2011年08月15日
はじめてのクラシック 2011年 東京公演
はじめてのクラシック
〜 中学生・高校生のために 〜
2011 年 東京公演
日時 : 2011年08月15日(月)
開場 13:00
開演 14:00
会場 : 東京国際フォーラム ホールA
料金 : 1,000円 ( 全席指定 )
曲目 : ドヴォルザーク
スラヴ舞曲 ハ長調 作品 46-1
スラヴ舞曲 ホ短調 作品 72-2
チェロ協奏曲 ロ短調 作品 104
交響曲第9番 ホ短調 作品95 「 新世界より 」
案内役 : 三枝成彰 ( さえぐさ しげあき )
出演 : 指揮 / 小林研一郎 ( こばやし けんいちろう )
チェロ / 宮田大 ( みやた だい )
管弦楽 / 東京交響楽団
主催 : 「 はじめてのクラシック 」実行委員会
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
いや〜。「 はじめてのクラシック 」も今年で5回目になりますか。
時が経つのも早いですね〜。
( ニヘドンはもう5年も三枝成彰氏の「 長い話 」に付き合っているんだ。( 笑 ))
今年は、客層が凄い低レベルで、あちらこちらから雑音立てまくり。
三枝氏が解説の中でジョン・ケイジの「 4分33秒 」を引き合いに出していたけれども、オーケストラが演奏中にジョン・ケイジごっこは止めて欲しいです!
呆れ果てたのは、雑音を立てまくりの奴に限って、
自分は如何にクラシック音楽を理解出来るかと言う発言を仕切りにしていた事。
絶対に脳の病気であろう…。
ただ、演奏会そのものは、非常に楽しめました。
何が良かったって、プログラムの組み立て方が滅茶センスいい!
この「 はじめてのクラシック 」で選曲が残念だった事はまだ1度も無いので、
三枝氏の音楽センスに拍手!
彼は、お客の立場に立ったプログラムが作れる人だと思います。
「 はじめてのクラシック 」で毎回楽しみなのが、ゲスト奏者なんです。
たった 1,000円の料金で、旬の若手実力派を呼んでくれるのです。
今年はチェロの宮田大 君 。
素晴らしい演奏でした!
24歳で、あの堂に入った弾きっぷり!!
しかも若いのに、チェロの演奏を天命としているかの如く弾く姿勢は、
いたくニヘドンの胸を打ったのでした。
宮田大君は、ただコンクールに強いだけじゃないんです。
本当の実力を目の当たりにしたければ、
宮田大君を聴け!!
今回のコバケンが振る東京交響楽団は、今1つニヘドンが乗り切れませんでした。
と言うのは 03月11日以降、オーケストラの轟く大音響が怖いのです。
メタルロックのサウンドは聴いても大丈夫なのに、
フル・オーケストラの大きな音が苦手になっちゃった。
今のニヘドンは、室内楽、特にバロックを聴くと楽しめる精神状態なんです。
今日のコバケン&東京交響楽団は、カッチリ弾き過ぎちゃって、
「 軍靴の音 」みたいな印象。
悪く言えば N響みたいな…… ?
( つまりはニヘドンはN響が嫌いって事なんですが…。。・゜゜(>_<)゜゜・。)
ただ、客席では 100%楽しめなかった様な気がしましたが、
帰りの電車の中で演奏を反芻していたら、滅茶苦茶楽しかったんです。
つまり、会場を離れたら、何やら知れない得体の分からない恐怖が薄まったと言う事なんでしょうかね?
