2009年03月22日

インドカリーダイニング「 Cobara - Hetta 」

2009年03月20日(金・祝)

HERSTORY 主催のセミナー「 目覚め美人化計画 」が終わった後、夕食場所を求めてさまよいます。
セミナー会場の秋葉原UDX の線路を挟んだ反対側まで流れて来ました。
ヨドバシカメラのレストランフロアまで来ちゃいました。
1階のノートPC 売り場で激安品を見つけ、思わず衝動買いしそうになった心を鎖で縛り付け、後ろ髪を引かれまくって髪を振り乱しながらエスカレーターを乗り継ぎ乗り継ぎ8階のレストランフロアへやって来ました。
初めての場所へ来た時にニヘドンが必ずやる事をここでもやりました。
フロアを端から端まで歩くのです。
見て回った結果、ニヘドンテイストのレストランを発見しました!
それが
INDIAN CURRY DINING ( インドカリーダイニング )
Cobara - Hetta ( コバラヘッタ )
です。

インテリアもニューデリー辺りの5つ星ホテルのロビーの様な雰囲気で空間が広々と感じられます。

白亜の壁に円形の銅製のプレートが所々に掛けられています。
店内中央部には「 ニセ・大理石 」の手摺りが長く連なっています。
太い 「 ニセ・ヤシの木 」の鉢植えが2つ存在感を主張しています。
ニセ物のアイテムで飾られた店内なのですが、店内に充ちる空気は正に悠久のインドを感じさせます。
何故なんでしょうか。
お店に入った時間は17時と、ディナータイムには少し早い時間だったので直ぐに席に案内されました。
しかし、その後が悠久のインドでした。
席に着いてから注文を取りに来るまでに17分かかりました。
ニヘドンも特に急いでいなかったので、向こうが注文を取りに来るまで放っておけ〜ってメール打ちまくっていたのよね。

やっと日本人のミドル・エイジの男性スタッフが注文を取りに来てくれました。
「 レディース・セット 」1,000 円を頼みました。
カレー1品、ライス、ミニナン、チキンサラダが付いています。
祝日のディナーに1,000円で食べられるなんて幸福です。
ニヘドンがよくグルメ・レポで「 値段が高いよ。」とこぼすと、
「 場所柄を考えろ! 家賃を考えたらその位は当たり前なんだ。
この貧乏人めー!!」 と言う反論メールを頂きます。
が、秋葉原駅前の商業ビルと言うロケーションで、祝日のディナーを1,000円で提供する店が存在する事をどの様に説明するんでしょうかね?
ニヘドンはこういう庶民の懐に優しいお店を大々的に応援します!!

カレーは6種の中から好きな1品を選べます。
ニヘドンがその時に食べたいものと言うよりは、普段ニヘドンが足を運ぶインドレストランで余り見掛けないメニューと云う観点で
「 エッグカリー 」を選びました。
辛さも選べるので、二へドンは中辛にしました。
茹で卵に衣を付けて揚げた半身が2つ入った写真がメニューに載せてありました。
で、運ばれてニヘドンの目の前に置かれたカレーの器には、茹で卵の半身が1つしか入っていませんでした。
暫く呆然と自分のカレーとメニューの写真を見比べてしまいました。
きっとメニューには、あぶり出すとサンスクリット語で
「 レディースセットの卵は1切れだけです。だって安いんだもーん!」
と言う文章が浮かび上がって来るに違いありません。
いや、きっと、頭にターバンを巻いたヨガの行者がやって来て、マジックで卵を2つにしてくれるに違いありません。
ターバンじゃ無くて、ダーバンを着たアラン・ドロンがお茶に誘ってくれるのでも構いません。
いや、きっと、インド悠久の5000年の歴史は、茹で卵から雛が孵えって、
その雛が成長して新たな卵を産むのを待てと教えてくれているのかもしれません。
正直者にだけ、2つ目の卵が見えるのかも!?
おお! きっと、2つ目の卵は額に有る第3の目で見ろと言う事なのかもしれません。
ニヘドンの生活は今まで哲学的な営みが足らなかったかもしれません。
色々考えている間に、「 写真には卵2つ入ってますけど?」ってお店の人に確認する機会を失ってしまいました。
余り時間が経ってから申し出ても、
「 あの女、自分で食べた事も覚えていないアルツハイマー女だ。」
なんて言われかねないですからね。

白いライスにはクミンシードが入っており、上には刻みパセリが振り掛けられています。
白いライスではあっても、これだけの事でエスニック気分が盛り上がりますよねー。

ミニナンは、なかなか良いお味です。

チキンサラダは、カレーマリネ風で、チキンスライス、玉ネギ、人参を和えた物がサラダ菜の上に乗っかっていました。
お飲み物がセットされていないのは悲しいですが、致し方ございません。

二へドンがいつも徘徊している横浜と客層が違うので、
人間ウォッチングがまた面白かったのですよ!!
二へドンが顔を向けている方角のテーブルにはアキバ系ボーイズ6人組が座りました。
皆20代位です。 イベントの帰りなんでしょうかね?

