2008年09月07日
ストリングス・コンサート・リハーサル
2008年09月07日(日)
今日は、9月15日に行われるストリング・コンサートのリハーサルの日でした。
前回の音合わせは、大アンサンブルの「 星に願いを 」だけだったので、
今日は9人で演奏する「 ジュ・トゥ・ヴ 」と 「 ラルゴ 」の合わせです。
3つのクラス合同でアンサンブルです。
今日が初めての合わせです。
15:30 集合だったのですが、15:10に会場に入りました。
リハーサル室に入る時間までは、ちゃんと控え室が用意されていて、
「 ムッシュ 」が音出しをしていました。
先生に調弦をして頂き、最初は各自でバラバラに弾いていましたが、
何かの弾みでニヘドンが「 合わせてみますか?」 と言いました。
直ぐに 「 ジュ・トゥ・ヴ 」を2人で合わせて最後まで通しました。
弾き終わって第一声。
「 超、気っ持ちエエ〜。」
水泳の北島康介氏か、お前は! って感じですけど。
ニヘドンのクラスメイトのお姉様がやって来ました。
他のクラスの人々も続々と入って来ました。
次に6人程で 「 ラルゴ 」を合わせてみました。
途中で先生が、他の人々の調弦を確認しに入室しました。
後半部分を聞いていた先生が、すかさずコメントをくれました。
「 完璧です。」
んな訳、無いぢゃん!
生徒達から爆笑が起こりました。
んな訳無いのに、かなり無理の入ったコメントをしなければならないのだから、
先生稼業も大変ですなぁ。
その後、又各自で練習しました。
今回、顔を合わせたメンバーは凄いんですよ。
9人の中に、男性が3人入っているんです。
「 ムッシュ 」
「 ミスター 」
「 先生 」
の3人です。
大人の音楽教室に来る男性って、結構、定年後のシルバーグレーのおじ様が多いじゃないですか。
今回の3人は、皆30代・40代の実年世代ですよ!
ニヘドンは、この2年間ずっと女の子達だけでレッスンを受けて来ました。
女の子達がレッスンに向かう姿勢って、文系なんですよ。
ただ黙々と練習するって感じ。
それに対して、今日男の子の様子を観察した所、男の子達の姿勢は、理数系だと言う事を
思い知らされました。
演奏を終えて、反省のコメントも、女の子達は、
「 そこは、もっと優しく 」 とか、「 重厚な感じ出てたかな? 」 とか、
ファジーな形容詞を多用するんですね。
男の子達は、「 テンポが早くなる所があった。 ここはテンポ68だったよね? 」
「 そうそう、68。 68。 」
という感じで、数字に置き換えると、とても安心するみたいなんです。
しかも男の子達の凄い所は、メカで武装するんですね。
オートチューナーなんか、持ってて当たり前。
しかも、ヴァイオリンのネックに挟める、値段の高い奴ですよ。
もちろん、二へドンも、お姉様も、チューナーは持っているんですよ。
でも、「 大勢の人が音を出している所では、チューナーがあちこちの音に反応して
結局意味を成さないだろう。」 とか何とか言っちゃって、家に置いて来ちゃうんですよ。
要するにメカを使いこなせないだけなのかもしれないけれど。
しかも、練習の時に、ちゃんと伴奏を録音したものを持っていて、スピーカーで、
皆に聞かせてくれちゃう訳ですよ。
だからね、たかだか30分のリハーサルに、女の子達はヴァイオリンと弓しか持って来ないのに、
男の子達は、オートチューナーに、音源用機材に、とフル装備なんですよ。
この違いは驚きでした。
大人の男が、こういう状況なので、もし、小さい子供に音楽を続けさせたいと思うママ達は、
男の子にはメカを与えるというのも、1つの方法なのではないかと思いました。
二へドンは自分の息子をヤマハ音楽システムに入れる時、
ピアノかエレクトーンか、迷いませんでしたよ。
男の子は、キーがいっぱいついているエレクトーンを面白がるに決まっているじゃないですか!!
