2010年07月20日
『 週間清塚信也 』 第2回 ・ 後半
この記事は、「 『 週間清塚信也 』 第2回 ・ 前半 」 の続きの記事です。
前半の記事は、こちらでお読み下さい。 → http://nihedon.hama1.jp/e476602.html
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『 週刊清塚信也 』第2回
日時 : 2009年10月09日(金)
18:00 開場 18:30 開演
会場 : 銀座 ・ 王子ホール
料金 : 4,500円 ( 全席指定 )
出演 : 清塚信也 ( きよづか しんや ) / ピアノ
中西勝之 ( なかにし かつゆき ) / バリトン
演目 : ≪ 第 1 部 ≫
ベートーヴェンこそ真の“ 音楽の父 ”
ベートーヴェン / ピアノソナタ 第8番 ハ短調 作品13 『 悲愴 』
ベートーヴェン / ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 作品57 『 熱情 』
< 休 憩 1 5 分 >
≪ 第 2 部 ≫
信也の部屋 〜 talk to myself 〜
クルティス / 帰れソレントへ
大中恩 ( おおなか めぐみ ) / 半分愛して
( 大中恩歌曲集 『 ひとりぼっちがたまらなかったら 〜 寺山修司の詩による 〜 』より )
大中恩 / もんだいは
( 大中恩歌曲集 『 ひとりぼっちがたまらなかったら 〜 寺山修司の詩による 〜 』より )
大中恩 / 劇場
( 大中恩歌曲集 『 ひとりぼっちがたまらなかったら 〜 寺山修司の詩による 〜 』より
クロード=ミッシェル・シェーンベルク / 彼を帰して ( ミュージカル 『 レ・ミゼラブル 』より )
クロード=ミッシェル・シェーンベルク / カフェ・ソング ( ミュージカル 『 ラ・ミゼラブル 』より )
クロード=ミッシェル・シェーンベルク / 星よ ( ミュージカル 『 ラ・ミゼラブル 』より )
ビゼー / 闘牛士の歌 ( オペラ 『 カルメン 』より )
アンコール : 荒城の月
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
第2部は、清塚信也さんのMCから始まりました。
「 えー、後半はですね、僕の大好きなバリトン歌手である中西君をお招びして、
一緒に演って行きたいと思います。
僕は人付き合いが苦手で、『 飲みに行こうよ 』 と言われても、
『 あ、今日はちょっと・・・・・ 』 なんてね。
でも最近は大分ミュージシャンと付き合う様になって来て、
年上の方が上手く行くんですね。
NAOTOさんとか、中西さんとかね。
キツいジョークとか言っても、笑って受け留めてくれる所があってね。
では、早速お招びしましょう。 中西勝之( なかにし かつゆき )さんです!!」
二へドンは、中西勝之さんは初めて拝見します。 背が高くて、貫禄の有る人でした。
中西さんは、燕尾服を着て、ばっちりと決めてステージに登場しました。
割と、カジュアルに見える清塚信也さんのファッションと比べて、「 違う 」 所が
お気に召さない様で、いきなり自分だけが燕尾服なのを文句言い始めました。
中西 「 温度差有り過ぎだよ、ちょっと!!
燕尾服でお願いしますって言われて着て来たんだけど。」
清塚 「 いや~。 こういうの大好き~! 可愛い弟の甘えだと思って下さいよ。
よく、彼の家に行かせて頂くんですが。」
中西 「 カーナビに何て入れてるんだよ? 」
清塚 「 あばら家 」
( 会場、爆笑。)
清塚 「 今日は又、歌って頂けると言う事で。」
中西 「 だって歌わなくてどうするの? お笑いキングじゃないからね。」
清塚 「 大中恩さんの歌を歌って頂きます。」
中西 「 僕、大中恩さん大好きなんですよ、って言ったら、その方が関係のある方でね。
有名な童謡を沢山書いた人です。
『 サッちゃん 』『 おなかのへる歌 』『 犬のおまわりさん 』
『 あしたのジョー 』で、力石徹ってキャラがいるんですが、力石の葬式もしたんですってよ。」
清塚 「 僕も中西さんの時、計画しますよ。」
中西 「 ちょっと! 僕は実在するから! 力石は架空の人物だからっ!!」
清塚 「 それから、『 ラ・ミゼラブル 』 。
村井国夫さんが凄いベジャールを演じていて、
ついこの間、村井国夫さんの奥様と共演して、ピアノ弾いてたんです。
そうしたら村井国夫さんが途中で入って来て、歌うんですよ。
うわー! 本物のジャベールだって!!
