2009年02月11日

桂歌助・講演会

2008年11月07日(金)


横浜市南区の共進中学校区家庭教育学級が行われたので足を運んでみました。

場所は太田小学校です。
太田小学校には今回が初めての訪問です。
「 太田 」って言うから、京急の南太田駅の近くにあるのかと思ってしまいましたよ。

京急・黄金町駅を下りて、駅前に設置されている市街地図で場所を確認し、歩き始めました。
ニヘドンは、横浜山岳民族特別自治区に住み始めて、早18年。
ちょっとやそっとの坂道には驚かないつもりでいましたが、黄金町から太田小学校へ辿る坂道の物凄さと言ったら!!
無意識に身体を前屈みに折りながら、ヒーヒー言いながら坂道を登って行きました。
気分はエベレスト登頂パーティーに参加しているのと同じです。
1歩、歩みを進めても頂上は遥か遠く。
2歩、歩みを進めても目的地は永遠に姿を現さないかのよう。
( しまった。横浜の山を甘く見ていた…。
冬山の装備で来れば良かった…。)

やっと学校が見えました。
( ふー。キツかったぁ〜。( * _ * ))

あれ? 関東学院!?
( ・ _ ・ )エッ..?
う… 嘘…。 ガア〜ン。
目指す太田小学校は、まだまだ先の頂上付近だったのです。

途中で何度 「 Mayday。 Mayday。」と緊急信号を出そうかと思ってしまいましたよ。

やっとの事で太田小学校に到着しました。

到着したのはニヘドンが1番乗りでした。
会場の試聴覚室には椅子が並べられていました。
適当な席に座を締め、他の人々が三々五々集まって来るのを眺めていました。
「 家庭教育学級 」と云うのは、行政側から、「 金を少しだけ出してやるから、ちゃんと企画して実施して、清く正しく美しくPTA活動を盛んに行いなさい。」
と、押し付けられた行事だと、ニヘドンは理解していますが、他の皆さんは、どう感じているのでしょうか?
ニヘドンはこういう企画に乗るのが大好きなので、毎回の企画を楽しみにしていますが、いつも参加する顔触れが同じだと言うのが問題点ですよね。
なかなか「 みんなの物 」になり得ない。

ただ、家庭教育学級そのものは、地域の人々にも開かれています。
学校に通っている子供がいない世帯の人々でも参加が出来ます。
料金は無料です。

落語家が講師と云う事だからでしょうか?
地域の方々の参加、特にお年寄り達の参加がとても多く感じられました。


共進中学校区家庭教育学級
「 桂 歌助 」( かつら うたすけ ) 講演会
「 親同士のコミュニケーション 〜 落語を通して楽しく考える 〜 」

歌助さんは、新潟県十日町の出身。
落語家になる為には、試験が無く ( ゲゲゲの鬼太郎の世界と同じですね。) 面接一発だそうです。
どこかで師匠を掴まえて 「 弟子入りさせて下さい。」と言うのが始まりだそうです。
ニヘドンが楽屋口で石田様を掴まえて
「 好きです。私と付き合って下さい。 」と言うのに似ている!?
落語家の身分制度は、下から
・ 見習い
・ 前座
・ 二つ目
・ 真打ち の順に出世をして行きます。
見習いの期間は半年位で、高座には上がれません。
「 若竹 」( わかたけ )と云う店の近くに師匠の家があったそうです。
歌助さんが弟子入りしたのは23才の時。
見習いは江戸時代にあった丁稚奉みたいなものだそうです。
丁稚奉公は6才 〜 12才の子供がやった制度で、住み込みでお金が貰えます。
拭き掃除や便所掃除なんかをします。
40人の奉公人が居たら、番頭になれるのは1人位。
落語家は、この見習いの期間に、話し方のルールを覚えます。

歌助さんは 「 歌児 」( うたじ )と云う名前を貰い、4年間修行をしました。
大門と云うラーメン屋や、すいらい軒と云うラーメン屋があったそうです。

師匠から教えて貰う小噺は、例えばこんな感じです。

「 お母さん。」
「 なあに? 」
「 パンツ破れたよ。」
「 またかい。」

(^o^)

話しには、大事な要素が3つ有ります。
1. 内容
2 声
3. 表情 ( 仕草 )

落語家に取って大事な順番は、
1. 声
2. 表情 ( 仕草 )
3. 内容 だそうです。

声とは何か?
落語家は、3通りの事を考えて出すそうです。
1. 大小
2. 高低
3. 遅早
3つのパターンを理解すれば、声を自由自在に操れる様になります。

声は柔らかく出すよりも、緊張した方が良いものです。
声は大きく、高く、早く出せば説得力を出せるもの。
メリハリを利かせる。
強弱を付けるのがポイントです。

落語は歌舞伎から来ています。
「 声色師 」( こわいろし )と呼ばれた人々が元になっています。
当時、庶民は歌舞伎なんて見に行けない。
そこで声色師が歌舞伎役者の物真似をしていたそうです。