どのみち、プロにさせる訳じゃなし。
案の定、息子ちゃんは、幼稚園入園前の「 音の遊園地 」のコースから始めて、
まだエレクトーンを続けてますよ。
( それでも、ろくに弾けないんだけどね。 )
リハーサル室を使っている前のグループが出て来たので、先生が呼びに来てくれました。
中に入ると、先生が椅子を、本番仕様に移動させます。
こちらは、配置については何も知らされていないので、動きが取れず、
目をパチクリさせながら、先生の作業を見ていました。
9人、横一列並びです。 まあ、少し弧を描いてはおりますが。
他のクラスの女子が、「 ええー!? 横一列!? ええー!? 」とビビッておりました。
でもね・・・・・・・。
世の中にはもっとビビる人がいるものです。
先生が椅子を並べ終わると、先生のファイルを見ながら、1人ずつ名前を呼ばれました。
1番最初に呼ばれたのは、ニヘドンです。
先生が指し示した席は、うーん・・・・・何と言うか、プロの演奏家達の場合で喩えてみると、
つまりそのー・・・・・・・所謂1つの、まー・・・・・
石田様が座る席って、言うんですか?
これで、また、ニヘドンは1週間眠れなくなりましたよ。
絶対に音を外さない様に、特訓しなければあ!!
ピアノの伴奏をしてくれる先生と挨拶をして、早速 「 ジュ・トゥ・ヴ 」の練習です。
いつもレッスンでは、「 伴奏君 」で、オーケストラの伴奏で練習をしています。
ピアノ1台だけの伴奏だと、随分と勝手が違って聞こえます。
ニヘドンの音だけ、他の人たちと音が違って聞こえるのは気のせいでしょうか?
でも先生からは全く指摘をされなかったので、いいのでしょうか?
1回通し、先生が伴奏の先生と軽く打ち合わせをしました。
リピートの前のリタルダンドは、ピアノがニヘドンに合わせるという事になりました。
日本の夏だ! 緊張だ!
もう1回さらってみました。
9人で並んで一緒に演奏すると、今まで気がつかなかった事が沢山有ります。
皆、緊張の為か、弓が、ちんまりとして動きが固いです。
もう、こうなったら、ニヘドンがはっちゃけるしかないでしょう!!
しかし、皆、身体が動かないな。
ニヘドン1人で石田様になっちゃってるんですけど・・・・・・。
次の 「 ラルゴ 」に移りました。
セカンド・ヴァイオリンから入るので、ピアノ伴奏への合図は、セカンドの人がやってくれます。
ふー。 ニヘドン、ちょっとリラックス。
物凄く音を響かせたのですが、先生の指示では
「 本番はもっと! 客席の1番後ろのドアまで届くように!!」
じゃあ・・・・お言葉に甘えて、本番、誰かさんのように、爆発させていただきますね。(笑)
「 何か質問はありませんか? 」 との先生の問いかけに、
「 後奏の時は、どうしていたらいいですか?
ヴァイオリンを膝の上に乗せてるのも変ですよね? 」と
ムッシュが質問しました。
たまたま、Fu-chan が軽くヴァイオリンを肩に乗せているのを先生が指して、
「 ああ、ああいう風にしていて下さい。 」 との事で、決定。
ニヘドンはすぐにヴァイオリンを下ろしてしまう癖があるので、本番、大丈夫かしら?
わずか20分のリハーサル・タイムは、あっと言う間に終わりました。
本番の後の打ち上げの出欠を取りました。
参加者は僅か3人。 ムッシュとミスターとニヘドンだけでした。
いいよ。 いいよ。 ニヘドン、紅一点で頑張って来るよ。
控え室に戻ると、本番の日に司会者が読む、メンバー紹介コメントの原稿を書き、
当日の衣装を相談しました。
「 男の人はタキシードでしょ? 」 ニヘドンが冗談を振ったら、
「 いや。 暑いですよ。 暑くてたまりませんから!! 」
とムッシュにマジレスされてしまいました。
ニヘドンは、男性陣にはタキシードが、組長スーツを着て欲しいのよねえ。
女性陣には、「 ニヘドンは白いブラウスを持っていないから、黒黒でお願いします!」と
お願いをしました。 黒い上衣に黒いスカートかズボンです。
ついでに顔も ガン黒に日焼けサロンで焼いてきましょうか?って、そんな馬鹿な・・・。
あー、楽しかったー!! リハーサルもどうせなら2時間位やりたいですよねえ。
そして、バイトに向かったのだが、仕事を始めた早々に、ホール主任に嫌味を言われた。
ムカッ。 もう今日で辞めてやるって、店長に言おう。
でもヴァイオリンのレッスン料の事を考えて、踏みとどまった。
今度言われたら、辞めてやる!!
