2007年10月21日
10月21日(日)Beeコンサート 秋川キララホール
いやあ~、7月15日(日)関東地方に接近した台風の事を思い出しながら、キララホールまで足を運びました。 チケット発売初日は台風のさ中、秋川まで行ったんでした。
開場時間の5分前にホールに到着。 ロビーの椅子がほぼ満席になる位の人々が開場を待っていました。 またもや日本野鳥の会会員になった二へドンはざっと人数を確認すると、約30人の人が待っています。 東京の会場に比べると少ない!?
松原の悪夢がチラリと脳裏をかすめる。
ロビーではおじ様がCD販売をしている。 でも二へドン、いつも思うのはCD販売をしている、初老のおじ様って、営業下手だよね。 もっと積極的にセールストークして売れば良いのに。 二へドンにやらせてごらんよ。 売上、少なく見積もって20%増し。
亀田大毅君みたいにデカイ事言えば200%増しにしてあげる!! 今までの仕事で、なかなかどうしてやり手だったんだから!
ただ今日は、及川さんのCDばかり6種類。 今まで二へドンが見た事のない、随分若い頃の及川さんのジャケットのCDが置かれてましたよ。 結論から言うと、今日はサイン会無し。 客の入りが悪い会場ではサイン会しないの? まあ、こちらは来週も土・日行くのでチャンスはあるが・・・・。
入り口は格子が下りていて、開場時間にスイッチを押して、格子を上にあげるのですが、銀行とか刑務所では無いのだから、止めて欲しいと思った。 キララホールは、スタッフの対応が、お客目線で、極めて質の高いサービスを提供してくれる。 二へドンの 「 チラシを10枚送ってくれ 」 というリクエストにも快く応じてくれたし、まゆみさんの 「 行かれるかどうか分からない
」という事情には、一応お取り置きという方法で対処してくれたみたいだし、二へドン好みの良質のサービスがあるホールです。なので、この格子だけは、妙に異質に写りました。 温かいサービスと鉄格子!? 合わないよね~。
さて、本日の二へドンの席は1列目の15 。 1列目というのは、自分で席を選んだので当然分かっていましたが、列のどの部分かっていうのは、座席表だけでは分からないものです。 実際の席に座ってみないとね。 譜面台がどこに置かれるのかっていうのまでは、チケット購入時に、座席表を見ただけでは、分からない。 今日の演奏後の秘密会議で、追っかけの大御所に詳しく話を聞いたのですが、ホールの人すら、譜面台の配置が分かってない事もあるらしいです。
今日、二へドンは自分の席に座って、余りの恥ずかしさに顔を赤らめてしまいました。 ヴァイオリンの譜面台とチェロの譜面台が妙に接近しているんです。 そして、ヴァイオリンの譜面台は、二へドンのまん前に! え? まん前にあったら、譜面台に隠れて石田様の姿が見にくいんじゃないのって? ノンノン。 今日は驚くべき事に、チェロとヴァイオリンの譜面台の高さが同じなんですよ。 しかも、2つの譜面台は、やけに舞台のへりに近い所に置かれています。 まるで、二へドンの為に置いてくれた配置ですね。
でも、ちょっと怖い気もしました。 石田様がステージに現れて、譜面台の高さが低い事に気がついて、不機嫌になったらどうしよう? 二へドンのせいじゃないよ! 二へドンいじってないよ!! ブンブン ブンブン。 ( 首を横に振る音 )
1ベルが鳴った時、ぐるりと後ろを振り返って席の埋まり具合を確認します。 う~ん。 埋まっているのは3分の1強? 半分とは言えないな・・・。 だって、いつもの横浜・東京の追っかけ連中、二へドンも含めて4人しかいないもん。 いつもは前3列は
いつもの顔ぶれじゃん。 今日は4人か・・・・・。 2列目には小学生低学年の3人兄弟を連れたお母さんと、小学生2人兄弟を連れているお母さんが座っています。 願わくば彼らが騒ぎませんように、祈りながら開演を待つ。
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「 Bee コンサート 」
日時 : 2007年10月21日(日) 14:30 開場 15:00 開演
会場 : 秋川キララホール
料金 : 一般 ¥3,000.- 学生 ¥1,500.- ( 全席指定 )
出演 : トリオBee ( ピアノ / 及川浩治 、 ヴァイオリン / 石田泰尚 、 チェロ / 石川祐支 )
演目 : ピアソラ / アディオス・ノニーノ
ピアソラ / フガータ
ピアソラ / リベルタンゴ
ファリャ / 火祭りの踊り
ハチャトゥリアン ( ハイフェッツ ) / 剣の舞
モーツァルト / ピアノ三重奏曲 K.496 ~ 第1楽章
メンデルスゾーン / 「 ピアノ三重奏曲 」 第1番 ~ 第1楽章
休憩 20分
ベートーヴェン / ピアノ三重奏曲 第5番 「 ゴースト 」 ~ 第1楽章
マスネ / タイスの瞑想曲
フォーレ / エレジー
クライスラー ( ラフマニノフ ) / 愛の喜び
ヘンデル ( ハルヴォルセン ) / パッサカリア
リムスキー=コルサコフ / 熊蜂の飛行
メンデルスゾーン / 「 ピアノ三重奏曲 」 第1番 ~ 第4楽章
アンコール ピアソラ / 天使の死
ピアソラ / リベルタンゴ
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会場のライトが消えました。 暗闇に慣れていない目をしょぼつかせながら、Beeの人々の登場を探します。
ああ、下手から石川さんがチェロを軽そうに提げて登場。 間をおかずに及川さん。 そして二へドンの石田~リンが!
