2007年08月03日

二へドン かなっくホール デビュー惨敗!

2007年7月29日(日)

本日、かなっくホールにて 「 かなっくホール祭り 」 が開催われている。 無料のイベントが
多数ある。 手回しオルガンのミニショー、 ミッフィーと歌おう!、 クラリネット四重奏、 
モビール作り体験、 ギャラリーコンサート 等等。 事前申し込み制のイベントもある。
で、「 みんなで歌おう! 」 というステージが2回ありまして、 先程 12:45 ~ の回を
終えて来ました。 この発表の為に一般公募のワークショップがあり、 声楽家の 塚田けい子先生
の指導の下、 1回2時間の練習を3回受けました。 30人程メンバーが集まりました。

開港祭の合唱とは、先生が違うので、指導法も違うし、メンバーの雰囲気違うので 新鮮と言うか、
戸惑うと言うか・・・・・・。 開港祭の合唱は、人数が多すぎて、今一つ 自分の技術向上が見られないので、 少しレベル・アップしたくて ワークショップを受講してみたんです。
駄目でした。   余りにも練習時間が短か過ぎるの。

歌ったのは、 團伊玖磨作曲の 「 子守唄 」、「 見上げてごらん夜の星を 」、 「 希望 」、 
「 ビリーブ 」、 「 切手のない贈り物 」、 「 夏の思い出 」 の 6曲です。
昨年、一般公募の合唱グループが かなっく祭りでステージ発表したのが、第1回目。 今年が
引き続き2回目です。 合唱指導は、昨年も今年も 声楽家の塚田けい子先生。
塚田先生の指導法は、まず最初の準備体操が すんごいハード。 二へドンなんか、基本的に
週2回、磯子スポーツセンターで 身体を鍛えているから、合唱前の準備運動なんか、はっきり言って
馬鹿にしていたのよ。開港祭の合唱の準備運動なんか、ゆるいラジオ体操みたいな感じだし。
塚田式は 20分みっちりやると、ヒーヒー言っちゃう。 もう歌わなくて良いから、家に帰るわ、って
感じ。 第1回目の練習は、佐藤隆介君も参加していたの。 でも、第2回目からは、ミュージカルの
練習を優先したいと言う本人の意向で、二へドンだけの参加となりました。佐藤君が合唱を降りたのは、本当は準備体操がハード過ぎるのが辛かったせいだと言う噂もある。。。。虚弱体質め!!

昨年の一般公募メンバーが、塚田先生のお人柄に惹かれ、ずっと合唱を続けて行きたいと作った
グループ 「 コールスカイ 」 があり、今年のステージには、コールスカイさんもゲスト出演しました。 メンバーの平均年齢はすごく高く、68歳位になるんでしょうか? ずぶの素人さんって感じです。 男性も4名いらっしゃるが、横浜開港祭の方がレベル的には上です。 いろいろなグループを
渡り歩いてみると、いろいろ分かって、面白いと思いました。

本番の前日も練習日で、1時間音楽ルームで練習。残り1時間を ステージの上でリハーサルを
しました。 リハーサル中、コールスカイのメンバー達が客席で聞いているのですが、ほとんど
全員がべちゃべちゃ喋っていて、しかも口元を楽譜で隠しながらのお喋りで、超感じ悪かったです。
人がリハーサルしてる時は、静かにしていて欲しい。 どうしても喋りたい人は外に出て欲しい。
特に二へドンが堪えたのが、口元を隠しながら喋ると言う行為。 二へドンは13歳の時アメリカの
コロラド州にホームステイに行って以来、どうも 思考回路が 「 欧米か! 」 と突っ込まれそうな
人なんで、 口元を隠すって、 卑怯と言うか、「 私は真実を言っておりません。」 と言う態度の
表明みたいに思えてしまうのですよ。 不快感に邪魔されて、リハに集中出来なかった・・・・・と
言うのは、己の実力不足の 言い逃れですかね?

本番当日は12:00に事務所前に集合。 荷物はコインロッカーに入れ、楽譜だけ持って集合。
先生が、おしゃれしましょうよ、と言った通り、皆すごいピカピカのドレスとお化粧とヘアメイクでした。
二へドンは、相も変わらずノーメイクで、 インド綿のスカートと、全く見栄えがしませんでした。
ステージのプログラムでは、「 ミッフィーと歌おう 」 が1番人気。 階段の所に行列が出来る程
でした。 私達の合唱の前は、クラリネット四重奏の演奏でした。 彼らの最後の曲の時に舞台裏に
移動して待機。 クラリネット組がアンコールをする事になり、先生が率先して厭な顔をしたのに
ビックリ。 音楽家なら誰でも、アンコールの1度や2度した事があるでしょう。 自分がアンコール
をしようって時に厭な顔をされたら、どう思うか、考えないのでしょうか?