***** 「 ストリングス・コンサート・リハーサル 」 ・ 完 ***********
今日は、9月15日に行われるストリング・コンサートのリハーサルの日でした。
前回の音合わせは、大アンサンブルの「 星に願いを 」だけだったので、
今日は9人で演奏する「 ジュ・トゥ・ヴ 」と 「 ラルゴ 」の合わせです。
3つのクラス合同でアンサンブルです。
今日が初めての合わせです。
15:30 集合だったのですが、15:10に会場に入りました。
リハーサル室に入る時間までは、ちゃんと控え室が用意されていて、
「 ムッシュ 」が音出しをしていました。
先生に調弦をして頂き、最初は各自でバラバラに弾いていましたが、
何かの弾みでニヘドンが「 合わせてみますか?」 と言いました。
直ぐに 「 ジュ・トゥ・ヴ 」を2人で合わせて最後まで通しました。
弾き終わって第一声。
「 超、気っ持ちエエ〜。」
水泳の北島康介氏か、お前は! って感じですけど。
ニヘドンのクラスメイトのお姉様がやって来ました。
他のクラスの人々も続々と入って来ました。
次に6人程で 「 ラルゴ 」を合わせてみました。
途中で先生が、他の人々の調弦を確認しに入室しました。
後半部分を聞いていた先生が、すかさずコメントをくれました。
「 完璧です。」
んな訳、無いぢゃん!
生徒達から爆笑が起こりました。
んな訳無いのに、かなり無理の入ったコメントをしなければならないのだから、
先生稼業も大変ですなぁ。
その後、又各自で練習しました。
今回、顔を合わせたメンバーは凄いんですよ。
9人の中に、男性が3人入っているんです。
「 ムッシュ 」
「 ミスター 」
「 先生 」
の3人です。
大人の音楽教室に来る男性って、結構、定年後のシルバーグレーのおじ様が多いじゃないですか。
今回の3人は、皆30代・40代の実年世代ですよ!
ニヘドンは、この2年間ずっと女の子達だけでレッスンを受けて来ました。
女の子達がレッスンに向かう姿勢って、文系なんですよ。
ただ黙々と練習するって感じ。
それに対して、今日男の子の様子を観察した所、男の子達の姿勢は、理数系だと言う事を
思い知らされました。
演奏を終えて、反省のコメントも、女の子達は、
「 そこは、もっと優しく 」 とか、「 重厚な感じ出てたかな? 」 とか、
ファジーな形容詞を多用するんですね。
男の子達は、「 テンポが早くなる所があった。 ここはテンポ68だったよね? 」
「 そうそう、68。 68。 」
という感じで、数字に置き換えると、とても安心するみたいなんです。
しかも男の子達の凄い所は、メカで武装するんですね。
オートチューナーなんか、持ってて当たり前。
しかも、ヴァイオリンのネックに挟める、値段の高い奴ですよ。
もちろん、二へドンも、お姉様も、チューナーは持っているんですよ。
でも、「 大勢の人が音を出している所では、チューナーがあちこちの音に反応して
結局意味を成さないだろう。」 とか何とか言っちゃって、家に置いて来ちゃうんですよ。
要するにメカを使いこなせないだけなのかもしれないけれど。
しかも、練習の時に、ちゃんと伴奏を録音したものを持っていて、スピーカーで、
皆に聞かせてくれちゃう訳ですよ。
だからね、たかだか30分のリハーサルに、女の子達はヴァイオリンと弓しか持って来ないのに、
男の子達は、オートチューナーに、音源用機材に、とフル装備なんですよ。
この違いは驚きでした。
大人の男が、こういう状況なので、もし、小さい子供に音楽を続けさせたいと思うママ達は、
男の子にはメカを与えるというのも、1つの方法なのではないかと思いました。
二へドンは自分の息子をヤマハ音楽システムに入れる時、
ピアノかエレクトーンか、迷いませんでしたよ。
男の子は、キーがいっぱいついているエレクトーンを面白がるに決まっているじゃないですか!!
どのみち、プロにさせる訳じゃなし。
案の定、息子ちゃんは、幼稚園入園前の「 音の遊園地 」のコースから始めて、
まだエレクトーンを続けてますよ。
( それでも、ろくに弾けないんだけどね。 )
リハーサル室を使っている前のグループが出て来たので、先生が呼びに来てくれました。
中に入ると、先生が椅子を、本番仕様に移動させます。
こちらは、配置については何も知らされていないので、動きが取れず、
目をパチクリさせながら、先生の作業を見ていました。
9人、横一列並びです。 まあ、少し弧を描いてはおりますが。
他のクラスの女子が、「 ええー!? 横一列!? ええー!? 」とビビッておりました。
でもね・・・・・・・。
世の中にはもっとビビる人がいるものです。
先生が椅子を並べ終わると、先生のファイルを見ながら、1人ずつ名前を呼ばれました。
1番最初に呼ばれたのは、ニヘドンです。
先生が指し示した席は、うーん・・・・・何と言うか、プロの演奏家達の場合で喩えてみると、
つまりそのー・・・・・・・所謂1つの、まー・・・・・
石田様が座る席って、言うんですか?