僕、本物のジャベールを聴いてますからね。 これはプレッシャーですよ。( 笑 )」
( きよりんのトーク最高!! )
1曲目は、クルティスの「 帰れソレントへ 」です。
んー。 ちょっと歌い方が軽くて荒い印象を受けちゃったなあ。
と、言うか、錦織健の舞台を聞いちゃっているので、それと比べちゃったのですね。
錦織健の歌い方の方が、ぐぐっと二へドンの心に来ましたね。
でも、その錦織健の歌い方を好きでないマダムもいましたので、
まあ、人好き好きって事で。
清塚さんのピアノ伴奏は上手かったよ!!
( って言うか、彼が下手だったのを聞いた事が無いけど。)
2曲目は、大中恩 ( おおなか めぐみ ) の「 半分愛して 」。
( 大中恩歌曲集 『 ひとりぼっちがたまらなかったら 〜 寺山修司の詩による 〜 』より )
あ、いいじゃん!!
中西さんって、日本語の歌の方がOKじゃない?
二へドンは日本語で歌うのって、凄く難しさを感じていて、英語の方が楽なの。
日本語で上手に歌う人って、尊敬だな。
清塚さんのピアノ伴奏もバッチリじゃん! 歌手の伴奏もちゃんと出来るピアニストなのね。
ちゃんと、歌の歌詞を引き立ててあげられる演奏です。
3曲目は、大中恩 の「 もんだいは 」。
( 大中恩歌曲集 『 ひとりぼっちがたまらなかったら 〜 寺山修司の詩による 〜 』より )
清塚さんのピアノが秀逸過ぎて、ついつい清塚さんのピアノの音ばかりに耳が行ってしまうわ。
4曲目は、大中恩 の 「 劇場 」。
( 大中恩歌曲集 『 ひとりぼっちがたまらなかったら 〜 寺山修司の詩による 〜 』より
ポロリン~。 最初のピアノの前奏が始まり、歌が始まると、もう詞の世界にのめり込みました。
♪ 退屈の仮面を外すと 喜びの仮面が有ります
喜びの仮面を外すと 偽りの仮面が有ります
偽りの仮面を外すと くたびれた仮面が有ります ♪
深い。 こんな深い詞を聞いたのは、久し振りだ。
シューベルトの歌曲と同じ位の感銘を受けました。
この曲は、家でリピートモードで聴きたいです。
中西さんは、右手をピアノの上に乗せて少し前に歩み寄り次の曲を歌います。
次の5曲目はクロード=ミッシェル・シェーンベルク の
「 彼を帰して ( ミュージカル 『 レ・ミゼラブル 』より )」。
♪ 神よ 我が主よ 祈りを 聞かせたまえ
若い 彼を 月に帰す うちに帰して下さい
御心でしょうか まるで我が子です ♪
シェーンベルク大好きなので、全身を耳にして、歌詞に集中します。
が、中西さん! 最初の「 神 」 が 「 ハミ 」に聞こえて、ちょっとパズルでしたよ!
