2010年02月04日

「 Dr.パルナサスの鏡 」

邦題 : Dr.パルナサスの鏡
監督 : テリー・ギリアム
製作国 : イギリス & カナダ
言語 : 英語
イギリス公開日 : 2009年10月16日
日本公開日 : 2010年01月23日
上映時間 : 124分
鑑賞日 : 2010年02月03日(水)
映画館 : 109シネマズ川崎
キャスト :  ( )の中が役名。
ヒース・レジャー                    
        / ( トニー・シェパード )
クリストファー・プラマー
        / ( パルナサス博士 )
リリー・コール / ( ヴァレンティナ )
トム・ウェイツ / ( Mr.ニック  )
ジョニー・デップ
       / ( 鏡の向こうのトニー#1 )
ジュード・ロウ /  ( 鏡の向こうのトニー#2  )
コリン・ファレル / ( 鏡の向こうのトニー#3  )
アンドリュー・ガーフィールド  / ( アントン  )
ヴァーン・J・トロイヤー  / ( パーシー )
ピーター・ストーメア  / (  プレジデント )
パロマ・フェイス  / ( サリー  )

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

今年に入って初めて試写会の女王様と会いました。
話題は当然、映画に決まっているだろうー!!
女王陛下は、ややご機嫌斜めでした。
彼女は「 ラブリーボーン 」を見たら、面白くなかったので、ご立腹だったのです。
予告編は素晴らしく興味をそそるのに、本編は駄目だったとか。
あー、スピルバーグ、またやっちゃいましたか。
どうもニヘドンの周囲のシネメィニア( cinemania ) 達は、スピルバーグが名前を連ねる映画を酷評する傾向にあるんですよ。
「 ラブリーボーン 」にも製作総指揮としてスティーブン・スピルバーグの名前が出されているんですよね。
試写会の女王が駄目だと言う映画は、本当に駄目なので、ニヘドンは見ません。

では、02月上旬に公開されている映画で、まだニヘドンが見ていないのは……。
おおおお!
これこれ! 「 Dr.パルナサスの鏡 」!!
これは見なけれでしょ!
監督のテリー・ギリアムの力量は、「 ブラザーズ・グリム 」でニヘドンのお墨付き済みです。
そして何と言っても、この作品が遺作となったヒース・レジャーを偲ばねば、ですよね。
ヒース・レジャーったら薬物の過剰摂取で、ぽっくりあの世へ行ってしまいましたが、29歳だったんですよ!?
29歳!?
俳優として後50年は活躍出来る若さですよ!
いい俳優さんだったのになあ…。(T_T)
60歳を過ぎて、老け役のヒースを見たかったのになあ…。

そして、ヒースがいなければ、この映画をどうやって完成させるのおぉぉ〜?
と言う窮地を救う為に現れた3人の天使達。
3人共イケメン。
3人共俳優。
3人共ニヘドン好み!
ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル!!
うっほっほっほ!!
怪我の光明で、ファンには堪えられない豪華キャスティングの作品になっちゃいました!
ジョニー・デップは、最近、日本で公開される映画には出ずっぱりで、ジョニー・デップでお腹いっぱい。
ジョニー・ゲップ!!。
( あ、ジョニー・デップ教の信者の皆様、大変失礼をば致しました。

そして何と言ってもニヘドンが1番叫びたいのが
「 出てる! 出てる!ジュード・ロウ様が出〜ているっ!!
ジュード・ロウは過去に様々な映画で、い〜い仕事をしているのですが、
今回も、出番はほんのちょっぴりでしたが、OKです!! 素敵です!
スーツがお似合いです!!

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[ 本日の予告編 ]
☆ シャーロックホームズ
☆ 噂のモーガン夫妻
☆ ハンナ・モンタナ ザ・ムービー ( Disney Pictures )
   ( マイリー・サイラスが典型的なアメリカのギャルの味を出してます!)
☆ アリス・イン・ワンダーランド

字幕 : 松浦美奈

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[ 粗筋 ]
チェロの音が流れる中、タイトルロール。
英国ロンドン。
4頭建ての馬に牽かれた2階建ての荷車が通る。
パブで若者が警官に追い出される。

Dr.パルナサスのサーカス小屋が開く。
神の使者マーキュリーが呼び込みを行う。
Dr.パルナサスが登場。彼の年齢は 1,000歳以上と言う触れ込み。
だが、通行人達は誰も気にせず素通り。
パブから出て来た酔っ払いの騒がしい軍団が見に行く。
Dr.パルナサスの隣ではヴァレンティナがバレエを踊っている。