石田~リンがとてもさっぱりと機嫌が良さそうな顔をしている。 顔色も良く、お肌つるつる状態。 良かったあ~!!実は昨日の県立音楽堂での演奏会で、登場して来た時の石田~リンの、こめかみから顎にかけてのラインが妙に緊張していて、顔が強張って見えたのです。 鼻フンフンしているみたいだったし、風邪でも引いて具合悪いのかな? だとしたら、秋川で石田様デビューする まゆみさんに最高の石田様をお見せする事が出来ないのでは? と心配しちゃいました。
因みに、秘密会議で大御所が、石田様の機嫌が悪い時に考えられるのは、次の3つの理由であると解説をして頂きましたので、皆様にもお知らせしておきます。
1.疲れている時。
2.眠い時。
3.体調が悪い時。
ウひゃひゃひゃ。 いかにも男の人が機嫌が悪くなる理由じゃないですか? うちの一族郎党の中で、男共は全員同じ理由で機嫌が悪くなります。 大御所は理由の一つに挙げませんでしたが、 「 腹が減っている 」 というのもメインの理由ですね。
でも、今日は晴れ晴れとした良いお顔の石田様を至近距離で拝めて、大変幸せでございます。
今日の3人の衣装は、全員黒のブラウスに黒のズボン。 石田様のシャツはヨーク部分に縦の黒いレースのフリルが入っています。両腕の肘の辺りまでもフリルが入っていて、そのフリルのラインに沿う様に大きな飾りボタンが4つついています。
今日は舞台の高さが50センチ位と低く、しかも舞台の縁スレスレに石田様が立つので、( つまり二へドンの至近距離に!)
今まで気がつかなかった袖のボタンにまで気がつく事ができて嬉しいです!! 石川さんが右手の人差し指と薬指にシルバーリングをしている事、及川さんが太いネックレスをしている事、石田様の身につけているアクセサリー類は、今シーズンのBeeの演奏会の時と全く同じです。 念の為に石田~リンのアクセサリーについては、改めてお知らせしておくと、右耳にはゴールドのゆらゆらピアス。 右耳は青い四角い石のついたイアカフ。 首にはゴールドの細いチェーンのネックレス。 右手首はホワイトバンドとピンクバンドのダブル使い。 左手首にはイエローホワイトの数珠ブレス。 今日は演奏の合間に きゅるきゅるっと数珠ブレスを回したのね。 何事? と思って手首に注目したら、今まで普通の数珠ブレスだと思ったら、白くて丸くて平らなボタンみたいな透かし彫り模様の飾りがついていて、それを二へドンに見える様に中央に持って来たって訳よ。 はいはい、目立ちたがり屋さん、ちゃんと見てあげたわよ。 他のファン達にも教えておいてあげる。
及川さんが1曲目の「 アディオス・ノニーノ 」のイントロ部分をピアノで奏で始めます。 二へドンの今日の席、最高に凄い席です。 石田様は至近距離に立つわ。 及川さんの顔から鍵盤を叩く両手から、ペダルを踏み込む両足から、丸ごと見えちゃうのです。 残念ながら、石川さんの顔は譜面台で隠れて見えないのですが、チェロの弓の動かし方はバッチリ見えました。
つまり3人の音を出す 「 要 」 の部分はしっかり目で確認できるという事でございます。 これは嬉しいですよ!!
及川さんの演奏に息を呑みました。 及川さんが最初から、全身全霊で、鍵盤に向かっているのです。 及川さんが二へドンのブログを読んでいるとはとても思えないけれど、まるで読んだかの様な、注意深く全身を 「 配慮 」 という鎧で身を固めた様な演奏です。 テンポも、及川さんにしては、ややゆっくり目かな? とにかくとても気を遣って演奏している事が分かります。
松原から約1ヶ月で、これ程までに完成させて来るのか!! 最初のピアノのイントロ部分、味わわせて頂きました。
ヴァイオリンとチェロが絡んで来ても、もう Beeの演奏はびくともしません。 ああ! Bee の人達ったら、ピアソラを完成させちまいました! こんな演奏されたら、二へドンが前に言った感想が間違えてたって事になっちゃうじゃんよ!!
石田様のヴァイオリンの音も艶やかで、二へドンが松原で聞いたはずの、「 あれ 」 は、二へドンの間違いだったの?
素晴らしい!! 今シーズンのBeeを聞くのは、二へドン4回目ですが、今日のBeeの演奏が一番完成度が高くて、聞き応えがある!! いやあ、秋川まで来て良かった!!
及川さんがマイクを持ちます。 「 皆さん、Beeの演奏会によくお越し頂きました。 今更ですが、メンバー紹介をします。
ヴァイオリンの石田君。」 ぱちぱちぱちぱち。 「 チェロの石川君。」 ぱちぱちぱちぱち。 あれあれ、及川さん、自己紹介を忘れてますよ!! いつもはプログラムには 「 及川浩治、トリオ “ Bee ” 」 と書かれるものなのですが、今日のプログラムには 「 Bee コンサート 」 としか書かれてないから、一応自己紹介をしておいた方が宜しいかと・・・・。
「 Beeは3年前にデビュー致しまして、まあ、最初の年は兵庫県で2回公演を行い、それがプレ・シーズン。 昨年がファースト・シーズン。 そして今年がセカンド・シーズンです。 とまあ、いつものMCを行いました。
2曲目は問題の 「 フガータ 」ですが、やっぱり二へドン、間違ってたみたい。 ちゃんとしてた。 だって及川さんも石田様も石川さんも気合いの入れ方が違うもん。 プロフェッショナルの意地を見せつけられた、そんな気迫の演奏です。 二へドンは、余りにも一生懸命にピアノの演奏をする及川さんの姿に胸キュンです。 いや、 「 キュン 」 なんて柔な程度ではありません。
「 ドキューン 」 と銃で撃たれた位の衝撃です。 ちょっと、やばいんです。 二へドンは石田泰尚様に乙女の純情を捧げるお約束をしたのですが、こんな所で及川さんによろめいていては、石田様との赤い糸を自分で切ってしまう事になりかねません!