歌い終わると中西さんは燕尾の上着を脱いで白いシャツ姿になりました。
6曲目はクロード=ミッシェル・シェーンベルク の
「 カフェ・ソング ( ミュージカル 『 ラ・ミゼラブル 』より )」。
♪ 言葉にならない 痛みと哀しみ
空の椅子とて 友はもう居ない
自由を求めて・・・・・・・・・・・・ 新しい世界 ♪ 」
中西さんの歌い方は、日本で上演される日本語ミュージカルの歌い方なんです。
中西さんはステージの床に跪いて熱唱をするんだけれども、
ちょっとお品が無いのよ。 メトロポリタン歌劇場で上演されるオペラと比べると、
やっぱり二へドンはミュージカルよりオペラの方が自分の性に合ってるなあ・・・。
中西さんが言います。「 ちょっと気分を出す為に。」
そして再び燕尾の上着を着用しました。
清塚 「 ミュージカルですからね。」
( ふふ。 きよりんの合いの手大好き! )
そして7曲目のクロード=ミッシェル・シェーンベルク の
「 星よ ( ミュージカル 『 ラ・ミゼラブル 』より )」 です。
星の瞬きの様な純粋なピアノの音が清塚さんの手元からこぼれて来ます。
中西さんが歌い終わると、客席からはブラボー! ブラボー!
「 へー。 」 二へドンは原語主義者なので、余り日本語で歌うミュージカルには
足を運ばないのですが、ふーん。 ファンはこういうのを喜ぶんだ~。
今まで二へドンの知らなかった世界を垣間見る事が出来て楽しかったです。
ブラボー! アンコール!! 客席は全然鎮まりません。
どんどん熱気が沸き起こって来るみたい。
清塚 「 拍手を貰うと言う事がどんなに大変か。」
中西 「 でも本当に有り難いなと思って。 ここまで来るのが大変でしたよ。
本当に、このレベルの人と演れるって無いんですよ。」
清塚 「 ステージの上で言いますか! 」
中西 「 ミュージカルを演る様になって3年なんですけど、
昨年は色々出させて貰いましたが、来年はどうかな?
戸田恵子さんの手を引いて出て来るシーンで、戸田恵子さんの裾を踏んじゃってね。
あー、俺、この世界終わったと思いましたよ。
では、闘牛士の歌を行きたいと思います。
慣れている方は、手拍子とかやって頂いていいですが、
彼はとてもテンポとかにうるさいので、気をつけてやって下さいね。」
そして最後の曲が、ビゼー の「 闘牛士の歌 ( オペラ 『 カルメン 』より )」です。
おお!! 清塚さんの前奏凄い!! 本物だ!!
メトロポリタン歌劇場のオーケストラにも負けない、ゾクゾクの雰囲気を出している!!
清塚さん、貴方、こんなに本物志向の演奏が出来るなら、
プラシド・ドミンゴの伴奏も出来そうだよ!! 二へドン、ぶっ飛びゲーション!!
中西さんの歌も、これは、抜群に聞かせてくれます。
でも、日本語は頂けないなあ・・・・・・・。 音符と日本語の音節が合ってないぢゃん。 ブツブツ。
そして、アンコールに「 荒城の月 」です。
あー。 うん、これも聞けるわ。
きよりんが、ソロ演奏は勿論、オーケストラとの協奏曲も、トリオでも類稀なる実力を発揮するのは
知っていましたが、今日、歌手の伴奏も見事な上手さで出来ると言う事が分かりました。
これは大きな収穫でした。
これで、きよりんは、二へドンの「 お気に入りリスト 」に殿堂入りしちゃうかな?
あー。 楽しかった!! 清塚信也というピアニストが、ますます好きになったステージでした。
清塚さん、お疲れ様。 また、次も楽しませて下さいね!!