ウェイトレスの女の子に1人、アミタという名前の女の子がいます。
一見東洋人風なのですが、あまり流暢とは言えない日本語を話します。
どこの国の女の子なんでしょうかね?

ニセ大理石の手摺りの向こう側のテーブルに、白人男性が1人で食事をしていました。
まだ20代だと思われます。
でも、白人男性にありがちな、若禿げです。
前髪の生え際が東京湾の様に湾曲しながら後退しています。
ハッキリ言って、禿げています。 頭だけ、ダイハード男です。
このダイハード男の存在が、何故か気にかかり、チラチラ見てしまいました。
二へドンは男でも女でも、ロン毛が好きなので、普段ダイハード頭は無視を決め込むのですが、
この日ばかりはどうしちゃったのでしょうね?

ダイハード男は、マンゴージュースのグラスを両手で持つと、赤いストローでチュチュッと吸います。
二へドンのトサカがカチンと来ました。
「 男だったら、ストローなんか使わずに、シルベスター・スタローンが生卵をビールジョッキに入れて
  一気飲みするみたいに男気溢れる飲み方をしろい!! 」
( もしかしたらオカマなのかもしれません。 )
ナンを持つ右手の小指が上がっています。
うっぷっぷっぷっぷっぷ・・・・・・・・・・・・・・。
いかん。 また思い出し笑いです。
この話を二へドンに聞かせたのもSue さんです。
Sue さんは二へドンの思い出し笑いスイッチを押したくて仕方が無いみたいですね。
「 どうして人は、ティーカップを持つ時に小指を上げてしまうのか? 」
高田純次氏の解説によると、( 高田純次という名前だけで、もう笑えますが )
親指を上げるとカップを落としてしまうからだそうです。 ( 爆 )

二へドンがまた笑いをかみ殺しながら、目だけでダイハード男を見ると、
彼は黄色いペーパー・ナプキンで口を丹念に拭っておりました。
あの、丹念な拭き方は、彼の神経質な一面を物語っています。
二へドンはああいうタイプとは一緒に暮せないな・・・・・・。
ダイハード男は、ウェイトレスのアミタちゃんを呼ぶと、ナンのお替わりを要求しました。
ここのお店はナンのお替わりが無料なんですよ。

アキバ系ボーイズとアミタちゃんと、ダイハード男。 
そして彼らを笑いをかみ殺しながら観察する怪しい女。
秋葉原の夜はこうして更けて行く・・・・・・・・・・・・・・・。


SHOP DATA :
INDIAN CURRY DINING ( インドカリーダイニング )
Cobara - Hetta ( コバラヘッタ )   ヨドバシ「 AKIBA 」店

東京都千代田区神田花岡町1-1 ヨドバシ「 AKIBA 」ビル 8F
電話 : 03-5298-2910 
FAX : 03-5298-2912
URL : http://www.eirin-fukuju.co.jp

 
***** 「 インドカリーダイニング「 Cobara - Hetta 」 」 ・ 完 ******



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Posted by ニヘドン at 20:51│Comments(3)グルメ
この記事へのコメント
ニヘドンさま

もうお身体の具合は大丈夫なんですか?
心配していましたよ。本当に。
でもカレーが食べられるなんて元気な証拠ですね。
秋葉系ボーイって知らないです。
どんな感じですか?
しかしまぁ、ダイハード男をよく観察されて・・・・・
人を観察する習慣がないもので・・・・・
明日からニヘドンさんを見習おうと思います。
Posted by 遅咲きの花 at 2009年03月23日 02:32
ニヘドンさま

ロム専ですみません。
いつも楽しく拝読させていただいています。
また来ます~。
Posted by さくら at 2009年03月23日 11:19
> 遅咲きの花様。

   ご心配をおかけしました。 スミマセン。
   失恋は尾を引いておりますが、
   身体の病からの立ち直りは早いんです!!

   アキバ系ボーイは結構二へドンは好きなんですよ。
   常識人振ったサノバビッチよりよっぽど好きですねー。

   人間ウォッチングも気をつけないと、
   「 ガン飛ばしてんじゃねーよ! 」 と言われてしまうので
   程々に・・・・・・・・。

   イケメンを見つけたら即座に写メ送って下さいませ。( 笑 )

> さくら様。

   わざわざコメントありがとうございますー。
   お気を使って下さらなくても大丈夫ですよー。
   どなたが訪問してくれているのか気配で分かりますから!!

   メールも来る直前に気配で送信人が分かったりしますよね?
   楽しい春休みをお過ごし下さいね!!
   
Posted by ニヘドンニヘドン at 2009年03月24日 00:49
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