でも、二へドンの視線は及川さんを追う事を止めようとはしない。 う~ん、どうしよう。 ドンドン日記が全然更新されなくなったら、もしかしたら、別に及川さんのファンサイトを作って、そちらにかまけているかもしれません!! ( 爆 )
3曲目の 「 リベルタンゴ 」も、いつもと違う気迫に圧倒されまくり。 この曲はいつも3人の気持ちの高まりに合わせて
ブオ~っと行っちゃう事が多いのに、今日は何だか、それぞれに、幽体離脱したもう1人の演奏家が背後から冷静に演奏が正しい道から逸脱しないか監視しているんじゃないかって感じに制御されつつ熱いぞ! と、至近距離から感じなかった人には分かり難い雰囲気だったんです。 演奏自体は、いつも以上に熱いんですよ。 でも、この3年間ずっと石田泰尚様と Bee を追いかけてきて、その流れの中で聞くと、今日の 「 リベルタンゴ 」 は明らかに 演奏者のモチベーションが違うんですよ。
二へドンへのコメント封じの為に演奏しているのではないかと、つい被害妄想になってしまう様な細心の配慮がなされた演奏でした。 何か、怖い・・・・・。
一旦3人が退場し、改めて石川さんと及川さんが登場。 4曲目は「 火祭りの踊り 」です。 この曲も文句無しに楽しめますが、今シーズン初めてBeeを聞いたという大御所のコメントは、 「 石川さんが変わった!! 」 というものでした。 はい、確かにそうなんですよ。 きりりと顔つきも引き締まり、もうベビーフェイスなんかじゃないんです。 演奏も堂に入ったものですし、演奏中の表情もお見逃し無く!! と言う訳で、今後Beeの演奏会に足を運ばれる方!! 「 火祭りの踊り 」 のポイントは、
「 石川さんをガン見すべし!! 」 というものです。 後ろの方の席になっちゃった方、オペラグラスは必携!!
「 よし、今日の演奏も完璧だったぞ。 いつも1列目でガン見する女が、今日は譜面台で見えなかったからリラックス出来たよ。ふ~。 」 と石川さんが思ったかどうかは定かではありませんが、立ち上がった時に見せた石川さんの表情は満足げで、自信に満ちていました。 もう 「 はにかみ王子 」は卒業しちゃったの。 演奏の時はね。
石川さんが退場するのと入れ違いに石田様登場。 5曲目は 「 剣の舞 」。 とても嬉しかったのは、客席から逃げる様な素振りを見せる事が度々ある石田様が、今日は積極的に舞台の縁に立ち位置をキープしてくれるんですね。 おまけに譜面台から少し左に移ったので、もう譜面台の邪魔が一切無く、石田様の演奏を凝視する事が出来ました。石田様はヴァイオリン弾きの究極の目標ですから、彼の演奏する所を余す所無く見られると、心に身体にジンジン来ますよ。 一番最初に石田様がステージに現れた時から、感じられたのですが、とにかく今日の石田様は機嫌が良い!! 二へドンは機嫌の良い石田様を見るのが大好きです。 他の追っかけ仲間も皆そうなの。 演奏会に来られない他のファン達は二へドンにメールを送ってくるの。
でも誰も 「 石田様は元気? 」 とか 「 石田様の演奏はどう? 」 って聞いて来ないの! 「 石田様の機嫌はどう? 」って聞いてくるのよ。 どうよ、これ。 もう石田様の機嫌を良くする方法があるなら、何でもお手伝いするから言って。 石田様が指名してくれていいから。 弓で客席を指して教えて。 「 お前! 」 てな感じで・・・・。 ぶははは!
演奏後、2人は退場するのですが、今日は石田~リンの機嫌が絶好調な反面、及川さんが余り客席に愛想振り撒かない気がしました。 及川さんが、客席には何の未練も無いって素振りでさらっと袖に引っ込んでしまたので、少し物足りなかったです。
もちっと及川さんの笑顔が見たかったけど、演奏が素敵だったから我慢しろって?
そして3人揃って舞台に登場。 及川さんがMCをします。 「 次に演奏するのは、クラシック音楽の中でも非常にマニアックなピアノ・トリオです。 作曲家のモーツァルトは37歳で亡くなりましたが、30歳を過ぎた頃から素晴らしいピアノ・トリオの曲を次々に作曲し、その後ベートーヴェンが名曲を完成させ、他の作曲家も続いていきます。」 うん。 音楽の解説としては、音楽の歴史の流れを大局的に見た素晴らしい解説なんですが、 下心満載のかぶりつき女共はですねえ、もっとBeeのメンバーのプライベートな話題をトークでしてもらいたいんですわ。 今までの事例で言うと、石田様の 「 昨日美容院へ行った 」 とか、「 二度寝をしてオケの練習に遅刻した 」 とか、他愛もないエピソードを本人の口から聞きたいのよね。 石田様のホームページも
期待した割には、ただの事務連絡サイトみたいになってて、石田様のブログじゃないし・・・・・。 今回はメンバーのトークが少なかったねえ~。 松原みたいに盛り上がって欲しかった。 松原はトークは炸裂したからね。 秋川のお客さんはすごく大人しかった。 誰かトークに突っ込んであげなきゃ駄目?