小人が出て来る。「 お代は、たったの5ポンド。」
酔っ払い男がステージの上に乗ってしまう。
小人が「 チケットが無いと入れませんよ。」と言うのを、
酔っ払いはステージから突き落とす。
踊り子のヴァレンティナに、ちょっかいを出すと、彼女は鏡の中に入る。
酔っ払い男は後を追う。
鏡の中で踊り子のヴァレンティナは、滅茶苦茶強くて、
男を殴り飛ばしてしまう。
泥水の中に顔を突っ込んだ男は、「 こんな顔に…。」とパニックに陥る。
男は空き瓶の中で途方に暮れる。
スライムが男の襟首を掴み、クラゲが浮遊する空に吊り上げられる。
そして巨大な蝋燭立ての中に落ちる。
遺跡の様な巨大な建物に光が差し、男はそっちに近寄る。
「 ニックの店 」と看板が出ている。
「 Hi, there! Come on in ! 」と声を掛けられ、男が店に入ると、
店は大爆発する。
Dr.パルナサス 「 奴が勝ち、わしが負けた。」
警官がやって来る。
Dr.パルナサス 「 Gone. 」
警官は鏡の内を見るが、何も発見出来なかった。

Tower of London の横の遊園地で Dr.パルナサスのステージが開かれる。
マーキュリー役はアントン。

少年ディエゴが鏡の中に入ってしまう。
アントンが少年を追う。
中はお菓子の世界。
ディエゴはゲームを手に、「 死ね!」と手当たり次第に撃つ。
巻物に巻かれて外に出て来たディエゴ。

ヴァレンティナはDr.パルナサスの娘。
ヴァレンティナはメイクを落としている。
雑誌「 理想の家 」を開いて見る。
髭面のオヤヂが、ヴァレンティナを覗いていた。
ヴァレンティナは16歳。
髭面のオヤヂ「 受け取りに来た。 あと何日? 」
小人「 3日。 娘さんに言わないと。」

小屋が移動中、小人はアントンを叱る。
「 食べ物の歌は止めろ! ペコペコなんだ!」

アントン「 逃げたいって言ってたよね? 一緒に逃げよう!」
ヴァレンティナ「 無理よ。 未成年だもの。」
ヴァレンティナは1階の父の部屋に下りて行く。
Dr.パルナサス「 ある冬の日、何年も前、わしが若い僧だった時、
        Someone。 会いたいと思ってはならない相手と出会った。」
雪の降りしきる巨大な崖の麓の建造物が現れる。
不気味な読経の声が低く響く。
1人用のカーペットに座って空中浮遊している僧達。
スチュワート隊長が其処に現れ、Dr.パルナサスにインタビューをする。
ラッパみたいな機械を、煙草を吸っている僧達に向けると、
Dr.パルナサスが機械の内側に吸い込まれてしまう。
Dr.パルナサス「 物語を止める事は出来ない。」

Dr.パルナサスはヴァレンティナに語る。
「 最初に弟子を12人集めた方が勝ち。 厳しい闘いだったが、私が勝った。
  賞品は永遠の命だ。 奴は、誰も物語を聞かなくなると知っていた。」
Dr.パルナサスはタロットカードをめくる。
「 L'PASSESO の逆 」

アントンが川に人影を見つける。
アントン「 ダンサーだよ。 リバーダンス? 」
ヴァレンティナ「 首吊りよ。」
アントンとヴァレンティナは、首吊り男性を助けようとする。
何とか手首のロープと首のロープを切る。
ヴァレンティナと小人で、上に引き上げる。
Dr.パルナサス「 何故、死人を引き上げる? もう死んでいる。」
ヴァレンティナがマウス・トゥ・マウスの人工呼吸を施す。
アントン「 それはまずい。 病気かもしれないから。」



  

Posted by ニヘドン at 13:17Comments(0)映画

2010年02月04日

「 Frog and Toad Are Friends 」

2010年02月04日(木)

朝の読書タイム・読み聞かせ
2年生

「 Frog and Toad Are Friends 」
by Arnold Lobel

“ An I Can Read Book ”
Harper Collins Publishers
US $15.99
ISBN 0ー06-023957-3

ご存知、小学校2年生の国語の教科書に載っている
「 おてがみ 」の原作です。
英語で聞かせるのが目的ですが、
子供たちは国語の授業でやってから、結構時間が開いてしまったので、
日本語で読んでから、英語で読んでみたいと思います。

日本語版は、
「 ふたりは ともだち 」
アーノルド・ローベル 作
三木 卓 ( みき たく )訳
文化出版局 ミセスこどもの本
ISBN4-579-40247-2
定価 880円( 本体 854円 )
1972年11月10日 第1刷発行
1994年10月07日 第93刷発行

[ 荒筋 ]
がまくん( Toad )は元気がありません。 
おてがみを待っているのに、おてがみが来たためしがないのです。
かえるくん( Frog )は家に帰ると、がまくんに、おてがみを書きます。
「 Dear Toad, 
  I am glad that you are my best friend.
Your best friend, Frog. 」
その おてがみを かたつむりに配達を頼みます。
かたつむりは一向に配達に現れないので、かえるくんは自分が、がまくんに
おてがみを書いた事と、その文面をばらしてしまいます。

がまくんと かえるくんは、 しあわせな きもちになりました。
4日後、かたつむりが配達に現れました。

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このお話は、子供たちもお母さん達も、大大大好きな物語です。
でも、日本語と英語を読み比べちゃうと、英語のリズムには勝てないなあ。
英語の方が、音読していて、「 物語を語っている 」という気分が盛り上がるんですよ。
さあ、子供たちの反応はどうかな?


  


Posted by ニヘドン at 00:38Comments(2)読み聞かせ