余韻を残す演奏だったと言う事なんでしょうね。
ドヴォルザークをまとめて聴くと、楽しいです。
音のメロドラマっ振りは、チャイコフスキー以上かもしれませんね。
二へドンは秋の「 アンサンブル・ホリデー 」の講座の課題曲が
「 ユーモレスク 」なのです。
練習せんとあかんのですが、今ひとつ、この曲に没頭出来ないのが悩みの種でした。
でも、今日のドヴォルザーク三昧で、何だか気分良くユーモレスクも弾ける様な気になれました。
*******************************
真っ白なスーツを着た三枝成彰氏が、舞台下手(しもて)に、ひょっこりと現れました。
「 こんにちは。 三枝成彰です。
今年が5回目です。 一昨日は大阪で演奏を行いました。
8月27日土曜日、夜7:00からBS朝日で、今日の演奏を放送します。
マジャール系の音楽を演らせたら右に出る者はいないと言われる
炎のコバケンの棒で振って頂きます。
宮田大さんは24歳。 若手なんですが、ベテランの域に達しています。
いつも長過ぎると怒られるのですが、クラシックと言うのは、
『 第1級の 』『 最高水準の 』『 古典的な 』と小学館の辞書に出ています。
語源はラテン語の納税者階級と言う意味です。
モーツァルトの時代、ウィーンには6,000人の人間がモーツァルトやベートーヴェン
を育てていました。
少数の人間に聞かれた変わった音楽と言えるでしょう。
信長の時代にクラシック音楽は1度日本に入って来ているのです。
森蘭丸は、ビオラ・ダガンバの名手だったと言われています。」
二へドンのつぶやき ( へー、それは全然知らなかった。 森蘭丸とビオラダガンバの
関係をネットで検索してみたら、全然ヒットしなかったんです。
この辺の資料をご存知の方はお知らせ下さいませ。)
そして三枝氏は客席の最前列に座っていた男子高校生6人をステージの上に
引っ張り上げました。男の子たちは、のそのそのそと上がって行きます。
三枝氏が始めたのは「 伝言ゲーム 」でした。
三枝氏が1番目の男の子に、やや長めの文章を見せて、どんどんリレー方式で
伝言して行きます。
声はこちらには聞こえて来ませんが、どんどん文章が短くなって行くのは
よく分かりました。
「 今日のスポンサーは・・・・・ 」と4社の名前を挙げた文章だったのです。
三枝「 こういう風に人間の記憶は曖昧なものです。
〜 中学生・高校生のために 〜
2011 年 東京公演
日時 : 2011年08月15日(月)
開場 13:00
開演 14:00
会場 : 東京国際フォーラム ホールA
料金 : 1,000円 ( 全席指定 )
曲目 : ドヴォルザーク
スラヴ舞曲 ハ長調 作品 46-1
スラヴ舞曲 ホ短調 作品 72-2
チェロ協奏曲 ロ短調 作品 104
交響曲第9番 ホ短調 作品95 「 新世界より 」
案内役 : 三枝成彰 ( さえぐさ しげあき )
出演 : 指揮 / 小林研一郎 ( こばやし けんいちろう )
チェロ / 宮田大 ( みやた だい )
管弦楽 / 東京交響楽団
主催 : 「 はじめてのクラシック 」実行委員会
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
いや〜。「 はじめてのクラシック 」も今年で5回目になりますか。
時が経つのも早いですね〜。
( ニヘドンはもう5年も三枝成彰氏の「 長い話 」に付き合っているんだ。( 笑 ))
今年は、客層が凄い低レベルで、あちらこちらから雑音立てまくり。
三枝氏が解説の中でジョン・ケイジの「 4分33秒 」を引き合いに出していたけれども、オーケストラが演奏中にジョン・ケイジごっこは止めて欲しいです!
呆れ果てたのは、雑音を立てまくりの奴に限って、
自分は如何にクラシック音楽を理解出来るかと言う発言を仕切りにしていた事。
絶対に脳の病気であろう…。
ただ、演奏会そのものは、非常に楽しめました。
何が良かったって、プログラムの組み立て方が滅茶センスいい!
この「 はじめてのクラシック 」で選曲が残念だった事はまだ1度も無いので、
三枝氏の音楽センスに拍手!
彼は、お客の立場に立ったプログラムが作れる人だと思います。
「 はじめてのクラシック 」で毎回楽しみなのが、ゲスト奏者なんです。
たった 1,000円の料金で、旬の若手実力派を呼んでくれるのです。
今年はチェロの宮田大 君 。
素晴らしい演奏でした!