6曲目のモーツァルトのピアノ・トリオは、明るくてチャーミングで、モーツァルトの良い所を余す所なく表現してくれました。
比較的大人し目の曲なのですが、石田様の弓毛がパラリ。 ブチッ。 石田様は後ろの方に投げ捨てる。 あ~あ。 プレスリーのハンカチよろしく、客席側に投げてくれれば良いのに! あまりステージ奥だと、後で拾いに行く人が大変なのよ、ね~、弓子さん!! 因みに本日は弓毛コレクターの弓子さんが欠席の為、弓毛は大御所がゲット致しました。 誤解の無い様に申し添えておきますが、キララホールで弓毛を拾ったのは、二へドンではありません!! 二へドンはまだ追っかけの初心者だから、そんな大それた事は出来ません。 ( 笑 )
丁度前日、マーたんさんと、神奈川フィルの8月の定期演奏会の指揮者ゴロー・ベルク氏の話題が出たばかりだったので、同じ
モーツァルトでも、こうも違うと思って、興味深く聞きました。 Bee のモーツァルトは、胎教にぴったりですね!!
そしてメンデのピアノ・トリオ 第1番~第1楽章。 石川さんのチェロが渋めの音を奏で、及川さんのピアノが熱く炸裂。
そして石田様の透明なヴァイオリンの音が響くんだけど、どの3人組みが演奏するより、 Bee がヴィジュアル的に面白いと思う。 石田様が右に左に伸び上がるのが好き。 及川さんが歌ってる。歌ってる。 石川さんの顔が見えないのが残念だけど、彼の指はいつも通り確実に指板の音のツボを捉え、時々指板に当たる指の音が聞こえる。 この3人、愛すべきトリオだよね。
実に愛すべきトリオです。 これだけ追いかけて、まだ聞きたい。 もっと聞きたいもん。
15:50に休憩に突入。 あまりトークも無く、サクサク進んじゃったから、時間が経つのが異様に早く感じられる。
「 おまけ 」
本日の譜めくり担当は、以前にもお見かけした様な、ややメタボな血色と色艶の良い、温室育ちのマスクメロンみたいなお坊ちゃま風年齢不詳のオヤジ。( まだ20代だったら御免なさい。) 今日、二へドンがあれ? と思ったのは、普通譜めくりの人の
椅子って、ピアニストの左に置くじゃないですか。 だから、二へドンの様に、ピアニストの真横に席を陣取ると、譜めくりの人の姿は、ピアニストの陰になって余り見えないじゃまいですか。 それがさ、今日の譜めくり君、左側の椅子1つ分後ろに椅子を置いているのね。 「 あれ? 」 と思いましたよ。 だって普通じゃないんだもん。 つまり譜めくり君は、めくる時、椅子から立ち上がって少し歩いて譜面まで手が届くんですね。 いちいちあれじゃ、大変だろうと思ったんです。
でも、すぐに理由が分かりました。 1つ分椅子が下がっていたにも関わらず、及川さんが左腕をぐるりん!と回したら、譜めくり君に当たりそうになり、彼、思わず「 おお! 」 という感じで慌てて身を竦めていました。 そうか。 及川さんの射程距離に入らない様に気を遣った配置だったんだ。 それでも少し読みが浅くて、射程圏内に捕まっちゃったんだ。 その後、譜めくり君は上半身が及川さんの動きに合わせて前に後ろに揺れていました。 うふふふ。 面白い!! Bee のステージで揺れるのは石田様だけではありません。 でも、最近富に 譜めくりが気になっちゃう二へドンは、少し変でしょうか?
後半は別枠記事でアップします。
***** 「 10月21日(日)Beeコンサート 秋川キララホール 」 ・前半 ・ 完 ******
開場時間の5分前にホールに到着。 ロビーの椅子がほぼ満席になる位の人々が開場を待っていました。 またもや日本野鳥の会会員になった二へドンはざっと人数を確認すると、約30人の人が待っています。 東京の会場に比べると少ない!?
松原の悪夢がチラリと脳裏をかすめる。
ロビーではおじ様がCD販売をしている。 でも二へドン、いつも思うのはCD販売をしている、初老のおじ様って、営業下手だよね。 もっと積極的にセールストークして売れば良いのに。 二へドンにやらせてごらんよ。 売上、少なく見積もって20%増し。
亀田大毅君みたいにデカイ事言えば200%増しにしてあげる!! 今までの仕事で、なかなかどうしてやり手だったんだから!
