2010年05月07日

ツイ・ジェン LIVE in JAPAN '10

ツイ・ジェン(さい健) LIVE in JAPAN 2010

日時 : 2010年05月07日(金)
17:30 開場 18:30 開演
会場 : リリアメインホール

( 川口総合文化センター )
料金 : S 8,000円 A 6,500円
B 5,000円 C 4,000円
全席指定 当日券はA 〜 C席は各500円追加。
主催 : (有)富川エンタープライズ
(株)サイハン・ハーン
後援 : 中華人民共和国駐日本国大使館友好交流部
川口日中友好協会
宮城県日中友好協会
(株)ジュンガリア

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

ニヘドンは過去、中国に数回旅行をしている。
皮肉な事に、中国だけが目的だったのは1回だけだ。
その目的地は敦煌だったが、中国の受け入れ旅行社 ( 国営だから要するに国家公務員 )の部長が、どうしても宴会がやりたいと言う我が儘な陰謀に落ち、敦煌の手前の酒泉で涙を呑んで北京に戻った。

後は、北朝鮮に渡る時と、チベットに渡る時に、前泊・後泊で中国各地に宿泊した。
そして香蜜湖( 深せん )で仕事をした時。
それらの滞在経験を通して、ニヘドンは中国が好きだと思う。
余りにも日本人と違うカルチャーなので、日本人の中では中国が好きか嫌いかハッキリ分かれてしまうと思うが…。

約20年前、日本のTV番組で ツイ・ジェンのステージ映像を見て、一目で痺れた。
先程、ニヘドンは中国が好きだと書いたが、それはあくまでも文化的にであって、政治的にでは決して無い。

考えても見て欲しい。
20年前の共産党の中国に文化的自由が有ったかどうか。
中国国内にディズニーランドが出来るなんて誰が想像しただろう?
アメリカ帝国主義呼ばわりされてたんですよ!?
表向きは、ニヘドンなんか、アメリカ帝国主義の手先だったんですよ。
表向きはね。
じゃあ、実際、中国国内に足を踏み込んで、ニヘドンを待ち受けていた物は何かと言うと、一般人民による熱烈大歓迎。
当時の彼等は所謂西洋文化に飢えていて、ニヘドンが日本人であると言うだけで、すり寄って来る。すり寄って来る。

そんな表と裏の有る中国社会の中で、敢然と「 ロック 」の看板を掲げて音楽活動を始めたツイ・ジェンは正に中国ロックのゴッド・ファーザー。
北京オリンピックを終え、今、上海万博を開催している中国の状況の中でツイ・ジェンを語らないで欲しい。
中国国内で敵性音楽だったロックを演る勇気を持った英雄として見るべきなのだ。
本音を言うとニヘドンは最近のツイ・ジェンの活動をフォローしていなかったので、彼が今でもあの当時の英雄魂を持っているのかどうか、知るのが怖かった。
コンサートに行って変わり果てたツイ・ジェンの姿を見てしまったらどうしよう?
巨デブ化したマラドーナ見てしまった様な衝撃を与えられたらどうしよう?

…………。

大丈夫でした!
全然、大丈夫でした!!
ニヘドンは「 生きる伝説 」を目撃したよ!!
ツイ・ジェンは、孤高のロック魂を持ち続けていた!!

このコンサートの情報は、マイミクの京さんが mixi の日記に書いた事から知った。
京さんには深く感謝する。
ツイ・ジェンと同じ時代を生きている我々がツイ・ジェンのコンサートに足を運ばなくてどうするの?

「 生きている伝説 」の生声を聞かなくてどうするの?
このコンサートに来なかった人はね、キリストの死後2000年も経ってから聖書に書いてある事をああでも無いこうでも無いと議論するのと同じ位に虚しいと思う。
今日のコンサートに足を運んだ人はキリストのはりつけになる現場を見たのと同じ位の歴史的瞬間を目撃した訳ですよ。
ツイ・ジェンは「 中国ロックの祖 」よ。
ニヘドンに言わせると、「 中国ロックの祖」は「 秦の始皇帝 」より偉いのである!