***** 「 『 週間清塚信也 』 第2回 ・ 後半 」 ・ 完 ********
前半の記事は、こちらでお読み下さい。 → http://nihedon.hama1.jp/e476602.html
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『 週刊清塚信也 』第2回
日時 : 2009年10月09日(金)
18:00 開場 18:30 開演
会場 : 銀座 ・ 王子ホール
料金 : 4,500円 ( 全席指定 )
出演 : 清塚信也 ( きよづか しんや ) / ピアノ
中西勝之 ( なかにし かつゆき ) / バリトン
演目 : ≪ 第 1 部 ≫
ベートーヴェンこそ真の“ 音楽の父 ”
ベートーヴェン / ピアノソナタ 第8番 ハ短調 作品13 『 悲愴 』
ベートーヴェン / ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 作品57 『 熱情 』
< 休 憩 1 5 分 >
≪ 第 2 部 ≫
信也の部屋 〜 talk to myself 〜
クルティス / 帰れソレントへ
大中恩 ( おおなか めぐみ ) / 半分愛して
( 大中恩歌曲集 『 ひとりぼっちがたまらなかったら 〜 寺山修司の詩による 〜 』より )
大中恩 / もんだいは
( 大中恩歌曲集 『 ひとりぼっちがたまらなかったら 〜 寺山修司の詩による 〜 』より )
大中恩 / 劇場
( 大中恩歌曲集 『 ひとりぼっちがたまらなかったら 〜 寺山修司の詩による 〜 』より
クロード=ミッシェル・シェーンベルク / 彼を帰して ( ミュージカル 『 レ・ミゼラブル 』より )
クロード=ミッシェル・シェーンベルク / カフェ・ソング ( ミュージカル 『 ラ・ミゼラブル 』より )
クロード=ミッシェル・シェーンベルク / 星よ ( ミュージカル 『 ラ・ミゼラブル 』より )
ビゼー / 闘牛士の歌 ( オペラ 『 カルメン 』より )
アンコール : 荒城の月
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
第2部は、清塚信也さんのMCから始まりました。
「 えー、後半はですね、僕の大好きなバリトン歌手である中西君をお招びして、
一緒に演って行きたいと思います。
僕は人付き合いが苦手で、『 飲みに行こうよ 』 と言われても、
『 あ、今日はちょっと・・・・・ 』 なんてね。
でも最近は大分ミュージシャンと付き合う様になって来て、
年上の方が上手く行くんですね。
NAOTOさんとか、中西さんとかね。
キツいジョークとか言っても、笑って受け留めてくれる所があってね。
では、早速お招びしましょう。 中西勝之( なかにし かつゆき )さんです!!」
二へドンは、中西勝之さんは初めて拝見します。 背が高くて、貫禄の有る人でした。
中西さんは、燕尾服を着て、ばっちりと決めてステージに登場しました。
割と、カジュアルに見える清塚信也さんのファッションと比べて、「 違う 」 所が
お気に召さない様で、いきなり自分だけが燕尾服なのを文句言い始めました。
中西 「 温度差有り過ぎだよ、ちょっと!!
燕尾服でお願いしますって言われて着て来たんだけど。」
清塚 「 いや~。 こういうの大好き~! 可愛い弟の甘えだと思って下さいよ。
よく、彼の家に行かせて頂くんですが。」
中西 「 カーナビに何て入れてるんだよ? 」
清塚 「 あばら家 」
( 会場、爆笑。)
清塚 「 今日は又、歌って頂けると言う事で。」
中西 「 だって歌わなくてどうするの? お笑いキングじゃないからね。」
清塚 「 大中恩さんの歌を歌って頂きます。」
中西 「 僕、大中恩さん大好きなんですよ、って言ったら、その方が関係のある方でね。
有名な童謡を沢山書いた人です。
『 サッちゃん 』『 おなかのへる歌 』『 犬のおまわりさん 』
『 あしたのジョー 』で、力石徹ってキャラがいるんですが、力石の葬式もしたんですってよ。」
清塚 「 僕も中西さんの時、計画しますよ。」
中西 「 ちょっと! 僕は実在するから! 力石は架空の人物だからっ!!」
清塚 「 それから、『 ラ・ミゼラブル 』 。
村井国夫さんが凄いベジャールを演じていて、
ついこの間、村井国夫さんの奥様と共演して、ピアノ弾いてたんです。
そうしたら村井国夫さんが途中で入って来て、歌うんですよ。
うわー! 本物のジャベールだって!!
