2008年03月18日

2008年03月18日 石田泰尚ヴァイオリンリサイタル・レポ

石田泰尚 ヴァイオリンリサイタル
Special Selection 〜 小品集 〜

日時 : 2008年03月18日(火) 
      18:30 開場      19:00 開演
会場 : 横浜みなとみらいホール 小ホール
料金 : 指定席 ( 1列目~11列目辺り? ) ¥4,000.- 
      自由席 ( 12列目以降 ) ¥3,000.-
出演 : 石田泰尚様 ー ヴァイオリン
      中岡太志 - ピアノ
曲目 : ベートーヴェン / ロマンス 第2番 へ長調 Op.50
      クライスラー / ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
      クライスラー / ルイ13世の歌とパヴァーヌ  
                ( クープランのスタイルによる )
      クライスラー / 前奏曲とアレグロ 
                ( プニャー二のスタイルによる )
      J・ウィリアムズ / 「 シンドラーのリスト 」のテーマ
      ブロッホ / ヴァイオリンとピアノのための 
              「 バール・シェム ( シャシディ教徒の生活の3つの姿 )
              Ⅰ. ヴィドゥイ ( 懺悔ざんげ )
              Ⅱ. ニーグン ( 即興 )
              Ⅲ. シムハス・トラー ( 歓喜 )

      休憩 15分

      シャミナード ( クライスラー編 ) / スペインのセレナーデ
      グラナドス ( クライスラー編 ) / スペイン舞曲
      ファリャ ( クライスラー編 ) / スペイン舞曲
      ピアソラ / 来るべきもの
      ピアソラ / オブリヴィオン ( 忘却 )
      ピアソラ / ル・グラン・タンゴ
      ビジョルド / エル・チョクロ
      ガーデ / ジェラシー

      アンコール 
      1. ラヴェル / 亡き王女へのためのパヴァーヌ
      2. ガーシュウィン ( ハイフェッツ編 ) / 3つのプレリュードより 1曲目のプレリュード
      3. サラサーテ / ツィゴイネルワイゼン
      4. プッチーニ / 誰も寝てはならぬ

*********************************


今日はね、珍しくギリギリまで仕事してたの。 指定席だから開演時間のギリギリに飛び込んでもいいや、と思って。
そうしたら、追っかけ仲間達から、続々とメールが来る。 来る。

「 もう、着いちゃいました。 」
「 これから会社を出ます。」
「 今、電車の中です。 」
「 いつものアジトにいます。」
「 自由席の人達なのか、すごい並んでますよ!」

うわ、やっぱ遅れを取るのは嫌だ!! なので、今日は奮発して、みなとみらい線に乗りました。
そうしたら、18:25にはアジトに着きました。
開場時間がせまっていたので、二へドンはコーヒーをお持ち帰り様に袋に入れてもらいました。
東日本パティシエ協議会評議委員長、ISC事務局長、諸田ドレスを忘れた縦笛嬢、名前を言ってはいけないあの人の4人が集結してしまいました。

開場時間を10分程遅れて入ったら、全然並んでいなくて、スムーズでした。
ホワイエでは、5月17日(土)のYAMATO弦楽四重奏団のチケット販売のデスクが出ており、YAMATOの新しいCDも売られていました。 どうせなら、YAMATOのメンバー全員のサインを頂きたいので、CD購入は5月17日のコンサート会場までお預けです。 今日買って、当日持って行くのを忘れたら悲劇だからさ!
Musician's Party のグッズ販売のデスクもありました。

本日のチケットは、完売御礼。
19:06。 いよいよ開演です。客席の頭上のライトが消されました。 みなとみらい小ホールは舞台かみ手からの登場です。
石田様はパールホワイトのブラウス。 襟はしっかり立てています。
石田様は襟を立てたいから、立ててるんですよね。 ( 笑 )
黒いズボンで、王子様スタイルですよ。 タイツは穿いてない。 穿いてない! 穿いてないってば!! 
中岡さんは黒いスーツ。 あら、髪は短めですね。 

最初の曲はベートーヴェンの「 ロマンス 」。
分かったわよ。 石田様は二へドンに ロマンスなのね。 他の女にロマンスだったとしても、それを言ってしまっては、
「 ドンドン日記 」の存在価値が無くなってしまうから、敢えて言わないわよ。
妄想して何ぼのブログなのよ。 これは! 石田様は二へドンにロマンスなのねえ~icon06 
ロマンスなのねえ~icon06

ワンフレーズを弾き終えた石田様は、硬い表情で天井を見上げる。 
心なしか、石田様の演奏も、過去の彼の 「 ロマンス 」 の演奏より硬いような気がしました。
もしや、石田様のプライベートなロマンスに何か異変が!?
客層が、いつもの横浜の雰囲気とは違う気もしました。
文京シビックのBEEのコンサートの雰囲気と同じでした。
文京シビックの時のお客さんが、ここまで流れて来たのかしら?

