2008年09月14日

呪いのCD再び!

2008年09月12日(金)

ヴァイオリンのレッスンの後、先生から各生徒にCDが1枚ずつ手渡された。
何でも、8月31日のクラス・リハーサルの時にM氏が演奏を録音していて、それを彼の好意で、全生徒にダビングしてくれたそうだ。
ほらね。男の子はハードから入るって、言ったでしょ。
でもこれで、本番と同じピアノ伴奏で練習出来るから、「 入り 」のタイミングを掴めるわ。
M氏、ありがとうございます!

その日は、ヴァイオリンのレッスンの後、直接トリオ・リベルタのコンサートに行ってしまい、その後、マダムM と「 反省会 」なんぞをしてしまったので、CDを聞く暇が無かった。
翌土曜日にヴァイオリンの自主練習の折、M氏のCDをかけてみた。
………………… 。
呪われた…………。
…………………。
こんな恐ろしい呪いのCDの事は、鈴木光司さんだって「 リング 」「 らせん 」の中で書いてなかったぞ!
昨年、ヴァイオリンのクラス・コンサートで、先生の門下生だけが集まって演奏した時、呪いのCDを作ってしまった。
しかしあの時はまだ、ヴァイオリンを初めて1年経ったばかりで、弓の持ち方すら、まだよく分かっていなかった時代だった。
あれからさらに1年の時を経て、自分にも自信が出て来た。( 根拠の無い自信だったと、今となっては言わざるを得ない。)
よもや、再び、呪いのCDを作ってしまうなんて夢にも思わなかったー!!

「 ジュ・トゥ・ヴ 」なんて、皆、第1音の「 ミ 」で音を外している。
第2音の「 ソ 」では、全員、転んでいる。
最初のアウフタクトで全滅しちゃう演奏って……。
第3音の「 レ 」に至っては、皆、あの世に逝ってしまっている。
演奏している最中は、先を先を考えていないといけないんですよ。
次は指を離すだの、くっつけるだの、移弦があるから指を真上から下ろそう、とか、事前の準備で忙しいのです。
だから、まさかこんなに酷い演奏になっていたとは、想像だにしませんでしたね。

土曜日・日曜日にはバイトを入れてしまった。
一体どうしたらいいんだ?
15日の本番にはDVDにして出演者達に配ると言う。
呪いのDVDも、この世に送り出してしまうのか!?

いや、ニヘドンは、そこそこ弾けていたんだけど、他の人達が駄目だったんだよ。
そうだよ。そう思わなければ、やっていけないよ。
ニヘドンは舞台の下手(しもて)側。
M氏は上手(かみて)側。
録音は、M氏側でやっていたから、外れた音は、ニヘドンではないな。
そうでも思わなかったら、やっていけないって。

2008年09月15日(月・祝)
横浜ホラー・コンサート
「予言の書」は無い。
しかし、人類は滅亡するかもしれない。
皆様、耳詮のご用意を!!

***** 「 呪いのCD再び! 」 ・ 完 *************



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