2010年02月10日
「 1音符の恋 」

バレンタイン プログラム
〜 テーマは恋愛 !
英題 : The One Note Man
邦題 : 1音符の恋
監督 : Daghan Celayir
製作国 : トルコ
製作年 : 2008 年
上映時間 : 14分00秒
種別 : ミュージカル
( 歌ったり踊ったりは全く無いので、通常のミュージカルではありませんが…。)
フライヤーの解説 : 誰にも評価されないシンバル奏者。
たった1つの「 音符 」に、真実の愛を託す!
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いやあ〜。面白かった! 面白かった!
このショート・フィルムは、「 ドンドン日記 」を読みに来るクラシック音楽ファンには是非是非! 是非とも見て欲しい逸品です!!
笑えます!
特に追っかけをしている女子の皆さん、必ず見て下さい!
ホントに笑えます。
ニヘドンは昔から思っていたのですが、シンバル奏者が、最後にたった1回だけシンバルをバ〜ンと叩くのってミステリーじゃないですか?
シンバル奏者はあの1打ちで、一体幾らのギャラを貰うのでしょうか?
この件に関しては母と話題にした事が有るのです。
ニヘ 「 あれで幾ら貰っているのだろうか?」
母 「 オーケストラの団員だったら月給でしょう? 」
ニヘ 「 でも最初から最後まで弾きっ放しのヴァイオリンの人達と同じ給料じゃ、ヴァイオリンの人達から文句出ない?
あんな1打ちならニヘドンでも出来るし。」
母 「 でも最後の1打ちをしくじったら、折角演奏して来た曲が台無しになってしまうから、やっぱりプロの人でないと。」
ニヘ 「 でもお高い音大を出て、あれだけの仕事は虚しくない?
やっぱりニヘドンが格安で演ってあげるし。」
こんな風な事は、他の人達も同じ様に考えるのだと、このショート・フィルムを見て思いました。
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[ ネタばれストーリー ]
コンサートホールの入り口に看板が出ている。
「 ドヴォルザーク・コンサート週間 」。
人々がコンサートホールに入る。
オーケストラのメンバー達が楽器ケースから楽器を取り出したり、音出しをしたりしている。
黒いケースの螺旋状のファスナーを開けて、男の人が取り出したのはシンバル。
彼はしかつめらしくシンバルを眺める。
鏡の前でシンバルを斜めに構えて打ち合わせる。
更に鏡に向かってポーズを取ると、他の楽団員が飲み終わったプラカップわシンバルの上に置いて立ち去る。
『 序曲 』
ステージに出る時間を舞台裏で待つオーケストラの団員達。
女性メンバーが自分の口紅の具合を見ようと、男が持っているシンバルに映して見ている。
( 全く、シンバルと云う楽器は、コップ置き場になったり、鏡になったり便利なのである。笑。)
団員達はステージに出て演奏を始める。
皆は演奏に忙しいのだが、シンバル男だけは、何もする事が無く、ただじっと座っている。
彼は右を見、左を見、自分の楽譜に視線を落とす。
客席に可愛らしい若い女の子が座っている。
白いTシャツの前に大きな8分音符がプリントされている。
楽譜にはただ横線が1本続いているだけ。
最後の最後に4分音符が1つだけ付いている。
男は漸く1回だけシンバルを鳴らす事が出来た。
男は自室でCDを聞きながらシンバルを1回だけ鳴らす。
壁には歴代のシンバル奏者達の写真が飾られている。
『 クレッシェンド 』
オーケストラが演奏している最中に、例の可愛らしい女の子が遅れてやって来る。
今日は黒いシックなドレスを着ている。
シンバル男は、身体をうんと斜めに傾けて、女の子を見つめる。
男はシンバルを客席正面に向ける様にしてライトを反射させて女の子の顔にチラチラ当てる。
女の子は眩しそうに目を細める。
シンバル男は、そんな事をしている間に自分の唯一の出番になり、慌ててシンバルを鳴らす。
男は自室で金属の板を機械でくり抜いている。
切り取った形は8分音符。
長さ30 cm は有りそうな大きな金色の8分音符が完成する。
シンバル男はコンサートホールの開場時間前に客席に行く。
女の子がいつも座る席に金色の8分音符を両面テープで貼り付ける。
『 コーダ 』
いつもの可愛いい女の子の席にはデブの中年女が座ってしまう。
中年女は大きなおケツをもぞもぞ動かし、金色の音符を発見する。
音符を目の前にかざすと、音符の裏に書かれたメッセージに気が付く。
中年女はオーケストラの団員達の中を探す様に目線を動かし、シンバル男を見つける。
彼女はシンバル男に微笑みかける。
男は譜面台の後ろに小さく身を屈めて隠れようとする。
いつもの女の子がやって来て、中年女に自分のチケットを見せ、「 席が違うわよ!」と云うジェスチャーを示し、デブ女をどかせる。
舞台の袖では指揮者とマネージャーっぽい男が何やら緊急の事態の様子で慌てて話をしている。
マネージャーっぽい男は客席に姿を現し、可愛い女の子にメモを手渡す。
そのメモを読んだ彼女は、顔を膝に突っ伏して動かなくなってしまうが、即座に席を立つと外へ
駆け出してしまう。
シンバル男はシンバルを持ったままステージを飛び下りる。
客席の床に落ちていた金色の音符を拾うと、そのまま彼女の後を追って行ってしまう。
外は大雨になっており、女の子はじっと雨に打たれて立ち尽くしている。
彼女の足元には先程手渡されたメモが転がっていた。
文面がクローズアップされる。
「 もう終わったはずだ。 マエストロ。」
・・・・・・・・( 爆笑!! 駄目。 二へドン、もう、駄目! このメモの文面に激しく反応してしまった! )
ステージに戻ったシンバル男は楽譜を無視してシンバルを連打し始める。
この時のシンバルの音がお寺の鐘の音に聞こえたのは二へドンだけでしょうか?