二へドンはこんな厭な顔をするグループの一員である事が恥ずかしくて、クラリネット組がアンコール
を終えて楽屋に引き上げて行く時、二へドン達の前を通ったので、罪滅ぼしに思いっきり拍手を
してあげました。 他のメンバー達にも伝染して、皆が拍手をしてくれたのは良かったけれど、
歌う前にとってもブルーでした。 舞台裏に待機中、かなっくホールのスタッフから、静かにする様に
指示があったにも関わらず、皆べちゃべちゃべちゃべちゃ喋りまくる。 今回のメンバーは、舞台経験
が無いから仕方ないと、100歩譲るにしても、コールスカイの人達は、昨年のデビュー以来、何回
か舞台に立っている訳だから、プロじゃないとは言え、最低限のマナーは守ろうよ!!
その事を、先生が全く注意しないのも解せないし、かなっくホールのスタッフ達も、静かにして欲しかったはずなのに注意に来ない。 一体何なの、この世界は?
二へドンは今までに、合唱、タップダンス、ピアノ等、舞台で素人芸をさらして来ましたが、こんなに
マナーの悪い集団の中に入るのは初めてです。 前日のリハーサルの時にも感じた、他人の演奏
を リスペクトしない人達が、自分達の演奏は聴いて欲しいと思う事自体、間違ってますよ。

ブルーな気持ちを引き摺ってステージの上に。 客席を見て、超愕然。 お客がいない!!
思いっきり数えちゃいました。 約30人。 空席の何とまあ多い事。
そして 思いっきり気がついてしまいました。 大劇場なら いざ知らず。 かなっくホールみたいな400人収容位の中劇場だと、舞台から客席が よ~く見えるんです。 客席が明るいと一番後ろのお客の顔が判別できます。客席が真っ暗でも、K席( かぶりつき席 ) なら、充分に見えます。
と言う事は!!! この2年間に石田様にかぶりついている間に、石田様から二へドンの事が見えてないはずが無い!!! ガ~ン!!  追っかけなんかしてませんよ、という素振りは意味が無かった!? うろたえながら、ステージ開始。

まずは、普段見られない合唱の練習を見てもらいます、と言う先生の解説の下、たった30人の
お客様の前で 準備体操、声だし、1曲リハ、と、やりました。 1度引っ込んで再び登場。 その間に
お客が7人程増えましたが、大差無し。 やっぱり事前にPRしておくべきだったなあ。
タウンミーティング張りに 「 サクラ 」 を用意しておくべきだったなあ。

横浜開港祭は全8曲暗譜が原則。 本番に楽譜を持つ事は許されません。 今回は楽譜持ち。
でも、楽譜があるから間違えないかと言うと、楽譜があっても結局間違えると言う事がよく分かりました。 二へドンは今回、人数の関係でアルトに入ったのですが、隣の人がいきなり1曲目から
ソプラノ・パートを歌い始めるし、 ( じゃあ、昨日までのアルト・パートの練習は何だったの?)
2番の歌詞を歌うべき所で1番の歌詞を歌うし。 これじゃあ、楽譜を見る意味無し。
横浜開港祭 DREAM OF HARMONY はオーディションの無い一般公募の集まりにしては、
とても高度なグループだと言う事を痛感しました。 楽譜を持っても尚 間違えるなら、暗譜すべきだよね。 「 人の演奏を妨害した罰じゃあ! 」 と思いながら歌ってしまいました。
歌っている人が、何を考えながら歌っているのか、考えながら聞くのも又一興かと思います。(笑)

客席の人達と一緒に 運動と発声練習を少しして、一緒に 「 切手のないおくりもの 」 と 「 夏の
思い出 」 を合唱。
自分の声が、どう客席に届いているのか全く手応えが無いまま全曲終了。 やれやれ。
所要時間は全部で40分程でした。

昼食は1人で 100円回転寿司「 すしろう 」 に行った。 1時間待ちと思いきや、20分程で席に
つけた。 丁度かなっくホールに帰って来たら 2nd ステージの為の集合時間だった。

1st ステージとほぼ同じ事の繰り返しだった。 クラリネット組の最後の演奏が始まると舞台裏に
移動。 彼らがアンコールを始める。 コールスカイのオジイ様が1人、仕切りに
「 今アンケートをやってるの? 今アンケートをやってるのか? 」 と言っている。 誰も彼に応えて
あげない。 オジイ様は さらに声を荒げる。 「 アンケートなのか!???」 
やっと、かなっくホールのスタッフが察して応える。 「 アンコールですよ。 」 ( 爆 )
メンバー達の べちゃべちゃお喋りは続く。 クラリネット組が前を通る。 二へドン思いっきり拍手!
そしてステージへ。 2回目のお客はやはり30名程。