( へぇ〜。ニヘドンが、石田様の演奏会に行かれなかった乙女達の為に、せっせとレポを書いているのと、声色師の動機は同じ!?
これからはニヘドンを「 ブログ界の声色師 」と呼んでくれぃ。笑。)

落語の良い所は師匠からの口伝なので、「 一言一句間違えてはいけない 」と云う事が有りません。
又、オチの所は、声の調子を変えるそうです。

落語家としての修行に「 なぞかけ 」と云う物が有ります。
これは 連想出来る同音異語をパッと出す練習です。

A. 新聞と掛けて
B. お坊さんと解く。
C. その心は、
けさ きて きょうよむでしょう。
( 今朝 来て 今日 読むでしょう。)
( ケサ 着て 経読むでしょう。)

A. 助さん、角さんと掛けて
B. お尻と解く。
C. その心は、
   こうもんの わきに くっついている。
   ( 黄門の脇にくっついている。 )
   ( 肛門の脇にくっついている。 )

で、「 なぞかけ 」を考える時には、思いついた順 A → B → C に言わない。
A → B → C の順に言うと、出来上がる。
ここで、参加者に連想する言葉を1人1個ずつ言うように指名されて行きました。

お題は 「 新聞 」。
いきなり二へドンが指名され、うろたえた二へドンの口から出た言葉は「 廃品回収 」。
何故かこれだけで、他の参加者の失笑を買い、前に座っていた人々が振り返って
二へドンの顔を見る始末。
ええ~、何で~!? 新聞は廃品回収に出すでしょう~?
あ、今は資源回収って言うのか1?
( 因みに家の地域の新聞販売店は月に1度、新聞回収に来てくれて、
  トイレットペーパーを1巻置いて行ってくれるんだよー。 )
二へドンの隣の人が、廃品回収から連想する言葉を指名されました。
「 トラック 」。 なるほど。

こんな調子で、どんどん連想を続けていくと・・・・・・・・

A. 新聞    →  C. 廃品回収   → B. トラック
A. 新聞    →  C. ニュース   → B. テレビ
A. 新聞    →  C. テレビ番組  → B. ビデオ予約

むやみやたらに連想を続けても駄目で、これに「 同音異語 」を足して使うのです。
「 新聞 」と言われたら、同音異義語を連想します。

あさ - 朝、麻
きじ - 記事、生地、雉(鳥)
かみ - 紙、神、髪

ふーん。 これで、二へドンのオヤジギャグも、少しはレベルアップするかなあ?
歌助さんは、「 はなさ(ん)か 爺さん 」の小噺を披露し、補足説明しました。
「 ん 」「 っ 」「 - 」は、別の言葉にし易い。

天皇の名前も、ギャグには使い易いのだそうです。
( こんな事を言える時代で良かった・・・・・。)
明治天皇 → め、いじってんのぅ? ( 目、いじってんのぅ? )
大正天皇 → たい、しょってんのぅ?( 鯛、背負ってんのぅ?)
昭和天皇 → しょー、おわってんのぅ?( ショー、終わってんのぅ?)
平成天皇 → へー、いせ、いってんのぅ?( へー、伊勢、行ってんのぅ?)
今の天皇 → いま、のってんのぅ? ( 今、乗ってんのぅ? )

落語の話で盛り上がってしまいましたが、一応PTA主催の講座だったので、
「 親同士のコミュニケーション 」というタイトルに話を合わせたのか(?)
リテラシー(識字)やペアレンタル・コントロール(親のネット環境設定)についての
話がさらっとあり、終了致しました。

でも、二へドンが1番興味深く聞いたのが、歌助さんの、奥様との馴れ初めです。
歌助さんの高座にいつも聞きに来ている女性がいて、
ある日、くじ引きをお客さんに引いてもらうというイベントがあり、
歌助さんがくじの入った箱を持って客席を回って、声をかけたんだって。
えええええええええ~!!!!!!!!
仕事中にナンパしちゃったのー!?
信じられなーい!!
でも、結構良くあるパターンだあー!!!!!
やっぱり、いつも来るお客さんって、バレてるものなんだよね~。

石田様も二へドンの存在に気がついてくれているかしら? ← 爆!爆!爆!

***** 「 桂 歌助 ・ 講演会 」 **************
 
[ 本日のおまけ ]

02月11日に保土ヶ谷駅近くの宿場そば「桑名屋」でお食事をしました。
入り口に歌助さんの落語会の案内が貼り出されていて、びっくりしました。
やっぱり、横浜在住の噺家さんだから、市内で色々お声が掛るみたいですね。
いいかも。 宿場そば屋で、落語か。 今度行ってみようっと!!






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Posted by ニヘドン at 22:20│Comments(0)中学校
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