ただ今日は、及川さんのCDばかり6種類。 今まで二へドンが見た事のない、随分若い頃の及川さんのジャケットのCDが置かれてましたよ。 結論から言うと、今日はサイン会無し。 客の入りが悪い会場ではサイン会しないの? まあ、こちらは来週も土・日行くのでチャンスはあるが・・・・。
入り口は格子が下りていて、開場時間にスイッチを押して、格子を上にあげるのですが、銀行とか刑務所では無いのだから、止めて欲しいと思った。 キララホールは、スタッフの対応が、お客目線で、極めて質の高いサービスを提供してくれる。 二へドンの 「 チラシを10枚送ってくれ 」 というリクエストにも快く応じてくれたし、まゆみさんの 「 行かれるかどうか分からない
」という事情には、一応お取り置きという方法で対処してくれたみたいだし、二へドン好みの良質のサービスがあるホールです。なので、この格子だけは、妙に異質に写りました。 温かいサービスと鉄格子!? 合わないよね~。
さて、本日の二へドンの席は1列目の15 。 1列目というのは、自分で席を選んだので当然分かっていましたが、列のどの部分かっていうのは、座席表だけでは分からないものです。 実際の席に座ってみないとね。 譜面台がどこに置かれるのかっていうのまでは、チケット購入時に、座席表を見ただけでは、分からない。 今日の演奏後の秘密会議で、追っかけの大御所に詳しく話を聞いたのですが、ホールの人すら、譜面台の配置が分かってない事もあるらしいです。
今日、二へドンは自分の席に座って、余りの恥ずかしさに顔を赤らめてしまいました。 ヴァイオリンの譜面台とチェロの譜面台が妙に接近しているんです。 そして、ヴァイオリンの譜面台は、二へドンのまん前に! え? まん前にあったら、譜面台に隠れて石田様の姿が見にくいんじゃないのって? ノンノン。 今日は驚くべき事に、チェロとヴァイオリンの譜面台の高さが同じなんですよ。 しかも、2つの譜面台は、やけに舞台のへりに近い所に置かれています。 まるで、二へドンの為に置いてくれた配置ですね。
でも、ちょっと怖い気もしました。 石田様がステージに現れて、譜面台の高さが低い事に気がついて、不機嫌になったらどうしよう? 二へドンのせいじゃないよ! 二へドンいじってないよ!! ブンブン ブンブン。 ( 首を横に振る音 )
1ベルが鳴った時、ぐるりと後ろを振り返って席の埋まり具合を確認します。 う~ん。 埋まっているのは3分の1強? 半分とは言えないな・・・。 だって、いつもの横浜・東京の追っかけ連中、二へドンも含めて4人しかいないもん。 いつもは前3列は
いつもの顔ぶれじゃん。 今日は4人か・・・・・。 2列目には小学生低学年の3人兄弟を連れたお母さんと、小学生2人兄弟を連れているお母さんが座っています。 願わくば彼らが騒ぎませんように、祈りながら開演を待つ。
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「 Bee コンサート 」
日時 : 2007年10月21日(日) 14:30 開場 15:00 開演
会場 : 秋川キララホール
料金 : 一般 ¥3,000.- 学生 ¥1,500.- ( 全席指定 )
出演 : トリオBee ( ピアノ / 及川浩治 、 ヴァイオリン / 石田泰尚 、 チェロ / 石川祐支 )
演目 : ピアソラ / アディオス・ノニーノ
ピアソラ / フガータ
ピアソラ / リベルタンゴ
ファリャ / 火祭りの踊り
ハチャトゥリアン ( ハイフェッツ ) / 剣の舞
モーツァルト / ピアノ三重奏曲 K.496 ~ 第1楽章
メンデルスゾーン / 「 ピアノ三重奏曲 」 第1番 ~ 第1楽章
休憩 20分
ベートーヴェン / ピアノ三重奏曲 第5番 「 ゴースト 」 ~ 第1楽章
マスネ / タイスの瞑想曲
フォーレ / エレジー
クライスラー ( ラフマニノフ ) / 愛の喜び
ヘンデル ( ハルヴォルセン ) / パッサカリア
リムスキー=コルサコフ / 熊蜂の飛行
メンデルスゾーン / 「 ピアノ三重奏曲 」 第1番 ~ 第4楽章
アンコール ピアソラ / 天使の死
ピアソラ / リベルタンゴ
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会場のライトが消えました。 暗闇に慣れていない目をしょぼつかせながら、Beeの人々の登場を探します。
ああ、下手から石川さんがチェロを軽そうに提げて登場。 間をおかずに及川さん。 そして二へドンの石田~リンが!
石田~リンがとてもさっぱりと機嫌が良さそうな顔をしている。 顔色も良く、お肌つるつる状態。 良かったあ~!!実は昨日の県立音楽堂での演奏会で、登場して来た時の石田~リンの、こめかみから顎にかけてのラインが妙に緊張していて、顔が強張って見えたのです。 鼻フンフンしているみたいだったし、風邪でも引いて具合悪いのかな? だとしたら、秋川で石田様デビューする まゆみさんに最高の石田様をお見せする事が出来ないのでは? と心配しちゃいました。
因みに、秘密会議で大御所が、石田様の機嫌が悪い時に考えられるのは、次の3つの理由であると解説をして頂きましたので、皆様にもお知らせしておきます。
1.疲れている時。
2.眠い時。
3.体調が悪い時。
ウひゃひゃひゃ。 いかにも男の人が機嫌が悪くなる理由じゃないですか? うちの一族郎党の中で、男共は全員同じ理由で機嫌が悪くなります。 大御所は理由の一つに挙げませんでしたが、 「 腹が減っている 」 というのもメインの理由ですね。
でも、今日は晴れ晴れとした良いお顔の石田様を至近距離で拝めて、大変幸せでございます。
今日の3人の衣装は、全員黒のブラウスに黒のズボン。 石田様のシャツはヨーク部分に縦の黒いレースのフリルが入っています。両腕の肘の辺りまでもフリルが入っていて、そのフリルのラインに沿う様に大きな飾りボタンが4つついています。
今日は舞台の高さが50センチ位と低く、しかも舞台の縁スレスレに石田様が立つので、( つまり二へドンの至近距離に!)
