　はい、あなた　あ～んして。　二へドンが食べさせてあげる。　」　い、いかん。いかん。
白昼から　またもや　妄想モードじゃ。
石田様の食事風景？　石田様の食事風景？　・・・・・・・・・・ほけ～・・・・・・・・。

アートホールの２０メートル手前で立ち止まり、マッハママを探す。
「　佐藤君、あそこの　レストランを見て来て！」
「　何でオレが・・・・・・。　」　
３～４分すると、中から女性が１人出て来て　こちらを見ている。　オケの楽員では無い。
「　あの・・・・・　マッハママさんですか？　」

３人でぞろぞろと　２階の見学ギャラリーへ行く。　「　！？　」　
練習は終わりらしい。　明日本番なのに、練習は１４：００で終わりですか？
信じられずに呆然とガラスの向こう側を見つめる二へドンの視線の先で、Ｔ氏が黙々と椅子を
片付けている。　あれよあれよという間に、ステージにはティンパ二を残すのみになってしまった。

「　べト１　」　の勉強にマッハママが来たというのに、何て事だ！
アートホールの喫茶店　『エコーナイン』　で食事をする事に。
「　石田様がいますよ。石田様がいますよ。女の人と食事をしてますよ。」
マッハママ、あなたは何故何の衒いも無く、そんな発言が出来るの？
もう、二へドンは駄目。　よりによって石田様は中央の席に座っている。　んほおおおおおお。
（　　これは、二へドンが息を呑む音　）　４人掛けのテーブルに石田様と女の人が２人で・・・・・・
女の人と２人で・・・・・・・女の人と・・・・・・・・・涙で目が見えない・・・・・・・・　女・・・・・・・・
オ・・・・・・・・お・・・・・・・・・・おおおおおおおお・・・・・・・・・・・・・・・・

テーブルが１０卓あるか無いかという小さな喫茶店の中央に石田様ですから、二へドンは当然
石田様の脇をすり抜けて奥の空いているテーブルを目指した訳です。
んま！　石田様の脇を！？　って・・・・・・涙で目が見えなかったので、彼の様子は分かりません！
あと、頭の中がパニック症候群で、息も絶え絶えで　何がどうなったのか皆目分かりません！！
とにかく、すんごい勢いで石田様に背を向ける席に腰を下ろしました。
ふ～、１人だったら、絶対に喫茶店には足を踏み入れられないよ。今日はマッハママと佐藤君に
隠れながら　（　隠れてる訳無いんだけど・・・　）　だから入れたんだよ。　ふ～。
あの時は、頑なに石田様の方を見なかったけれど、（　恐れ多くて御玉体を直視できません！　）
怖かった。　すごく怖かった。　ビビる程怖かった。　プライベートの石田様ってすごく怖い。
それは彼が怒っているとかいう意味じゃ無くて、彼の存在感が喫茶店中に満ち満ちていて、
すごいオーラ。　焼け付く様なオーラなんですよ。　サイン会の時とかに絶対見せないオーラが
充満していたんです。　二へドンは新幹線のグリーンアテンダントをしていた時に散々芸能人・有名人
を見て来たけれど、こんなにオーラを発していたのは、今日の石田様以外におりません！！
２番目は橋本龍太郎元総理位かな？
しかも、石田様からはムンムンと「　男臭さ　」　が！！　これは勿論、実際に匂うという事では
ありませんよ。　とにかく、こちらが圧倒されてしまう　すごい雰囲気なんです。
呑まれます。　無防備に近寄ったら呑まれてしまって、もう正気ではいられない。　ああ、怖い。
二へドン、こんな事では、石田様に面と向かって愛の告白だなんて一生出来ません！！

マッハママは生姜焼き、佐藤君はカレーをオーダー。二へドンは石田様のいらっしゃる喫茶店に
入店という異常事態に急激に胃が収縮。朝、軽めに済ませ、エアロビクスとパワーヨガのハード
メニューをこなして来た後とは思えない程、食欲低下。　石田様に遭遇するまでは　盛り盛り食べる
つもりだったのに、急遽ケーキセットに変更。そのケーキだって半分は佐藤君にやってしまった。

「　料理の写真を撮る振りをして、石田様の写真を撮っちゃえば？　」
「　隣の席に座って、ぶつかった振りして触わっちゃえば？　」
マッハママには散々からかわれる。
「　あ、行っちゃうよ！　」　石田様が立って、カウンターでお金を払った模様。脱力・・・・・・・。
シュナイトさんもお帰り遊ばす様で、あちこちのテーブルに満面の笑みで挨拶に回る。
それが終わるとカウンターにやって来て、お店の若い子と英語で談笑。お店のママさんとではなく
若い方と話すっていうところが、シュナイトさんたら！！

「　あ、来た来た。ほら！　」　マッハママの声にチラッと後ろを振り向く。ガラス越しに石田様が
ウロウロしている。　石田様は白地に黒の植物模様の入った上下ダボダボの服。
「　パジャマみたい。」　うう・・・。　マッハママ、石田様が着るお召し物は何でもハイセンスに見える
ざんす！！　　しばらく四方山話に花を咲かせる。二へドン達のテーブルは横手の駐車場に通ずる
通路側で、壁は全面ガラス。シュナイトさんが帰って行った。ガラス越しにお店のママさんに手を
振って行く。どこまでも　にこやかなシュナイトさん。

「　あ、ほらほら。」　マッハママの声に後ろを向く。まだ石田様がウロウロしている。
もう練習しないなら、何をウロウロしているんだろう？
再び、マッハママと四方山話に戻る。
「　ほら、来るよ、来た～！　来た～！」　マッハママ、指を指さないで下さい。石田様目当てで来たっ
て、もうバレバレじゃないですか。　さっきシュナイトさんが通って行ったのと同じ経路を辿って行く。
ガラス１枚隔てた二へドンの横を石田様が通って行く。
ああ・・・・・こんなガラス叩き割ってやりたい！！
石田様は真新しい黒の野球帽を目深に被って、二へドン達のテーブルを過ぎた所で立ち止まる。
「　！！　」　見・・・・・見た・・・・・！　み・・・・・見られた！
あうううう。　石田様にチェック入れられてしまった。　いよいよストーカーとしてブラックリストに載る
のか？　こんなふがいの無い二へドンにお付き合いしてくれたマッハママに大感謝でございます。

マッハママさん。手作りのパンまでおみやげに頂き、ありがとうございました。
とても美味しゅうございました。
これに懲りずに又遊んでやって下さいませ～！！

そんなこんなで、神奈川フィルの最終練習の出来は、全く報告できません！！
音楽堂に行かれる方は、御自分の耳で聴いて来ておくんなまし。
二へドンは石田様の余韻に浸って　しあわせを噛み締めます。　ほけ～～～～～。。。。。。。。