2010年05月03日

ラ・フォル・ジュルネ 2010 2日目も私はさ迷う

2010年05月03日(月・祝)

写真は東京国際フォーラム ガラス棟に掛けられているショパンのイラスト。
手が6本有るのが分かりますか?
6階から見下ろす様に撮ったら丁度ショパンの顔がガラスの手すりに阻まれました。
(-.-;)

今日は、初日よりも早く家を出ようとしたのですが、ついつい布団の中でモタモタしてしまい、結局、昨日と全く同じ行動パターンになりました。

昨夜はLFJ の面白さに脳が興奮状態で、夫や息子が死んだ様に眠った後も全然眠くなくて、mixi ボイスで呟きまくって、ノイズ・ミュージシャンの伊藤まく氏に「 おやすみなさい 」と強制終了され( 笑 ) やっと眠りについたのでした。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

07:00 家を出る。
07:30 保土ヶ谷駅に到着。
07:35 横須賀線に乗る。
08:05 新橋駅に到着。
徒歩にて東京国際フォーラムへ。
08:30 チケットブースに並ぶ。
今日の狙いも 「 福袋コンサート 」です。

今日の「 福袋コンサート 」の内容は、

公演番号 :# 235
日時 : 2010年05月03日(月・祝)
16:45 〜 17:30
会場 : Hall B5
料金 : 2,500円 ( 全席指定 )
出演 : 北村明幹 ( ピアノ )
ショパン( リスト編曲 ) : 春 ( 17のポーランドの歌 op.74 より第2曲 ) op.74-2
ショパン : 舟歌 えいへ長調 op.60
アンドレイ・コロベイニコフ ( ピアノ )
ショパン : 幻想即興曲 えいハ短調 op.66
ヤン・ルヴィノワ ( チェロ )
アダム・ラルーム ( ピアノ )
ショパン : チェロ・ソナタ ト短調 op.65

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

08:55 「 福袋コンサート 」のチケット完売がアナウンスされる。
係員達が、壁に貼ってある「 235 」の紙を、ベリベリと剥がし始めました。

あ”〜。もう後10番目だったのに〜。
本当に日本人ってショパンのピアノ曲が好きだよね〜。
家でCD聞けってば。
ニヘドンとしては、昨日のセレクション
「 トリオ・ヴァンダラー 」& 「 ゼスポール・ポルスキ 」を高く評価しますけどねえ。
こっちの方がLFJ の精神に合致してると思うのですが……。
と言うか、ニヘドンはルネ・マルタンが仕掛けたショパンのピアノ曲全曲演奏会「 ジュルナル・ド・ショパン 」の通し券を買って、毎日東京オペラシティに通って本当に全曲聞き倒してしまったのでした。
それで燃え尽きたと言えば、燃え尽きたのかもしれません。
だから、今日の福袋コンサートの演奏家達はニヘドンがまだ聴いた事が無い人達なので、残念は残念ですが、ショパンのピアノ曲だったのは、ま、別にお金払ってまではね…。

そこで今日の夜遅いチケットを1枚、明日の夜遅いチケットを1枚購入しました。

09:10 PRONT IL BAR でモーニング・コーヒーを飲む事にします。
ホット・コーヒーのレギュラーサイズが200円ですよ。
うおお! 昨日入った EXCELCIOR CAFE のコーヒーよりも 80円安いじゃないですか!

いい感じの店です。
テーブル席が約50席、カウンターに約10席、外のテラスに丸テーブルが4卓程出ています。
店内は照明を落とし、朝なのに夜の雰囲気が濃厚です。

落ち着きます。
今日はここに1日入り浸ってドストエフスキーの「 白痴 」を最後まで読んでしまおうかなあ?
やっと下巻に突入したんだよね。
壁はわざと凸凹に嵌め込んだ赤レンガです。
ニヘドンは1番端っこの席に座を占めました。
はひ〜。落ち着くなあ〜。

こんな至福のモーニング・コーヒーを味わうのは久し振りだなあ〜。
LFJ に来て良かったなあ。
朝から晩まで、どっぷり音楽に浸る幸福。

09:30 マスター・クラスを聴講する為に会場へ。
昨年までとは会場が変わりました。
Hall D と勘違いして、スタッフに場所を尋ねると、ガラス棟の6階だと。
慌ててガラス棟に行き、念の為に information で再度場所を尋ねました。
「 エレベーターで6階まで行って頂き、エレベーターを下りたら左側へ進んで頂いた 601号室です。」と鮮やかに案内して貰いました。

6階に上がると、既に行列が出来ているので部屋は直ぐに分かりました。
09:35 並び始めます。
この記事を携帯に打ち込みながら待ちます。
10:00 開場。
会場内は自由席で、長い行列の割には、中程の席に座る事が出来ました。

