2008年11月10日

カフェ chanoma (茶の間)

2008年11月06日(木)

横浜・赤レンガ倉庫にあるカフェ・chanomaに行ってみました。
お店に到着したのは13:10でした。
入り口で、「 靴を脱いで上がる席 」か、テーブル席か、希望を聞かれます。

「 靴を脱いで上がる席 」が凄いんですよ。
純粋に畳の和室か、掘りごたつになっている席は、よく見かける席です。
ここのお店は、キングサイズのベッドを8つ並べた様なスペースなんです。
そこに、靴を脱いで、よっこらしょ!と上がるんです。
1組がベッド2つ分を使えます。
「 のんびりくつろげるスペース 」を提供すると云う発想は評価します。
ニヘドンは、この「 ベッド座敷 」の前のテーブルに座ったのですが、他人の靴下の足の裏を見ながら食事をするのは、余り気持ちの良い物ではありませんでした。
せめて高さ30cm 位で良いので、足の裏を見えなくする程度の柵みたいなものを周囲に置いて欲しいと思いました。

赤レンガ倉庫の3階は、天井が高くて、ガランとした感じです。
その中で靴を脱いで、「 ベッド座敷 」の上で、低い板の上で食事って、何か避難所生活みたい・・・・!?


「 ベッド座敷 」には厚さ2 cm 位の大きな円形の板 ( 中華テーブルの回せる板みたいな奴ね )がテーブルになります。
高さが無いから、食事の人は食べにくそうです。
でも乳幼児を連れている人は、自分の脇に寝かせたり座らせたり出来るので楽チンそうです。
ランチタイムは 11:00 〜 16:00 まで。
ランチメニューは1,000円前後のメニューが数種有ります。
ニヘドンが選んだのは
「 豚の角煮オムレツ 」1,000円です。
パンの食べ放題、スープ、ドリンクが付いています。
赤レンガ倉庫で、この内容で 1,000円はお得感が有ると思います。

籐で編んだカトラリー・ボックスに、お箸数膳と、紙ナプキンが入っています。

まず、スープが運ばれて来ました。
和風の木の汁椀の中に入れられています。
運んで来たスタッフの説明によると、
「 旬野菜のクリーム煮込み 」と言う事でした。
市販の「 シチューの元 」を使ったシチューを水増ししたみたいな緩いシチューの味です。
あの〜……… 。
大変申し訳無いのですが、ニヘドンのスープの中には、人参の切れ端と、玉ネギの切れ端が、ほんのちょっと入っていただけでしたよ。
「 あの〜。旬野菜は一体いずこへ…? 」
ロナルド・ダール著「 チャーリーとチョコレート工場 」のバケット家のキャベツスープに匹敵すると思います。
ニヘドンだったら、このスープのネーミングは、
「 チャーリー・バケットの貧乏スープ 」にするな。
そしてオマケにミニサイズの「 ウォンカ・チョコレート 」を付ければ最高じゃん。
映画に因んだメニューを出す「 シネマ・レストラン 」があれば良いのになー…。
誰か作ってくれないかな〜。

スタッフの人がスープを持って来た時に言いました。
「 パンの方、焼き立てをお持ちしますので、しばらくお待ち下さい。」
…………。
待ったんだけど、間が保てなかった。
「 貧乏スープ 」だけ啜っていても美味しくなかったし…。
最初のパンは、焼き立てじゃなくても良いので早く持って来て欲しかったなあ…。
それか、「 バケット 」のお店の様に、パン・コーナーにお客がセルフで取りに行くシステムが良いなあ…。
そうすれば、「 焼き立て 」にこだわるか、
「 早く食べる 」にこだわるか、客が選択出来るのに。

やっとパンを乗せた大きな籠を持ったお姉さんが各テーブルを回って来ました。
1種類ずつ取ってもらいました。

・ ほうれん草パン
・ 黒ごまパン
・ ミニミニクロワッサン
・ くるみレーズンパン

どれも普通の菓子パンの4分の1位のミニサイズです。
皆、フワフワで、噛み応えが無くて、イマイチ。
ニヘドンはヨーロッパの固いパンが好きなのよね。
パンの外側がバリバリに固くて、口の中が切れて血が滲む様なパンが好きなんですよ。
で、でんぷん系の食品って、噛めば噛む程、甘味が出るじゃないですか。
あんまりフワフワだと甘味が出る所まで噛めないんですよね。
だからバターが欲しいなー…と思ってしまいました。
無かったんですけど。
頼めば持って来てくれたのかな?
気軽にスタッフに声を掛けられる雰囲気では無かったんですよ。
女性スタッフの中にはキビキビ動く人もいたけれど、男性スタッフの若い男の子は、捉え所の無いヌボーッとした感じで、声を掛けても、誠意有る対応は期待出来なさそうだったので勝手に諦めてしまいました。

パンは、メインのおかずを食べ終わる頃に、2度目の巡回に来てくれました。
ニヘドンはもうお腹いっぱいだったのですが、先程は無かった
「 かぼちゃのパン 」が有ったので、思わず頂いてしまいました。このかぼちゃのパンが、1番美味しいとニヘドンは感じました。
かぼちゃの自然の風味が、ちゃんとパンの中に感じられました。
こう云う仄かな甘味には、フワフワな食感がよく釣り合います。
メインの 「 豚の角煮オムレツ 」は、美味しかったです。
角煮とオムレツの組み合わせって珍しくないですか?
オムレツの上にはたっぷりの野菜が掛けられています。
レタス、スライスした二十日大根、水菜、プチトマト2分の1。
オムレツの半熟卵のドロリとした食感を、野菜のシャキシャキした食感が補正してくれるので、
本当に美味しいです。

食後に頼んでおいたホットコーヒーが運ばれて来ました。
ガラスの小さな容器に、各砂糖が入っています。
こういうカフェでは、ガラスの小さい容器って、本当にお洒落!!
お砂糖は、ちゃんと、白砂糖とブラウン・シュガーの2種類が入れられていました。 nice!!
ミルクはステンレスのミニ・ピッチャーに入っています。
プラスチック容器入りのポーションミルクじゃなくて良かった。
二へドン、ポーションミルクは、あんまり好きではないのです。
コーヒーの味を殺してしまうから・・・・・・。

BGMのレゲエ音楽を聞きながら、暫しコーヒーを楽しみます。

お会計は、テーブルの上の三角錐の木片をレジに持って行きます。
それが、テーブルナンバーを示している様です。
二へドンの木片には、長四角の図形が描かれていました。

赤レンガ倉庫に行ってみたいと言う友達がいれば、一緒に連れて来てあげても良いけれど、
自分1人だったら、また来るかは微妙な所です。
今日みたいに天気の良い日は、テラス席でランチを食べたいかも! です。

***** 「 カフェ chanoma (茶の間) 」 ・ 完 **********



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Posted by ニヘドン at 15:15│Comments(0)グルメ
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