前座は「 痩人楽隊 」( Thin man ・ シンマン ) 。
これが又、ニヘドン好みのハードなバンドで、ニヘドンはヨダレだらだら……。
ボーカルの戴秦 ( ダイチン )はモンゴル族で、彼の声量の有る声は伸びる伸びる。

満足。 ただただ満足。
ニヘドンはもう、孫子の代まで自慢する。
「 おばあちゃんはねえ、ツイ・ジェンのコンサートに行った事が有るんだよ。」
ヒッヒッヒッ。

でもこれはもしかしたら亡き母のお導きかもしれない。
リリアは川口駅のすぐ近くに有る。
「 何でそんな辺鄙な所で…? 」と言う声も確かに聞いた。
でも、でも!
埼玉アリーナより全然東京に近いんだよ!!
ニヘドンが一もニも無く、ツイ・ジェンのコンサートに行く事を決めたのも、実はこのロケーションが大きかった。
ニヘドンの父親が川口に住んでいるのだ。
ニヘドンはただ単にコンサートに遊びに行くんじゃない。
1人暮らしの父親に会って親孝行をして、
「 あら? 偶然! ツイ・ジェンさんのコンサートが有るの〜?
じゃあ、ついでに聞いて行っちゃおうかなあ? 」
なんちって。なんちって。(笑)

主催者の方にお願い。
毎年、ツイ・ジェンを日本に呼んでもらう訳には行かないのでしょうか?
だってこんなに大満足出来たんだから。

改めてロックとは何かを考えさせられた。
そもそもロックには、体制に対する反骨精神が滲み出て然るべきなのだ。
今の日本のロックにはそれが少ない。
無いとは言わないが、余りにも希薄過ぎる。
先ず形から入っちゃってるから、格好良さを求めちゃってるから、何か中途半端。
今、本当のロックは中国に有る………
そう言わざるを得ないだろう。
今日のトータル3時間の熱いステージを体感してしまったら。

今日、行かなかった人は深く反省して、今後何としてでも( 中国や台湾に追っかけてでも )ツイ・ジェンのコンサートに行く様に!!

  

Posted by ニヘドン at 22:45Comments(2)

2010年05月07日

5月の爆裂ライブ 2本!!

ゴールデンウィーク終わっちゃいましたね。
目一杯遊んだ人も、目一杯仕事しちゃった人も、まだまだ5月は終わった訳じゃない!!

2010年05月の超・目玉ライブを2本お知らせ致します。

その1. 崔健 ( 以下日本ライブのホームページより転記 )

知る人ぞ知る中国ロックのゴッド・ファーザーとして、
20年間ライブ・ステージの第一線で活躍し続ける崔健。
その生命力溢れる音楽的進化は他の追随を許さない。
名づけて「滾動的蛋(転がりゆくタマゴ)」。
ディープ・パープル、ローリング・ストーンズの中国ライブでは共演を果たし、
そのパワフルなサウンド、魂からほとばしる意味深な歌詞の内容は
世界中で数々の伝説を生み出している。
オープニングには、ロック界の次世代シンガーとして人気沸騰中の
「痩人」バンドがゲスト出演する。
 満を持して実現した15年ぶりの日本ライブ、何が何でも、必見。
( ニヘドンが聞いた未確認情報では、これが最後の日本公演!?)

     崔健 LIVE in JAPAN 2010
  2010年5月7日(金) 18:30- 21:00

 会 場    リリア・メインホール(川口市総合文化センター内)
        (JR川口駅西口より徒歩一分)⇒地図
        http://www.lilia.or.jp/index.html

 入場券  S席 8000円 A席 6000円 B席  5000円 C席 4000円
        S席以外は、団体、留学生割引あり。

 ◆主 催  有限会社富川エンタープライズ  株式会社サイハン・ハーン
 ◆後 援  中華人民共和国駐日本国大使館文化交流部 川口日中友好協会
         宮城県日中友好協会 モンゴル民族文化基金 株式会社ジュンガリア

 【チケット代金振込先】
      ゆうちょ銀行 口座番号 00160-5-662987
      〇一九(ゼロイチキュウ)店 当座 0662987

 【お問い合わせ】
富川力道 ケータイ:090-6483-6425  TEL&FAX: 03-3558-7714  
       E-mail: monbuhk@yahoo.co.jp
ナリゲル  080-3272-5727 FAX:042-450-1016

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もう悠長に銀行振り込みをしている時間は無いので、
ニヘドンはナリゲルさんに電話をしてチケット取り置きをお願いしました。
ナリゲルさんは、とても流暢な日本語を話す方なので、
お問い合わせは日本語でお気軽にどうぞ。
リリアホールに電話予約をする場合、C席の取り扱いは無いそうですので、
ナリゲルさんにどうぞ。

崔健に興味が無かった貴方も、是非どうぞ!!
中国ロックの祖の公演をお聴き逃し無く!!!