10:30 マスター・クラス 開始
   講師はピアノのプラメナ・マンゴーヴァ先生。
   なかなか厳しい要求連発でした。
11:30 終了。
地下2階のヴァレ・ノワール広場のショパンカフェで「 若鶏のフリカッセ クリーム煮 」を食べます。
800円で味は濃厚で料理人がしっかり料理した味です。
レトルト食品とは一味も二味も違います。
がっ!! それにしてもご飯の量が少な過ぎるだろう!
無料イベントをハシゴする為に1日の大半を立って過ごすのだから、もっとエネルギー補給をしたい〜!!
11:45 PRONT IL BAR にてホット・コーヒー( 200円 )をテイクアウト。
11:50 Hall Dにて次の講演会の為に並び始める。
12:45 開場。
13:00 開演。
吉成 順先生( 国立音楽大学准教授 ) 「 “ 華の1810年世代”のヒットチャート 」
13:45 終了。
13:50 ヴァレ・ノワール広場にて
「 Chopin 2.0 - New paradigm 」のイベント開始を待つ。
14:05 演奏開始。
広場に設えられた3台のピアノにポーランド出身の3人のピアニスト達がショパンの代表曲を、何とジャズアレンジで演奏。
円形のスペースの周囲には7つのモニタースクリーンが設置され、ワルシャワの街をモチーフに映像が流れ、余りのセンスの良さに「 ニヘドン、ポーランドに嫁に行く!! 」
素晴らしいです!
彼らの演奏は今日も明日も複数回有るから、もう全部聞きたいです!
ポーランド人演奏家によるジャズテイストなショパン。
ズキューン!!
ニヘドンのハートに命中しちゃいました。

14:25 演奏終了。
14:26 ヴァレ・ノワール広場のステージ前に移動。
次のステージを待つ。
14:50 ミニ・コンサート
小曽根真 ( ピアノ ) & アナ・マリア・ヨペック ( ボーカル )
ショパンの曲をベースに即興演奏。
わあ〜っはっはっはぁ!!
クラシックに即興は無いと思い込んでいる、そこのアナタ!
ちょっと頭固いんじゃないの!?
世界の小曽根君が又演ってくれちゃいましたよ!!
クラシックの古い常識をぶち壊す、それがLFJ なんだよ!
「 おらクラシックは聞かない。」なんて言ってる輩、残念だねぇ。
そんな空虚な音楽人生でいいのかい?
クラシックの連中は頭が固いと思い込んでいるそっちの方が、もっと頭固いだろう。
固いのはナニだけにして欲しいぜ!!
アナ・マリア・ヨペック嬢と小曽根真の見事なインプロビゼーションに脱帽!!
いや〜。良かった。良かった。
もう書きたい事が追い付かないよ!

取り敢えず、この記事が既に6,000字に近付いてしまったので、取り敢えず、ここで一旦終了。

まだまだニヘドンの1日は終わらないのですが、続きはまた……。
  

Posted by ニヘドン at 18:56Comments(3)

2010年05月03日

のだめオーケストラ弦楽四重奏団

写真さはラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン会場の「 ミュージック・キオスク 」。
ここで1日に数回無料のミニ・コンサートが行われます。
ライト・アップされて更にムード満点!

2010年05月02日(日)

〜 ラ・フォル・ジュルネの会場から 〜

07:00 家を出る。
08:30 会場に到着。
08:30 〜 09:00 当日券を求めて並ぶ。
09:00 当日券弦楽器
09:05 EXCELSIOR CAFE にてホット・コーヒーを購入。280円。
09:15 Hall D1 < ノアン > にて記録映画 「 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 5年間の軌跡 」会場前へ。
09:15 〜 09:45 開場まで並び。
09:45 開場。
10:00 開映。
11:28 終映。
11:30 ネオ屋台村 Hawaiian Lunch Box で、 「 ココナツチキンライス 」600円を購入。
地上広場( プレイエル広場 )のミュージック・キオスク前のテーブルで食べる。   美味い! これが美味いんだ、また!!   他のワゴンに比べると行列が短いのに美味い!
   ライスの量も納得!!
   朝ご飯抜きだったニヘドンは、これで生き返る。
11:40 出演者の音合わせが始まる。

ミュージック・キオスク 第1回ミニ・コンサート

出演 : アウラ / アカペラ合唱
のだめオーケストラ弦楽四重奏団 / 弦楽四重奏
河野紘子 / ピアノ
マングース / 踊り & 被写体( 笑 )

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

実はニヘドン、ミュージック・キオスクでの演奏を、ちゃんと聞こうとして、開演前にスタンバイしたのは、これが初めて。
例年、移動中に、横目( 横耳!? ) で眺めるか、遠くの方でご飯を食べながら、何となく聞いていると云う感じだった。

天気が良いのは喜ぶべきだが、ジリジリ紫外線に焼かれるのは、勘弁して。
( どうせだったら恋の炎に焼かれたいわ。)
先ずは、アカペラ・クワイアーの 「 アウラ 」が2曲披露。
・ ベートーヴェン 交響曲 第7番
・ ショパン ノクターン

彼女達の演奏は昨年、展示ホールのステージで聴いた。
おお、又今年もLFJ に登場なのですね。
4人の女声だけで、交響曲を演ってしまうと云うのは、私達凡人にはあり得ない。
ギャラリーからも仕切りに感嘆の声が漏れていた。

次に弦楽四重奏団の演奏でショパンの協奏曲 第1番。
野外で、音響もへったくれも無い場所での演奏だから、正直演奏には、さして期待はしていなかった。
がっ!!

これが感動的だったんだな!!

ヴァイオリンの震える音と、ピアノの実直な音が、何とも耳に気持ちが良い。
僅か20分のミニ・コンサートではあったが、「 これは良いものを聞かせていただきました。」

満足♪

  

Posted by ニヘドン at 07:19Comments(0)