僕、本物のジャベールを聴いてますからね。 これはプレッシャーですよ。( 笑 )」
( きよりんのトーク最高!! )
1曲目は、クルティスの「 帰れソレントへ 」です。
んー。 ちょっと歌い方が軽くて荒い印象を受けちゃったなあ。
と、言うか、錦織健の舞台を聞いちゃっているので、それと比べちゃったのですね。
錦織健の歌い方の方が、ぐぐっと二へドンの心に来ましたね。
でも、その錦織健の歌い方を好きでないマダムもいましたので、
まあ、人好き好きって事で。
清塚さんのピアノ伴奏は上手かったよ!!
( って言うか、彼が下手だったのを聞いた事が無いけど。)
2曲目は、大中恩 ( おおなか めぐみ ) の「 半分愛して 」。
( 大中恩歌曲集 『 ひとりぼっちがたまらなかったら 〜 寺山修司の詩による 〜 』より )
あ、いいじゃん!!
中西さんって、日本語の歌の方がOKじゃない?
二へドンは日本語で歌うのって、凄く難しさを感じていて、英語の方が楽なの。
日本語で上手に歌う人って、尊敬だな。
清塚さんのピアノ伴奏もバッチリじゃん! 歌手の伴奏もちゃんと出来るピアニストなのね。
ちゃんと、歌の歌詞を引き立ててあげられる演奏です。
3曲目は、大中恩 の「 もんだいは 」。
( 大中恩歌曲集 『 ひとりぼっちがたまらなかったら 〜 寺山修司の詩による 〜 』より )
清塚さんのピアノが秀逸過ぎて、ついつい清塚さんのピアノの音ばかりに耳が行ってしまうわ。
4曲目は、大中恩 の 「 劇場 」。
( 大中恩歌曲集 『 ひとりぼっちがたまらなかったら 〜 寺山修司の詩による 〜 』より
ポロリン~。 最初のピアノの前奏が始まり、歌が始まると、もう詞の世界にのめり込みました。
♪ 退屈の仮面を外すと 喜びの仮面が有ります
喜びの仮面を外すと 偽りの仮面が有ります
偽りの仮面を外すと くたびれた仮面が有ります ♪
深い。 こんな深い詞を聞いたのは、久し振りだ。
シューベルトの歌曲と同じ位の感銘を受けました。
この曲は、家でリピートモードで聴きたいです。
中西さんは、右手をピアノの上に乗せて少し前に歩み寄り次の曲を歌います。
次の5曲目はクロード=ミッシェル・シェーンベルク の
「 彼を帰して ( ミュージカル 『 レ・ミゼラブル 』より )」。
♪ 神よ 我が主よ 祈りを 聞かせたまえ
若い 彼を 月に帰す うちに帰して下さい
御心でしょうか まるで我が子です ♪
シェーンベルク大好きなので、全身を耳にして、歌詞に集中します。
が、中西さん! 最初の「 神 」 が 「 ハミ 」に聞こえて、ちょっとパズルでしたよ!
