2011年10月15日
映画「 Flowers 」後半
この記事は映画「 Flowers 」の粗筋です。
表記はニヘドンの記憶に負う所が大きく、
正確なスクリプトでは有りませんので
予めご承知おき下さい。
前半はこちら → http://nihedon.hama1.jp/e847151.html
薫の回想シーン。
昭和39年09月
新婚旅行に行く道中、薫( 竹内結子 )と夫の真中博 ( 大沢たかお ) 電車に乗っている。
2人はローカルな田舎の駅で降り、なぎさタクシーに乗り換える。
タクシーは旅館の前で2人を降ろす。
海の見える古い和室。
2人は大浴場へ行く。
博は男湯の湯船に浸かっている。
隣の女湯に入っている薫に向かって博が声高に話し掛ける。
博 「 石鹸が無いんだよ。」
薫 「 そこに有るでしょう? 」
博 「 それが無いんだよ。投げてくれるかな?」
薫 「 行くわよー。」
薫は客室の縁側で1人で座って海を見ている。
博が背後に現れ後ろから薫を抱きすくめる。
旅館の前にタクシーが止まり薫が乗り込む。
中居達はわざとらしい程に、にこやかに大仰に手を振る。
薫は1人で自宅に戻る。 「 ただいま。」
薫はスーツケースを開けながら上を見上げる。
其処には男物ねスーツがハンガーに掛かっていた。
雨の中、傘も差さずに道を走る薫。
その先には車にはねられた夫の博が倒れていた。
湯船のお湯の中に石鹸が1つ音も無く沈んで行く映像。
( 回想シーン終了。)
翠と薫は浴衣姿で縁側で缶ビールを飲みながら話しをする。
翠 「 姉さん、結婚っていいもの?」
薫は泣き出してしまう。
翠 「 人を愛するって…… 凄い事なんだな。」
翠と遠藤敏雄( 河本準一 )はお寺で一緒に写経をしている。
その後、縁側でおやつタイム。
遠藤 「 矛盾だらけでいいんじゃないか?
そう言う所に人生やらの面白味が有るんだからね。」
翠 「 私、本当の強い女になるんです。」
遠藤 「 こうして見ると、いい女だね。俺と付き合うか?」
翠 「 お断りします。」
翠は真黄色のスカートを穿いて出版社に出社し、
他の社員達を驚かせる。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
焼き場の近くの土手で奏( 鈴木京香 )は煙草を吸っている。
父 「 煙草をくれ。」
奏が煙草の箱を渡すと、父は、その箱を横のゴミ箱に捨ててしまう。
父 「 身体は大事にしておけ。」
奏の祖母である凛( 蒼井優 )の霊前に手を合わせる父と奏。
父が台所でお茶を淹れている。 奏はピアノを弾く。
小さく口ずさむ。「 あんなこと こんなこと あったでしょう 」。
昭和52年09月。
山百合幼稚園に、慧が子供を迎えに行く。
幼稚園では薫がピアノを弾いていた。
TV では岩崎宏美の曲が流れる。
慧は病院で母子手帳を交付される。
病院の待合室の慧の横に夫が座って、言う。
「 やっぱり今回は止めないか? 奏が、奏が居るからいいじゃないか。
あの子が居るだけで、俺達はもう充分幸せだよ。」
佳が実家に戻り、父と話す。 外は雪が降り積もっている。
お腹が大きくなった奏はピアノを弾いている。
佳 「 ただいま。」
奏 「 お帰り。何か下手になっちゃった。」 奏はピアノの蓋を閉める。
佳と奏は布団を並べ、寝っ転がる。
佳は鼻歌を唄いながら家計簿をつけている。
奏 「 佳は、いつも楽しそうだね。」
佳 「 お姉ちゃん、だって楽しいでしょう。もう直ぐ子供が生まれるんだから。」
奏 「 この子、お父さんが居ないんだよ。
ごめん。 お父さんに言えないから、あんたにぶつけちゃった。
マタニティー・ブルーかな?」
34週を過ぎた時、奏は切迫早産で入院する。
父親 「 もしもの場合は母体を優先して下さい。」
父と佳は廊下に出て、父親は謝る。
「 すまん。 お前に酷い事を言っちまって。 母体の方を優先させてくれって。」
佳 「 大丈夫だよ。 その事は子供の頃に散々考えてたから。
私が生まれなかったら、お母さんは死ななかったのにって。