これで、また、ニヘドンは1週間眠れなくなりましたよ。
絶対に音を外さない様に、特訓しなければあ!!
ピアノの伴奏をしてくれる先生と挨拶をして、早速 「 ジュ・トゥ・ヴ 」の練習です。
いつもレッスンでは、「 伴奏君 」で、オーケストラの伴奏で練習をしています。
ピアノ1台だけの伴奏だと、随分と勝手が違って聞こえます。
ニヘドンの音だけ、他の人たちと音が違って聞こえるのは気のせいでしょうか?
でも先生からは全く指摘をされなかったので、いいのでしょうか?
1回通し、先生が伴奏の先生と軽く打ち合わせをしました。
リピートの前のリタルダンドは、ピアノがニヘドンに合わせるという事になりました。
日本の夏だ! 緊張だ!
もう1回さらってみました。
9人で並んで一緒に演奏すると、今まで気がつかなかった事が沢山有ります。
皆、緊張の為か、弓が、ちんまりとして動きが固いです。
もう、こうなったら、ニヘドンがはっちゃけるしかないでしょう!!
しかし、皆、身体が動かないな。
ニヘドン1人で石田様になっちゃってるんですけど・・・・・・。
次の 「 ラルゴ 」に移りました。
セカンド・ヴァイオリンから入るので、ピアノ伴奏への合図は、セカンドの人がやってくれます。
ふー。 ニヘドン、ちょっとリラックス。
物凄く音を響かせたのですが、先生の指示では
「 本番はもっと! 客席の1番後ろのドアまで届くように!!」
じゃあ・・・・お言葉に甘えて、本番、誰かさんのように、爆発させていただきますね。(笑)
「 何か質問はありませんか? 」 との先生の問いかけに、
「 後奏の時は、どうしていたらいいですか?
ヴァイオリンを膝の上に乗せてるのも変ですよね? 」と
ムッシュが質問しました。
たまたま、Fu-chan が軽くヴァイオリンを肩に乗せているのを先生が指して、
「 ああ、ああいう風にしていて下さい。 」 との事で、決定。
ニヘドンはすぐにヴァイオリンを下ろしてしまう癖があるので、本番、大丈夫かしら?
わずか20分のリハーサル・タイムは、あっと言う間に終わりました。
本番の後の打ち上げの出欠を取りました。
参加者は僅か3人。 ムッシュとミスターとニヘドンだけでした。
いいよ。 いいよ。 ニヘドン、紅一点で頑張って来るよ。
控え室に戻ると、本番の日に司会者が読む、メンバー紹介コメントの原稿を書き、
当日の衣装を相談しました。
「 男の人はタキシードでしょ? 」 ニヘドンが冗談を振ったら、
「 いや。 暑いですよ。 暑くてたまりませんから!! 」
とムッシュにマジレスされてしまいました。
ニヘドンは、男性陣にはタキシードが、組長スーツを着て欲しいのよねえ。
女性陣には、「 ニヘドンは白いブラウスを持っていないから、黒黒でお願いします!」と
お願いをしました。 黒い上衣に黒いスカートかズボンです。
ついでに顔も ガン黒に日焼けサロンで焼いてきましょうか?って、そんな馬鹿な・・・。
あー、楽しかったー!! リハーサルもどうせなら2時間位やりたいですよねえ。
そして、バイトに向かったのだが、仕事を始めた早々に、ホール主任に嫌味を言われた。
ムカッ。 もう今日で辞めてやるって、店長に言おう。
でもヴァイオリンのレッスン料の事を考えて、踏みとどまった。
今度言われたら、辞めてやる!!
***** 「 ストリングス・コンサート・リハーサル 」 ・ 完 ***********
フォーレの「 シチリアーノ 」
生涯の伴侶を置き忘れた女。
ヴァイオリン・アニマルと化す。
二へドンのヴァイオリンの発表会が有るよ~!!
痛い話 〜 杉劇アンサンブル 練習5回目
ヴァイオリンに3日間、漬け込んでみました。
生涯の伴侶を置き忘れた女。
ヴァイオリン・アニマルと化す。
二へドンのヴァイオリンの発表会が有るよ~!!
痛い話 〜 杉劇アンサンブル 練習5回目
ヴァイオリンに3日間、漬け込んでみました。
Posted by ニヘドン at 22:33│Comments(0)
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