歌い終わると中西さんは燕尾の上着を脱いで白いシャツ姿になりました。
6曲目はクロード=ミッシェル・シェーンベルク の
「 カフェ・ソング ( ミュージカル 『 ラ・ミゼラブル 』より )」。
♪ 言葉にならない 痛みと哀しみ
空の椅子とて 友はもう居ない
自由を求めて・・・・・・・・・・・・ 新しい世界 ♪ 」
中西さんの歌い方は、日本で上演される日本語ミュージカルの歌い方なんです。
中西さんはステージの床に跪いて熱唱をするんだけれども、
ちょっとお品が無いのよ。 メトロポリタン歌劇場で上演されるオペラと比べると、
やっぱり二へドンはミュージカルよりオペラの方が自分の性に合ってるなあ・・・。
中西さんが言います。「 ちょっと気分を出す為に。」
そして再び燕尾の上着を着用しました。
清塚 「 ミュージカルですからね。」
( ふふ。 きよりんの合いの手大好き! )
そして7曲目のクロード=ミッシェル・シェーンベルク の
「 星よ ( ミュージカル 『 ラ・ミゼラブル 』より )」 です。
星の瞬きの様な純粋なピアノの音が清塚さんの手元からこぼれて来ます。
中西さんが歌い終わると、客席からはブラボー! ブラボー!
「 へー。 」 二へドンは原語主義者なので、余り日本語で歌うミュージカルには
足を運ばないのですが、ふーん。 ファンはこういうのを喜ぶんだ~。
今まで二へドンの知らなかった世界を垣間見る事が出来て楽しかったです。
ブラボー! アンコール!! 客席は全然鎮まりません。
どんどん熱気が沸き起こって来るみたい。
清塚 「 拍手を貰うと言う事がどんなに大変か。」
中西 「 でも本当に有り難いなと思って。 ここまで来るのが大変でしたよ。
本当に、このレベルの人と演れるって無いんですよ。」
清塚 「 ステージの上で言いますか! 」
中西 「 ミュージカルを演る様になって3年なんですけど、
昨年は色々出させて貰いましたが、来年はどうかな?
戸田恵子さんの手を引いて出て来るシーンで、戸田恵子さんの裾を踏んじゃってね。
あー、俺、この世界終わったと思いましたよ。
では、闘牛士の歌を行きたいと思います。
慣れている方は、手拍子とかやって頂いていいですが、
彼はとてもテンポとかにうるさいので、気をつけてやって下さいね。」
そして最後の曲が、ビゼー の「 闘牛士の歌 ( オペラ 『 カルメン 』より )」です。
おお!! 清塚さんの前奏凄い!! 本物だ!!
メトロポリタン歌劇場のオーケストラにも負けない、ゾクゾクの雰囲気を出している!!
清塚さん、貴方、こんなに本物志向の演奏が出来るなら、
プラシド・ドミンゴの伴奏も出来そうだよ!! 二へドン、ぶっ飛びゲーション!!
中西さんの歌も、これは、抜群に聞かせてくれます。
でも、日本語は頂けないなあ・・・・・・・。 音符と日本語の音節が合ってないぢゃん。 ブツブツ。
そして、アンコールに「 荒城の月 」です。
あー。 うん、これも聞けるわ。
きよりんが、ソロ演奏は勿論、オーケストラとの協奏曲も、トリオでも類稀なる実力を発揮するのは
知っていましたが、今日、歌手の伴奏も見事な上手さで出来ると言う事が分かりました。
これは大きな収穫でした。
これで、きよりんは、二へドンの「 お気に入りリスト 」に殿堂入りしちゃうかな?
あー。 楽しかった!! 清塚信也というピアニストが、ますます好きになったステージでした。
清塚さん、お疲れ様。 また、次も楽しませて下さいね!!
***** 「 『 週間清塚信也 』 第2回 ・ 後半 」 ・ 完 ********
横浜バッカスブラスオーケストラ! #25定期演奏会
ベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団@杉田劇場
はじめてのクラシック 2011年 東京公演
第7回 イマジン七夕コンサート 2011
第272回 神奈川フィル定期演奏会
第7回 大阪国際室内楽フェスタ 予選第1日目
ベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団@杉田劇場
はじめてのクラシック 2011年 東京公演
第7回 イマジン七夕コンサート 2011
第272回 神奈川フィル定期演奏会
第7回 大阪国際室内楽フェスタ 予選第1日目
Posted by ニヘドン at 01:38│Comments(0)
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