でも今はお母さんの分も生きようって。 だから生きているだけで楽しいの。
お母さんに感謝だよ。」
佳は実家の本棚から「 赤ちゃんの名付け 」の本を見つけ取り出す。
すると、その本の脇から古い母子手帳が出て来た。
母子手帳にはチューリップの折り紙が挟んで有り、広げるとメッセージが書かれていた。
「 奏と佳へ
もうすぐ奏はお姉さんになります。
赤ちゃんの名前は佳にしました。
美しいと言う意味です。・・・・・・・ 」
佳は雪に覆われた野原を赤いコートを着て懸命に走る。
佳は愛生総合病院の佳の所に走り込む。
佳は奏に、チューリップの折り紙を渡す。
奏は、その手紙を読む。
奏 「 私も家族を作るのね。」
奏と佳は笑い合う。
慧が分娩室へ運ばれて行くシーン。 慧はピースサインを出して見せる。
白無垢姿の凛が田んぼで息を切らせて立ち止まるシーン。
その横合いに神社が有り、凛は石段を駆け登る。
神社の山から村を見下ろす凛。
そこで赤子を連れた若夫婦が神社にお参りしている様子を見る。
凛は、そこに自分と両親の姿を重ねて見る。
凛の後を母親が追って来る。
「 凛さん、やっぱり、ここだったんですね。お父さんも心配してますよ。」
母親は、静かに言葉を続ける。
「 お父さんはね、不器用なだけ。本当は優しい人なの。」
凛は家に戻り、躊躇いながら父が居る部屋の襖を開ける。
凛「 申し訳有りませんでした。」
父「 腹は減ってないか?」
凛「 はい。」
父「 身体は大事にしろ。」
父は凛に向かって大声で万歳を何度も何度も叫ぶ。
凛は泣き崩れる。
稲の植わっていない水田の水面に花嫁行列の姿が映る。
新郎と凛は初めて顔を合わせる。
お互いに黙って一礼する。
凛は母親に促されて新郎の横に立つ。
新郎「 大事にします。」
凛は笑顔を見せる。
椿の花がアップになる。
翠は遠藤の部屋の窓を開けると、オリビア・ニュートン・ジョンの音楽が聞こえる。
原稿用紙が風で飛び散る。
薫( 竹内結子 )は美容院で髪を切る。
雑誌「 週刊現代 」とか、クラシックな当時の車が映り込んでいるので、
レトロ・マニアは涎が垂れる事必至。
川原で慧と夫と薫は赤とんぼの群れと戯れる。
凛と夫は川原を歩く。 凛のお腹が膨らんでいる。
夏、奏は幼児の女の子を抱いて海岸を歩く。 砂の上に足跡がずっと続く。
セピア色の家族写真を背景に、エンドロールが流れる。
翠と菊池の結婚式の写真がスクリーンに登場すると、
客席の人々はどっと大爆笑。
こういうオマケを見逃さない様に、映画はエンドロールの最後まで見てね。
エンディングには吉田美和作詞、吉田美和&中村正人作曲の
DREAMS COME TRUE の「 ねえ 」が流れます。
歌詞は失恋体質の二へドンには心の古傷をえぐられますわ。
♪ 傷ついていいの それほどに想える人と
そんなたった一人と 出会えた証だから
必ず心から笑える日はやって来るから ♪
*****************************
[ 付録]
登場人物が多いと、誰が誰だか頭の中こんがらがるから、まとめてみました。
昭和11年 凛 ・・・・・・・・ 蒼井優
片山文江・・・・・・ 真野響子
片山寅雄・・・・・・ 塩見三省
宮沢侘助・・・・・・ 三浦貴大
昭和30年代 薫 ・・・・・・・・ 竹内結子
翠 ・・・・・・・・ 田中麗奈
真中博・・・・・・・ 大沢たかお
菊池敏雄・・・・・・ 河本準一 ( 次長課長 )
遠藤壮太郎・・・・・ 長門裕之
昭和50年代 慧・・・・・・・・・ 仲間由紀恵
宮沢晴夫( 1977年 )・・ 井ノ原快彦( V6 )
現代 奏 ・・・・・・・・・・・鈴木京香
佳 ・・・・・・・・・・ 広末涼子
宮沢晴夫( 2009年 )・・ 平田満
平野太 ・・・・・・・・・・・・・ 駿河太郎
平野啓太 ・・・・・・・・・・・ 倉掛竜樹 ( 子役 )
主題歌 ・・・・・・・・ DREAMS COME TRUE 「 ねぇ 」
***** 「 映画「 Flowers 」後半 」 ・ 完 *****
表記はニヘドンの記憶に負う所が大きく、