今まで気がつかなかった袖のボタンにまで気がつく事ができて嬉しいです!! 石川さんが右手の人差し指と薬指にシルバーリングをしている事、及川さんが太いネックレスをしている事、石田様の身につけているアクセサリー類は、今シーズンのBeeの演奏会の時と全く同じです。 念の為に石田~リンのアクセサリーについては、改めてお知らせしておくと、右耳にはゴールドのゆらゆらピアス。 右耳は青い四角い石のついたイアカフ。 首にはゴールドの細いチェーンのネックレス。 右手首はホワイトバンドとピンクバンドのダブル使い。 左手首にはイエローホワイトの数珠ブレス。 今日は演奏の合間に きゅるきゅるっと数珠ブレスを回したのね。 何事? と思って手首に注目したら、今まで普通の数珠ブレスだと思ったら、白くて丸くて平らなボタンみたいな透かし彫り模様の飾りがついていて、それを二へドンに見える様に中央に持って来たって訳よ。 はいはい、目立ちたがり屋さん、ちゃんと見てあげたわよ。 他のファン達にも教えておいてあげる。
及川さんが1曲目の「 アディオス・ノニーノ 」のイントロ部分をピアノで奏で始めます。 二へドンの今日の席、最高に凄い席です。 石田様は至近距離に立つわ。 及川さんの顔から鍵盤を叩く両手から、ペダルを踏み込む両足から、丸ごと見えちゃうのです。 残念ながら、石川さんの顔は譜面台で隠れて見えないのですが、チェロの弓の動かし方はバッチリ見えました。
つまり3人の音を出す 「 要 」 の部分はしっかり目で確認できるという事でございます。 これは嬉しいですよ!!
及川さんの演奏に息を呑みました。 及川さんが最初から、全身全霊で、鍵盤に向かっているのです。 及川さんが二へドンのブログを読んでいるとはとても思えないけれど、まるで読んだかの様な、注意深く全身を 「 配慮 」 という鎧で身を固めた様な演奏です。 テンポも、及川さんにしては、ややゆっくり目かな? とにかくとても気を遣って演奏している事が分かります。
松原から約1ヶ月で、これ程までに完成させて来るのか!! 最初のピアノのイントロ部分、味わわせて頂きました。
ヴァイオリンとチェロが絡んで来ても、もう Beeの演奏はびくともしません。 ああ! Bee の人達ったら、ピアソラを完成させちまいました! こんな演奏されたら、二へドンが前に言った感想が間違えてたって事になっちゃうじゃんよ!!
石田様のヴァイオリンの音も艶やかで、二へドンが松原で聞いたはずの、「 あれ 」 は、二へドンの間違いだったの?
素晴らしい!! 今シーズンのBeeを聞くのは、二へドン4回目ですが、今日のBeeの演奏が一番完成度が高くて、聞き応えがある!! いやあ、秋川まで来て良かった!!
及川さんがマイクを持ちます。 「 皆さん、Beeの演奏会によくお越し頂きました。 今更ですが、メンバー紹介をします。
ヴァイオリンの石田君。」 ぱちぱちぱちぱち。 「 チェロの石川君。」 ぱちぱちぱちぱち。 あれあれ、及川さん、自己紹介を忘れてますよ!! いつもはプログラムには 「 及川浩治、トリオ “ Bee ” 」 と書かれるものなのですが、今日のプログラムには 「 Bee コンサート 」 としか書かれてないから、一応自己紹介をしておいた方が宜しいかと・・・・。
「 Beeは3年前にデビュー致しまして、まあ、最初の年は兵庫県で2回公演を行い、それがプレ・シーズン。 昨年がファースト・シーズン。 そして今年がセカンド・シーズンです。 とまあ、いつものMCを行いました。
2曲目は問題の 「 フガータ 」ですが、やっぱり二へドン、間違ってたみたい。 ちゃんとしてた。 だって及川さんも石田様も石川さんも気合いの入れ方が違うもん。 プロフェッショナルの意地を見せつけられた、そんな気迫の演奏です。 二へドンは、余りにも一生懸命にピアノの演奏をする及川さんの姿に胸キュンです。 いや、 「 キュン 」 なんて柔な程度ではありません。
「 ドキューン 」 と銃で撃たれた位の衝撃です。 ちょっと、やばいんです。 二へドンは石田泰尚様に乙女の純情を捧げるお約束をしたのですが、こんな所で及川さんによろめいていては、石田様との赤い糸を自分で切ってしまう事になりかねません!
でも、二へドンの視線は及川さんを追う事を止めようとはしない。 う~ん、どうしよう。 ドンドン日記が全然更新されなくなったら、もしかしたら、別に及川さんのファンサイトを作って、そちらにかまけているかもしれません!! ( 爆 )
3曲目の 「 リベルタンゴ 」も、いつもと違う気迫に圧倒されまくり。 この曲はいつも3人の気持ちの高まりに合わせて
ブオ~っと行っちゃう事が多いのに、今日は何だか、それぞれに、幽体離脱したもう1人の演奏家が背後から冷静に演奏が正しい道から逸脱しないか監視しているんじゃないかって感じに制御されつつ熱いぞ! と、至近距離から感じなかった人には分かり難い雰囲気だったんです。 演奏自体は、いつも以上に熱いんですよ。 でも、この3年間ずっと石田泰尚様と Bee を追いかけてきて、その流れの中で聞くと、今日の 「 リベルタンゴ 」 は明らかに 演奏者のモチベーションが違うんですよ。
二へドンへのコメント封じの為に演奏しているのではないかと、つい被害妄想になってしまう様な細心の配慮がなされた演奏でした。 何か、怖い・・・・・。
一旦3人が退場し、改めて石川さんと及川さんが登場。 4曲目は「 火祭りの踊り 」です。 この曲も文句無しに楽しめますが、今シーズン初めてBeeを聞いたという大御所のコメントは、 「 石川さんが変わった!! 」 というものでした。 はい、確かにそうなんですよ。 きりりと顔つきも引き締まり、もうベビーフェイスなんかじゃないんです。 演奏も堂に入ったものですし、演奏中の表情もお見逃し無く!! と言う訳で、今後Beeの演奏会に足を運ばれる方!! 「 火祭りの踊り 」 のポイントは、
「 石川さんをガン見すべし!! 」 というものです。 後ろの方の席になっちゃった方、オペラグラスは必携!!