でもね、2回目だからか、お昼を食べて気持ちが丸くなったせいなのか、とても楽しく歌えた。
コールスカイの合唱の時、二へドン達は一旦袖に引っ込むのであるが、その時はメンバー達が
皆興奮していた。 「 皆さんの雰囲気がすごく良かったから、歌っていて感動した。」と言う人も。
後ろの方に白いブラウスを着た4人組が、やんやと拍手をしてくれる。 すごい心の籠った温かい
拍手だった。 あ!! クラリネットの人達だ!! 自分達の演奏が終わった後、帰らずに聴きに
来てくれたんだ。 先ほどのグループの非礼を許して下さい!!
彼らの温かい拍手を受けて、すっかり温かい気持ちになれた。 やって良かった。
やっぱり心が籠っているかどうかは、舞台の上の人に届くんだ! 
人数なんて関係ないや! 1人でも心の拍手をしてくれるお客さんに恵まれたらすごく嬉しい。
例え満席でも、逆のパターンもあるのだろうし。

いやあ、クラリネットの皆さん、グループ名もチェック出来なかったのですが、もしこのブログを
読んでいたら、ぜひコメントを下さい。 今度ゆっくり、貴方達の演奏を聞かせて下さい。
もしかして 漏れ聞いたあの曲は、ピアソラのタンゴ・エチュードではありませんでしたか?
今度は私が、貴方達のお客になりたいんです。
かなっくホールで合唱を聞いてくれた方々も、どうだったか、ぜひ感想を知りたいです。

帰り際、コールスカイに勧誘されたけれど、忙しいので、ちょっと・・・・・・・。
忙しくても、マナーが良い方達なら 時間をやりくりして参加するけれど、二へドンの少ない時間を
やりくりする価値があるとは思えない・・・・・・・・・・。 生意気言ってごめんなさい。

二へドンのかなっくホールデビューはわずか30人のお客様に見守られた訳ですが、来年も又ある
なら、もうちょいお客を増やせる様にしたいな。


【 本日のおまけ 】

7月30日(月)に アクセスカウンター 65165 をゲット。
8月1日(水)に アクセスカウンター 65856 をゲット。
8月3日(金)に アクセスカウンター 66155 をゲット。 美しいキリ番では無いんだけれど、
ちょっとだけ面白い並びでした。 次は 66166 ?

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Posted by ニヘドン at 03:24│Comments(4)合唱・歌
この記事へのコメント
おはようございます♪

観客のマナーの悪さはどこでも目につきますね。

先日の大桟橋でのボサノバライブでも、
演奏中に最前列でしゃべっていたオジサンがいました。

思わず後ろから蹴り上げてやろうかとしましたよ^^
Posted by バック at 2007年08月03日 06:59
> バックさん。

   どんなに相手が悪くても、演奏中には なす術が無いのが
   頭の痛いところですね。 演奏後に注意しても、当の本人は
   まるで覚えて無いし・・・・・。

   コンサート・マナー向上委員会があったら入りたいです。
   それか、必殺仕置き人になって、後ろから音も無く蹴り上げるとか・・・・・。 ( 笑 )
   こぐまさんには、ぜひメンバーになってもらってダーツを投げてもらいたいです。 バックさんは 「 蹴り 」 でよろしいですか?
Posted by 二へドン at 2007年08月03日 09:17
コンサートマナー、気になりますよね。
釧路みたいな田舎だと、4楽章があるのに3楽章終わったところで拍手がきたり、
咳き込む・携帯が鳴る・赤ちゃんが泣くが当たり前になってきてます。
だから釧路はプロオケから馬鹿にされるんです。

どうにかならないもんでしょうかね。



青木は両目2.0と視力が良く、トロンボーンで1stという最上段ど真ん中を陣取っているので
ステージ上からでも千人くらい収容できるホールの客席の状況がほとんど把握できます。
ソロで前に出ると更にハッキリ見えますよ。
Posted by 青木 at 2007年08月03日 21:48
> 青木ちゃん。

   関東地方は「 東南アジアか!」 と言う程 暑苦しいですが、
   そちらはどうですか?

   日本に真のコンサートマナーが根付くまでは、地道に啓蒙運動をしていくしかありません。 今日、及川浩治さんのピアノ・リサイタル会場では、 「 チラシを落とさない様にご注意下さい 」と言う
画期的なアナウンスがありました。

   青木ちゃんは、トロンボーンをやっているのね。格好良い!!
   夏休みは練習三昧ですか? 頑張って!!
Posted by 二へドン at 2007年08月04日 00:50
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