正確なスクリプトでは有りませんので
予めご承知おき下さい。
前半はこちら → http://nihedon.hama1.jp/e847151.html
薫の回想シーン。
昭和39年09月
新婚旅行に行く道中、薫( 竹内結子 )と夫の真中博 ( 大沢たかお ) 電車に乗っている。
2人はローカルな田舎の駅で降り、なぎさタクシーに乗り換える。
タクシーは旅館の前で2人を降ろす。
海の見える古い和室。
2人は大浴場へ行く。
博は男湯の湯船に浸かっている。
隣の女湯に入っている薫に向かって博が声高に話し掛ける。
博 「 石鹸が無いんだよ。」
薫 「 そこに有るでしょう? 」
博 「 それが無いんだよ。投げてくれるかな?」
薫 「 行くわよー。」
薫は客室の縁側で1人で座って海を見ている。
博が背後に現れ後ろから薫を抱きすくめる。
旅館の前にタクシーが止まり薫が乗り込む。
中居達はわざとらしい程に、にこやかに大仰に手を振る。
薫は1人で自宅に戻る。 「 ただいま。」
薫はスーツケースを開けながら上を見上げる。
其処には男物ねスーツがハンガーに掛かっていた。
雨の中、傘も差さずに道を走る薫。
その先には車にはねられた夫の博が倒れていた。
湯船のお湯の中に石鹸が1つ音も無く沈んで行く映像。
( 回想シーン終了。)
翠と薫は浴衣姿で縁側で缶ビールを飲みながら話しをする。
翠 「 姉さん、結婚っていいもの?」
薫は泣き出してしまう。
翠 「 人を愛するって…… 凄い事なんだな。」
翠と遠藤敏雄( 河本準一 )はお寺で一緒に写経をしている。
その後、縁側でおやつタイム。
遠藤 「 矛盾だらけでいいんじゃないか?
そう言う所に人生やらの面白味が有るんだからね。」
翠 「 私、本当の強い女になるんです。」
遠藤 「 こうして見ると、いい女だね。俺と付き合うか?」
翠 「 お断りします。」
翠は真黄色のスカートを穿いて出版社に出社し、
他の社員達を驚かせる。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
焼き場の近くの土手で奏( 鈴木京香 )は煙草を吸っている。
父 「 煙草をくれ。」
奏が煙草の箱を渡すと、父は、その箱を横のゴミ箱に捨ててしまう。
父 「 身体は大事にしておけ。」
奏の祖母である凛( 蒼井優 )の霊前に手を合わせる父と奏。
父が台所でお茶を淹れている。 奏はピアノを弾く。
小さく口ずさむ。「 あんなこと こんなこと あったでしょう 」。
昭和52年09月。
山百合幼稚園に、慧が子供を迎えに行く。
幼稚園では薫がピアノを弾いていた。
TV では岩崎宏美の曲が流れる。
慧は病院で母子手帳を交付される。
病院の待合室の慧の横に夫が座って、言う。
「 やっぱり今回は止めないか? 奏が、奏が居るからいいじゃないか。
あの子が居るだけで、俺達はもう充分幸せだよ。」
佳が実家に戻り、父と話す。 外は雪が降り積もっている。
お腹が大きくなった奏はピアノを弾いている。
佳 「 ただいま。」
奏 「 お帰り。何か下手になっちゃった。」 奏はピアノの蓋を閉める。
佳と奏は布団を並べ、寝っ転がる。
佳は鼻歌を唄いながら家計簿をつけている。
奏 「 佳は、いつも楽しそうだね。」
佳 「 お姉ちゃん、だって楽しいでしょう。もう直ぐ子供が生まれるんだから。」
奏 「 この子、お父さんが居ないんだよ。
ごめん。 お父さんに言えないから、あんたにぶつけちゃった。
マタニティー・ブルーかな?」
34週を過ぎた時、奏は切迫早産で入院する。
父親 「 もしもの場合は母体を優先して下さい。」
父と佳は廊下に出て、父親は謝る。
「 すまん。 お前に酷い事を言っちまって。 母体の方を優先させてくれって。」
佳 「 大丈夫だよ。 その事は子供の頃に散々考えてたから。
私が生まれなかったら、お母さんは死ななかったのにって。
でも今はお母さんの分も生きようって。 だから生きているだけで楽しいの。
お母さんに感謝だよ。」
佳は実家の本棚から「 赤ちゃんの名付け 」の本を見つけ取り出す。