24歳で、あの堂に入った弾きっぷり!!
しかも若いのに、チェロの演奏を天命としているかの如く弾く姿勢は、
いたくニヘドンの胸を打ったのでした。
宮田大君は、ただコンクールに強いだけじゃないんです。
本当の実力を目の当たりにしたければ、
宮田大君を聴け!!
今回のコバケンが振る東京交響楽団は、今1つニヘドンが乗り切れませんでした。
と言うのは 03月11日以降、オーケストラの轟く大音響が怖いのです。
メタルロックのサウンドは聴いても大丈夫なのに、
フル・オーケストラの大きな音が苦手になっちゃった。
今のニヘドンは、室内楽、特にバロックを聴くと楽しめる精神状態なんです。
今日のコバケン&東京交響楽団は、カッチリ弾き過ぎちゃって、
「 軍靴の音 」みたいな印象。
悪く言えば N響みたいな…… ?
( つまりはニヘドンはN響が嫌いって事なんですが…。。・゜゜(>_<)゜゜・。)
ただ、客席では 100%楽しめなかった様な気がしましたが、
帰りの電車の中で演奏を反芻していたら、滅茶苦茶楽しかったんです。
つまり、会場を離れたら、何やら知れない得体の分からない恐怖が薄まったと言う事なんでしょうかね?
余韻を残す演奏だったと言う事なんでしょうね。
ドヴォルザークをまとめて聴くと、楽しいです。
音のメロドラマっ振りは、チャイコフスキー以上かもしれませんね。
二へドンは秋の「 アンサンブル・ホリデー 」の講座の課題曲が
「 ユーモレスク 」なのです。
練習せんとあかんのですが、今ひとつ、この曲に没頭出来ないのが悩みの種でした。
でも、今日のドヴォルザーク三昧で、何だか気分良くユーモレスクも弾ける様な気になれました。
*******************************
真っ白なスーツを着た三枝成彰氏が、舞台下手(しもて)に、ひょっこりと現れました。
「 こんにちは。 三枝成彰です。
今年が5回目です。 一昨日は大阪で演奏を行いました。
8月27日土曜日、夜7:00からBS朝日で、今日の演奏を放送します。
マジャール系の音楽を演らせたら右に出る者はいないと言われる
炎のコバケンの棒で振って頂きます。
宮田大さんは24歳。 若手なんですが、ベテランの域に達しています。
いつも長過ぎると怒られるのですが、クラシックと言うのは、
『 第1級の 』『 最高水準の 』『 古典的な 』と小学館の辞書に出ています。
語源はラテン語の納税者階級と言う意味です。
モーツァルトの時代、ウィーンには6,000人の人間がモーツァルトやベートーヴェン
を育てていました。
少数の人間に聞かれた変わった音楽と言えるでしょう。
信長の時代にクラシック音楽は1度日本に入って来ているのです。
森蘭丸は、ビオラ・ダガンバの名手だったと言われています。」
二へドンのつぶやき ( へー、それは全然知らなかった。 森蘭丸とビオラダガンバの
関係をネットで検索してみたら、全然ヒットしなかったんです。
この辺の資料をご存知の方はお知らせ下さいませ。)
そして三枝氏は客席の最前列に座っていた男子高校生6人をステージの上に
引っ張り上げました。男の子たちは、のそのそのそと上がって行きます。
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三枝氏が1番目の男の子に、やや長めの文章を見せて、どんどんリレー方式で
伝言して行きます。
声はこちらには聞こえて来ませんが、どんどん文章が短くなって行くのは
よく分かりました。
「 今日のスポンサーは・・・・・ 」と4社の名前を挙げた文章だったのです。
三枝「 こういう風に人間の記憶は曖昧なものです。
横浜バッカスブラスオーケストラ! #25定期演奏会
ベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団@杉田劇場
第7回 イマジン七夕コンサート 2011
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第7回 大阪国際室内楽フェスタ 予選第1日目
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Posted by ニヘドン at 18:28│Comments(0)
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