特筆すべきは、中岡さんのピアノなのよ!! 凄く良い!!「 え? これが、二へドンが今まで知っているつもりだった中岡さんなの? 」 って思う位、強烈に素敵。
トリオ・リベルタのピアノよりも、荘厳な感じが出ています。
中岡さんって、正直な話、キャラクターにプレイボーイ的な軽さがあって、演奏も 「 軽めだよね?」と言う先入観を持ってしまうのですが、今日の中岡さんと来たら!!
毎回ね、「 中岡さんのピアノ、以前より格段に上手になってる!! 」 と思うのですが、今日の中岡さんの演奏は衝撃でした。 中岡さんを、イケメンとしてではなく、実力の有るピアニストとして尊敬しちゃいます!
( これから恋に発展しちゃったらどうしよう? ) ← かなり浮気者

石田様のヴァイオリンの演奏を、石田様の手の甲に穴が開く程に、ジーっと見てしまいます。
いつかは、二へドンもこの曲を弾くかもしれないから。
へえ~。 弓先をあんなにたくさん、使うんだ。
中岡さんのピアノ・ソロの間、石田様がチラッと中岡さんを見ました。
( ふっ。 ダーリンの視線の先に何が有るのかだって、見逃さないわよ。 )
↑ かなりストーカーがかっていて、危険!!

中岡さんは、演奏の合間に、前髪を左へ、掻き分け、右へ掻き分けしました。
前髪がかなり長いか、或いは、かなり前傾姿勢で演奏をしているせいでしょうか?
トリオ・リベルタの時より前屈みになって演奏しています。
グッと気持ちが入っているからかもしれませんね。

石田様の「 ロマンス 」の演奏は過去に2度程聴いていますが、今日はピアノの流麗さに、ヴァイオリンが負けちゃってたかも。音のボリュームに負けてたって事では無くて、演奏のモチベーションが負けちゃっていたのかも。
過去に聴いた石田様の、夢見るような 「 ロマンス 」 と比べちゃうと、あんまり乗れなかった。

曲が終わって、いつもだったら、中岡さんのMCなんですが、今日は1曲目の後で、石田様がマイクを持っちゃいましたよ!
最初、マイクを持とうとしている石田~リンの姿を見た時、「 一体何の冗談だ? 」 と思ってしまいましたよ。
「 え~~~。 今日はですね・・・・・・。 」 ん? 何、その間は・・・・・? 客席からの笑い待ちですか?
「 あの・・・・・・・聴きに来てくれて・・・・・・・・聴きに来ていただいちゃって、ありがとうございます。 
  プログラムを見ていただければ分かると思うんですが、すごい曲が多いんで、もうどんどん弾きたいと思います。
  基本的に、もう喋りません! 」
客席からは、小さく笑い声が聞こえてきましたが、これも難しい所だよね。
演奏家は黙って演奏しろって言う考え方のお客もいるし、 ファンサービス位してよって思うお客もいるし。
二へドンは、取り敢えず、石田~リンの全てを受け入れる方針なので、 「 おお、今日はそう来たか。 」と思っただけですが・・・・。 でも、石田様のファンになりかけの人は、もっと喋って欲しかったと思います。
結果的に喋らなかったのなら、流れ的に仕方が無いと思えるけれど、1曲目の後で、「 もう喋りません! 」とピシャッと言うのは、どうなのかね?

石田様が調弦をします。






小出しに続く・・・・・。


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Posted by ニヘドン at 23:48│Comments(2)コンサート
この記事へのコメント
おつかれっしたー!
なんか今回、すごいよかったー!
小出しにされるプレイもまたたまらないかもです(悶
つか、ドンドン日記も小出しwwww

あっちで待ちます☆
Posted by 悶ペ。 at 2008年03月20日 23:01
> 悶ペ。ちゃん。

   お疲れっち~!!
   石田~リンの度肝を抜いてやったのが痛快ざんした。

   あっちで待つって、涅槃で待つって事?
   あ、それは 沖雅也か!!
Posted by ニヘドンニヘドン at 2008年03月20日 23:42
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