すると、その本の脇から古い母子手帳が出て来た。
母子手帳にはチューリップの折り紙が挟んで有り、広げるとメッセージが書かれていた。
「 奏と佳へ
もうすぐ奏はお姉さんになります。
赤ちゃんの名前は佳にしました。
美しいと言う意味です。・・・・・・・ 」
佳は雪に覆われた野原を赤いコートを着て懸命に走る。
佳は愛生総合病院の佳の所に走り込む。
佳は奏に、チューリップの折り紙を渡す。
奏は、その手紙を読む。
奏 「 私も家族を作るのね。」
奏と佳は笑い合う。
慧が分娩室へ運ばれて行くシーン。 慧はピースサインを出して見せる。
白無垢姿の凛が田んぼで息を切らせて立ち止まるシーン。
その横合いに神社が有り、凛は石段を駆け登る。
神社の山から村を見下ろす凛。
そこで赤子を連れた若夫婦が神社にお参りしている様子を見る。
凛は、そこに自分と両親の姿を重ねて見る。
凛の後を母親が追って来る。
「 凛さん、やっぱり、ここだったんですね。お父さんも心配してますよ。」
母親は、静かに言葉を続ける。
「 お父さんはね、不器用なだけ。本当は優しい人なの。」
凛は家に戻り、躊躇いながら父が居る部屋の襖を開ける。
凛「 申し訳有りませんでした。」
父「 腹は減ってないか?」
凛「 はい。」
父「 身体は大事にしろ。」
父は凛に向かって大声で万歳を何度も何度も叫ぶ。
凛は泣き崩れる。
稲の植わっていない水田の水面に花嫁行列の姿が映る。
新郎と凛は初めて顔を合わせる。
お互いに黙って一礼する。
凛は母親に促されて新郎の横に立つ。
新郎「 大事にします。」
凛は笑顔を見せる。
椿の花がアップになる。
翠は遠藤の部屋の窓を開けると、オリビア・ニュートン・ジョンの音楽が聞こえる。
原稿用紙が風で飛び散る。
薫( 竹内結子 )は美容院で髪を切る。
雑誌「 週刊現代 」とか、クラシックな当時の車が映り込んでいるので、
レトロ・マニアは涎が垂れる事必至。
川原で慧と夫と薫は赤とんぼの群れと戯れる。
凛と夫は川原を歩く。 凛のお腹が膨らんでいる。
夏、奏は幼児の女の子を抱いて海岸を歩く。 砂の上に足跡がずっと続く。
セピア色の家族写真を背景に、エンドロールが流れる。
翠と菊池の結婚式の写真がスクリーンに登場すると、
客席の人々はどっと大爆笑。
こういうオマケを見逃さない様に、映画はエンドロールの最後まで見てね。
エンディングには吉田美和作詞、吉田美和&中村正人作曲の
DREAMS COME TRUE の「 ねえ 」が流れます。
歌詞は失恋体質の二へドンには心の古傷をえぐられますわ。
♪ 傷ついていいの それほどに想える人と
そんなたった一人と 出会えた証だから
必ず心から笑える日はやって来るから ♪
*****************************
[ 付録]
登場人物が多いと、誰が誰だか頭の中こんがらがるから、まとめてみました。
昭和11年 凛 ・・・・・・・・ 蒼井優
片山文江・・・・・・ 真野響子
片山寅雄・・・・・・ 塩見三省
宮沢侘助・・・・・・ 三浦貴大
昭和30年代 薫 ・・・・・・・・ 竹内結子
翠 ・・・・・・・・ 田中麗奈
真中博・・・・・・・ 大沢たかお
菊池敏雄・・・・・・ 河本準一 ( 次長課長 )
遠藤壮太郎・・・・・ 長門裕之
昭和50年代 慧・・・・・・・・・ 仲間由紀恵
宮沢晴夫( 1977年 )・・ 井ノ原快彦( V6 )
現代 奏 ・・・・・・・・・・・鈴木京香
佳 ・・・・・・・・・・ 広末涼子
宮沢晴夫( 2009年 )・・ 平田満
平野太 ・・・・・・・・・・・・・ 駿河太郎
平野啓太 ・・・・・・・・・・・ 倉掛竜樹 ( 子役 )
主題歌 ・・・・・・・・ DREAMS COME TRUE 「 ねぇ 」
***** 「 映画「 Flowers 」後半 」 ・ 完 *****
Posted by ニヘドン at 20:02│Comments(0)
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