シンバル男は自宅に居る。
テーブルにタイプライターで打ったレターが広げて置いてある。
文面は「 楽団への貢献に感謝し、今後の活躍を期待します。 」 だった。
( あ~あ、シンバル連打事件で、クビになっちゃったんだ。)
男が窓辺に寄って外を眺めると、自分の顔に光の反射がチラチラする。
下を見ると、彼のアパートの窓の下に、あの女の子が金色の音符を持って光を送っていたのだ。
新しい恋の始まりを予感させて映画は終わります。
いやー、しかし、「 もう終わったはずだ。 マエストロ。」 にはお腹の皮がよじれる程笑えました。
どこの国も、オーケストラの事情は同じ!? ワハハハハ!
***** 「 1音符の恋 」 ・ 完 ****************
2010年02月10日
「 和み亭 」の日替わり定食

フラワーアレンジメント教室が終わったら、
ランチを食べに行きます。
最近ニヘドンが集中的に通っているのが
ROYAL HOST 洪福寺店。
この店独自のスタンプカードが有るのです。
ランチ 500円に1個スタンプが貰えて、スタンプを10個集めるとランチ1食が無料になるの。
だから、この日もいそいそと ROYAL HOST に行ったら、改装工事中で営業してなかった。
(T_T)
こう云う時は天王町シルクロード商店街を歩きながら両側に並ぶお店を眺めながら、
ニヘドンが入る気になった店に入ります。
店を決めるきっかけは様々。
何とも食欲をそそる良い匂いが漂って来たとか。
限定メニューの張り紙がしてあったとか。
店からイケメンが出て来たなんてのが1番大きな決め手になるかな?( 笑 )
この日は商店街で入る気になる店が無かったので、商店街の突き当たりにある天王町SATY の1階にある「 和み亭 」に行きます。
この店は居酒屋ですが、ランチ営業をしていて、いつも付近のお勤めの人や子供連れのママ達で混み合っています。
日替わり定食 780円を頼みました。
今日の日替わりの内容は
「 チキン南蛮 & 揚げ餃子 」です。
うーん。このお店は過去にも数回利用しているのですが、いつも料理本体がメニューの写真と比べて、明らかに見劣りがするんですよ。
今日も、メニューの写真より2回りは小さいボリュームに、暫くじっと見詰めてしまいました。
チキン南蛮は唐揚げに見える大きさの衣付きの鶏肉が3片 有りました。
タルタルソースが掛かっています。
ニヘドンは出産前に( もう 15年以上も前 )に宮崎県で開催された 「 ベテランズ大会 」に通訳員として3週間駐在した事が有ります。
その3週間の間に毎朝、毎昼、毎晩、精力的に歩き回って食べ歩きました。
テイクアウト専門の安いお弁当屋さんでも、定食屋さんでも、必ず有るのが 「 チキン南蛮 」。
チキン南蛮の本場の宮崎でチキン南蛮を食べまくったニヘドンに取って、ここ数年、関東地方でも当たり前に食べられる様になったチキン南蛮は、違うんだよね。
大体、関東のチキンの大きさが小さいだろう。
宮崎のお弁当屋さんのチキン南蛮は、白いプラ容器を輪ゴムで留めるんだけど、輪ゴムの間からチキンがはみ出すんだぞ!
ソースも違うんだよね。
ニヘドンが宮崎に居た時によく食べたチキン南蛮はソースがピンク掛かっていて、もっとピリ辛で、なのにとっても甘ったるいの。
ただ普通の白いタルタルソースを掛けて、「 はい。チキン南蛮でござい。」って、
ちょっと違うんですよね。
まあ、関東地方はチキン南蛮の本場では無いので本物を求める方がどうかしてますが…。
「 和み亭 」のチキン南蛮の付け合わせは、野菜炒め。
( 玉ねぎ、もやし、赤パプリカ )
上に、おろしソースが掛けられています。
揚げ餃子はミニミニミニサイズの物が4個。
こちらの付け合わせはサラダ菜、大根、赤パプリカで、和風ドレッシングが掛けられています。
香の物はキュウリ、キャベツ、人参の一夜漬け。
味噌汁はおふが4つに小ネギの小口切り。
5 cm X 5 cm の 一口冷ややっこ。
そして白いご飯です。
味も今ひとつなのに、値段は立派なんですよね〜。
大衆的な雰囲気のお店だと、ついつい値段も大衆的にして欲しいと思っちゃうのよね。
ニヘドンの希望を言わせて頂ければ、この内容ならずばり700円!
ドリンク・バーを付けて850円!
横浜市営バスの保土ヶ谷車庫まで徒歩1分と言うロケーションが絶妙で、ついつい利用しちゃうんですよね。
***** 「 「 和み亭 」 の日替わり定食 」 ・ 完 *********