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その2.【Maq ITO Information 201005】

こんにちわ。ジャパノイズの伊藤まく、です。
4月は6日間、ライブやセッションに出向くことになりました。
ご来場の皆さまありがとうございました。

【☆次回ジャパノイズライブのおしらせ】

■5月16日(日)  
@GariGari  (井の頭線池ノ上駅0分踏切際の地下) 
Maq ITO & 異端的音画報 Presents 
Stoned Soul Picnic Vol.32
  http://japanoise.net/info/20100516.htm
  http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=52705065&comm_id=694307

開場 18:40  開演 19:00
Charge 当日 1500円  予約 1400円
予約・問合せ mail@japanoise.net

(出演)
伊藤まく&JAPANOISEE(安藤裕子Sax+フレキューVl+山田花乃Dance)
(((AMNESIAa-cHANNEL)))&KOMA(ENDE)
Vio Feedback(ASTRO+ROHCO)
小川京子+直江実樹
Progressive Jazz Fake
赤犬姉妹
VJ Tubaki

サイケデリックな不思議スペース“GariGari”での、ノイズと即興音楽のイベントです。
不思議なバンドがいっぱい登場。5月の宵をサイケに過ごしましょう。


【☆新着ライブ動画】   (撮影:Charlie K.、坂田洋一)

おかげさまでYouTubeのライブ動画総数が100本を越えました。
4月のライブから、その一部をご紹介します。
ここに紹介した他にも秀逸な映像が多数ありますので、ぜひご自身でお確かめください。

○JAPANOISEE(with Sax安藤裕子、フレキューVl) の初ライブ 4月10日
  http://www.youtube.com/watch?v=sqfHFW3aN9k&feature=related     
  http://www.youtube.com/watch?v=F4jtxEbqAgI&feature=related

○恋川春町さんとのコラボ    4月10日@Flying Teapotでの演奏から。
  http://www.youtube.com/watch?v=9agLBBblBLk&feature=related 
  「リカントロープ」
  http://www.youtube.com/watch?v=j2L4KaxteaM 
   「ゴルゴダの丘を駆け抜けて」 
  http://www.youtube.com/watch?v=joMfBMVa9Ko&feature=related
  「殺して祈れ」

○ギャラリーでの亞弥さんとのコラボレーション 
   4月17日@中野ZERO地下ギャラリー展
  http://www.youtube.com/watch?v=KAayKwjyNs4&feature=player_embedded
   (「10分間のjapanoise-1」)
  http://www.youtube.com/watch?v=nxcsYgQA8D0 
   (「10分間のjapanoise-2」)
  http://www.youtube.com/watch?v=O4kENmbdLUM&feature=related  
   (ジャパノイズギャラリーイベント1)
  http://www.youtube.com/watch?v=qr2NqwWUcrQ&feature=related   
   (ジャパノイズギャラリーイベント2)

○ギャラリーでの山田花乃さんとのコラボレーション 
   4月18日@中野ZERO地下ギャラリー展
  http://www.youtube.com/watch?v=XQGTouh0hN0&feature=related 
  (サイケなG)
  http://www.youtube.com/watch?v=5PoLOciWaz4            
  (地味変)

○私がオリジナル曲を歌っているセッションです 4月18日
  http://www.youtube.com/watch?v=TBcw8CxlaCk 
  (「天使の羽音のような歌声」)
  http://www.youtube.com/watch?v=7blD87A9DuQ

○監獄ワルツ:私のピアノと可知Jack日出男さん、増尾元章さんのセッション 
  4月13日
  http://www.youtube.com/watch?v=UifeBk0T8nQ&feature=related


夏には大きなイベントも予定しております
引き続きよろしくお願いいたします。

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Maq ITO
JAPANOISE.RECORDS
http://japanoise.net
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ニヘドンは05月02日、03日、04日と、LFJ( ラ・フォル・ジュルネ )で燃えましたが
まだまだ燃え尽きてないからね!
まだまだ「 崔健 」 と 「 ジャパノイズ 」 で燃えるけんね!!
皆様も是非、今の音楽シーンの目撃者になって下さいませ!!

***** 「 5月の爆裂ライブ 2本!! 」 ・ 完 *****
  


Posted by ニヘドン at 00:07Comments(0)チケット販売