「 よし、今日の演奏も完璧だったぞ。 いつも1列目でガン見する女が、今日は譜面台で見えなかったからリラックス出来たよ。ふ~。 」 と石川さんが思ったかどうかは定かではありませんが、立ち上がった時に見せた石川さんの表情は満足げで、自信に満ちていました。 もう 「 はにかみ王子 」は卒業しちゃったの。 演奏の時はね。
石川さんが退場するのと入れ違いに石田様登場。 5曲目は 「 剣の舞 」。 とても嬉しかったのは、客席から逃げる様な素振りを見せる事が度々ある石田様が、今日は積極的に舞台の縁に立ち位置をキープしてくれるんですね。 おまけに譜面台から少し左に移ったので、もう譜面台の邪魔が一切無く、石田様の演奏を凝視する事が出来ました。石田様はヴァイオリン弾きの究極の目標ですから、彼の演奏する所を余す所無く見られると、心に身体にジンジン来ますよ。 一番最初に石田様がステージに現れた時から、感じられたのですが、とにかく今日の石田様は機嫌が良い!! 二へドンは機嫌の良い石田様を見るのが大好きです。 他の追っかけ仲間も皆そうなの。 演奏会に来られない他のファン達は二へドンにメールを送ってくるの。
でも誰も 「 石田様は元気? 」 とか 「 石田様の演奏はどう? 」 って聞いて来ないの! 「 石田様の機嫌はどう? 」って聞いてくるのよ。 どうよ、これ。 もう石田様の機嫌を良くする方法があるなら、何でもお手伝いするから言って。 石田様が指名してくれていいから。 弓で客席を指して教えて。 「 お前! 」 てな感じで・・・・。 ぶははは!
演奏後、2人は退場するのですが、今日は石田~リンの機嫌が絶好調な反面、及川さんが余り客席に愛想振り撒かない気がしました。 及川さんが、客席には何の未練も無いって素振りでさらっと袖に引っ込んでしまたので、少し物足りなかったです。
もちっと及川さんの笑顔が見たかったけど、演奏が素敵だったから我慢しろって?
そして3人揃って舞台に登場。 及川さんがMCをします。 「 次に演奏するのは、クラシック音楽の中でも非常にマニアックなピアノ・トリオです。 作曲家のモーツァルトは37歳で亡くなりましたが、30歳を過ぎた頃から素晴らしいピアノ・トリオの曲を次々に作曲し、その後ベートーヴェンが名曲を完成させ、他の作曲家も続いていきます。」 うん。 音楽の解説としては、音楽の歴史の流れを大局的に見た素晴らしい解説なんですが、 下心満載のかぶりつき女共はですねえ、もっとBeeのメンバーのプライベートな話題をトークでしてもらいたいんですわ。 今までの事例で言うと、石田様の 「 昨日美容院へ行った 」 とか、「 二度寝をしてオケの練習に遅刻した 」 とか、他愛もないエピソードを本人の口から聞きたいのよね。 石田様のホームページも
期待した割には、ただの事務連絡サイトみたいになってて、石田様のブログじゃないし・・・・・。 今回はメンバーのトークが少なかったねえ~。 松原みたいに盛り上がって欲しかった。 松原はトークは炸裂したからね。 秋川のお客さんはすごく大人しかった。 誰かトークに突っ込んであげなきゃ駄目?
6曲目のモーツァルトのピアノ・トリオは、明るくてチャーミングで、モーツァルトの良い所を余す所なく表現してくれました。
比較的大人し目の曲なのですが、石田様の弓毛がパラリ。 ブチッ。 石田様は後ろの方に投げ捨てる。 あ~あ。 プレスリーのハンカチよろしく、客席側に投げてくれれば良いのに! あまりステージ奥だと、後で拾いに行く人が大変なのよ、ね~、弓子さん!! 因みに本日は弓毛コレクターの弓子さんが欠席の為、弓毛は大御所がゲット致しました。 誤解の無い様に申し添えておきますが、キララホールで弓毛を拾ったのは、二へドンではありません!! 二へドンはまだ追っかけの初心者だから、そんな大それた事は出来ません。 ( 笑 )
丁度前日、マーたんさんと、神奈川フィルの8月の定期演奏会の指揮者ゴロー・ベルク氏の話題が出たばかりだったので、同じ
モーツァルトでも、こうも違うと思って、興味深く聞きました。 Bee のモーツァルトは、胎教にぴったりですね!!
そしてメンデのピアノ・トリオ 第1番~第1楽章。 石川さんのチェロが渋めの音を奏で、及川さんのピアノが熱く炸裂。
そして石田様の透明なヴァイオリンの音が響くんだけど、どの3人組みが演奏するより、 Bee がヴィジュアル的に面白いと思う。 石田様が右に左に伸び上がるのが好き。 及川さんが歌ってる。歌ってる。 石川さんの顔が見えないのが残念だけど、彼の指はいつも通り確実に指板の音のツボを捉え、時々指板に当たる指の音が聞こえる。 この3人、愛すべきトリオだよね。
実に愛すべきトリオです。 これだけ追いかけて、まだ聞きたい。 もっと聞きたいもん。
15:50に休憩に突入。 あまりトークも無く、サクサク進んじゃったから、時間が経つのが異様に早く感じられる。
「 おまけ 」
本日の譜めくり担当は、以前にもお見かけした様な、ややメタボな血色と色艶の良い、温室育ちのマスクメロンみたいなお坊ちゃま風年齢不詳のオヤジ。( まだ20代だったら御免なさい。) 今日、二へドンがあれ? と思ったのは、普通譜めくりの人の
椅子って、ピアニストの左に置くじゃないですか。 だから、二へドンの様に、ピアニストの真横に席を陣取ると、譜めくりの人の姿は、ピアニストの陰になって余り見えないじゃまいですか。 それがさ、今日の譜めくり君、左側の椅子1つ分後ろに椅子を置いているのね。 「 あれ? 」 と思いましたよ。 だって普通じゃないんだもん。 つまり譜めくり君は、めくる時、椅子から立ち上がって少し歩いて譜面まで手が届くんですね。 いちいちあれじゃ、大変だろうと思ったんです。
でも、すぐに理由が分かりました。 1つ分椅子が下がっていたにも関わらず、及川さんが左腕をぐるりん!と回したら、譜めくり君に当たりそうになり、彼、思わず「 おお! 」 という感じで慌てて身を竦めていました。 そうか。 及川さんの射程距離に入らない様に気を遣った配置だったんだ。 それでも少し読みが浅くて、射程圏内に捕まっちゃったんだ。 その後、譜めくり君は上半身が及川さんの動きに合わせて前に後ろに揺れていました。 うふふふ。 面白い!! Bee のステージで揺れるのは石田様だけではありません。 でも、最近富に 譜めくりが気になっちゃう二へドンは、少し変でしょうか?
後半は別枠記事でアップします。
***** 「 10月21日(日)Beeコンサート 秋川キララホール 」 ・前半 ・ 完 ******
横浜バッカスブラスオーケストラ! #25定期演奏会
ベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団@杉田劇場
はじめてのクラシック 2011年 東京公演
第7回 イマジン七夕コンサート 2011
第272回 神奈川フィル定期演奏会
第7回 大阪国際室内楽フェスタ 予選第1日目
ベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団@杉田劇場
はじめてのクラシック 2011年 東京公演
第7回 イマジン七夕コンサート 2011
第272回 神奈川フィル定期演奏会
第7回 大阪国際室内楽フェスタ 予選第1日目
Posted by ニヘドン at 23:58│Comments(4)
│コンサート
この記事へのコメント
だんだん、回を重ねて、円熟してきたようですね!!ライブ!!
11月に行くのがますます楽しみになってきました!!
そうか~、トークは松原がぶっちぎりですか?今のところ。
それはそれでうれしいな~(笑)思い出します。
11月に行くのがますます楽しみになってきました!!
そうか~、トークは松原がぶっちぎりですか?今のところ。
それはそれでうれしいな~(笑)思い出します。
Posted by モンとも at 2007年10月23日 10:52
> モンともさん。
お元気ですか? 11月のBeeのライヴ楽しみだね。
11月はモンともさんが 入り待ち当番と、レポ書き当番と、サイン会当番と、パパラッチ当番と、出待ち当番だから。
忙しいよ!
おりぃぶさんも行かはるなら、2人で分担して上手にやってや~!! 待ってるよ~!!
お元気ですか? 11月のBeeのライヴ楽しみだね。
11月はモンともさんが 入り待ち当番と、レポ書き当番と、サイン会当番と、パパラッチ当番と、出待ち当番だから。
忙しいよ!
おりぃぶさんも行かはるなら、2人で分担して上手にやってや~!! 待ってるよ~!!
Posted by ニヘドン at 2007年10月23日 14:25
ニヘドン様、コンサート当日はいろいろと楽しいお話を聞かせていただいてありがとうございました。
最初はちょっとどんなものか、見に行くか~ってのりで、たいした期待もせずチケット購入しましたが、ニヘドン様の記事を読み進むうちに期待度は高まり、本番では期待以上の素晴らしさにすっかりやられてしまいました。パワフルな及川さんに度肝を抜かれ、キュートな石川さんに妄想スイッチがはいりそうになり、石田様のヴァイオリンはもう一言では言い表せない、ただただすごい、と思いました。
なかなか頻繁にはいかれないのですが、ぜひまた近いうちにいきたいです。はまりそうです。
最初はちょっとどんなものか、見に行くか~ってのりで、たいした期待もせずチケット購入しましたが、ニヘドン様の記事を読み進むうちに期待度は高まり、本番では期待以上の素晴らしさにすっかりやられてしまいました。パワフルな及川さんに度肝を抜かれ、キュートな石川さんに妄想スイッチがはいりそうになり、石田様のヴァイオリンはもう一言では言い表せない、ただただすごい、と思いました。
なかなか頻繁にはいかれないのですが、ぜひまた近いうちにいきたいです。はまりそうです。
Posted by まゆみ at 2007年10月23日 23:14
> まゆみさん。
はまって下さい。 ずっぽり はまって下さいませ!!
その内に、まゆみさんのお坊ちゃまも同伴で!!
いつか、子連れ限定のライブを企画してもらいましょうね!!
サイン会が無かったのは残念ですが、次回は入り待ち、出待ちもぜひご一緒に!!
はまって下さい。 ずっぽり はまって下さいませ!!
その内に、まゆみさんのお坊ちゃまも同伴で!!
いつか、子連れ限定のライブを企画してもらいましょうね!!
サイン会が無かったのは残念ですが、次回は入り待ち、出待ちもぜひご一緒に!!
Posted by ニヘドン at 2007年10月23日 23:54
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