2010年05月02日

「 のだめカンタービレ 最終楽章 ・ 後編 」

「 のだめカンタービレ 最終楽章・後編 」

鑑賞日 : 2010年05月01日(土)
映画館 : 109シネマズ MM

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

良かったです。
「 のだめ 」って、ニヘドンはTV ドラマから見始めました。
だから、TVで描かれるコミカルな雰囲気が大好きだったんですね。
玉木宏と上野樹里の、やり取りも絶妙だし。
今回、映画の「 最終楽章 」は前編と後編に分けて上映されました。
後編の方が全然いいね!
前編は、後編の感動を持って来る為の踏切板にしか過ぎなかったと、後編を見た後は思います。

と言う事はですよ!
前編を見た人は、後編を見なければ、この映画の面白さを十分に味わえなかったと言う事になってしまいますから、これは見なければ!!
前編と後編を両方見ると、映画3本分位の面白さを感じられます。

何がいいって、千秋先輩( 玉木宏 )と、のだめ( 上野樹里 )の2人の心の動きに絞って、じっくりと見せてくれる所です。
音楽に対するひたむきさが強ければ強い程、迷いや疑念が、振り子の様に大きく戻って来る。
「 何の為に音楽をやるのか? 」と云う永遠のテーマを、コミカルな味付けで実にさらりと提示してくれます。
原作のコミックが1番伝えたかった事が、「 後編 」できちんと描かれているのが、昔からの「 のだめ 」ファンも満足して貰える理由ではないでしょうか。

のだめが、シュトレーゼマンとの共演でデビューをするステージの場面で、長いオーケストラの後、のだめがいよいよピアノを弾き出す直前で、不覚にもニヘドン号泣!!
まさか「 のだめ 」で!?
や…やられてしまいました。


しかし、いいよねぇ。
のだめと千秋先輩。
愛し、愛される関係でいられるなんて、本当に羨ましい。
いいなあ…。
ニヘドンは、誰からも愛して貰えない……。
またもやニヘドンは心の中でさめざめと泣くのであった…。

ニヘドンもヴァイオリンを習い始めて早4年。
聴くだけじゃなくて、演ると云う立場で、この映画を見ると、心に沁みる言葉がいっぱい散りばめられています。
ニヘドンが1番ググッと来たのは、漸く演奏の意義を体得したのだめに向かって千秋先輩が「 遅えよ!」と言う言葉です。
言葉の表面は、遅いと云う状態を指しているのですが、実はその内側に、そこに到達するまでの長い時間と、努力と悩みと苦悩と、乗り越えて来た全ての有象無象が含まれているのです。
その全てを分かった上で、千秋先輩が、愛情に溢れた眼差しで、たった一言「 遅えよ! 」と言ってくれたのが、ニヘドンはまるで自分に言われた様に嬉しかったです。
  

Posted by ニヘドン at 18:31Comments(4)

2010年05月02日

ラ・フォル・ジュルネ 2010 の 朝08:30

2010年05月02日(日)

朝06:00 に目覚まし時計のアラームで目が覚めた。
眠い!
今日はこれから国際フォーラムへ行く。
ゴールデンウィークは、これに参加しなくちゃ駄目だろう!
と云うニヘドンの恒例の音楽祭 「 ラ・フォル・ジュルネ 」だ。
今日も快晴。
洗濯物は絶対に干す!!
そんな事をしていたら、ほらららら、07:00になっちゃいましたよ。

毎年ニヘドンが燃えるラ・フォル・ジュルネだが、今年はニヘドンは「 ラ 」の字すら言わなかった。
と、言うのも、ゴールデンウィークにもしかしたら、とある映画祭のボランティアのシフトが入るかもしれなかったから。
それが事務局の都合で延期になった。

うああああ…。
ジュルネのチケットは1枚も買ってないよ…。
当日券を買わねば。
前の晩にジュルネの公式サイトで確認すると、当日券の発売は08:30から。
それで何が何でも07:00には家を出なければならなかったのだ。

国際フォーラムのガラス棟に着いたのが08:30ジャスト。
エスカレーターで当日券売り場がある地下1階に下りる。

「 うぎゃおげげげげ!!」
ニヘドンは心の中で絹を引き裂く……と云うか、雑巾を引き裂く悲鳴を上げた。

並んでいる!
何じゃこれは〜!!
ニヘドンは自分が松田優作になった気がした。
「 何でこんなに並ぶんぢゃ〜!? 」
石田様が出演する訳でも無いのに、こ…この行列は一体…!?

公式サイトで見た情報によると、公演番号 ♯112 は、当日券 100枚を出すと云う。

ニヘドンが狙ったのは、この公演だ。
もう演奏者や曲目なんか選り好みしている場合ではない。
兎に角ゲット出来るチケットを少なくとも1枚ゲットするのぢゃ〜!
しかし、この行列は優に100人は越えている。
いや200人を越えている!?
いや、300人か!?
もうざっと数える気力も無かった。

チケットの申し込み用紙( 日にち毎に紙の色が異なり、05月02日はブルーの用紙だ。)
この用紙を予めゲットしてから列に並ぶ。
用紙を持たずに並ぶと、用紙を取りに列を離れ、また最後尾に並ばねばならないので、気を付けましょう。
段々チケットカウンターが近付いて来た。
ここでニヘドンはある事に気が付いた。
♯135 福袋コンサートがもしかしたら手に入るかもしれない。
列の後ろのおば様が、ガンガンぶつかってくる。
ううう…。ニヘドン、こう云う攻撃嫌い。
前の人を押すと、早く自分の番が回って来るとでも思っているのだろうか?

行列の中で背後からの攻撃に耐える事30分。
09:00 丁度にカウンターに辿り着いた。
チケット販売窓口は13有り、フル稼働なので案外早くチケットが手に入る。
手数料も不要だし、30分並ぶのを厭わなければ、待つのも祭りに参加する臨場感が味わえて良いかも。
福袋コンサートは、毎日、当日内容発表で毎日、当日販売なので、08:30から並び始めても、何とか滑り込めました。

因みに今日の内容は、
05月02日(日) 17:00 〜 17:45 @ Hall B5
トリオ・ヴァンダラー( ピアノ三重奏 )
ショパン / ピアノ三重奏曲 ト短調 op.8
ゼスポール・ポルスキ
ポーランド民俗音楽

料金 2,500 円

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ミニ・インフォメーション

05月02日(日)のサイン会の予定

11:15 〜 ジェイコブ・コーラー
13:15 〜 フィリップ・ジュジアーノ
14:40 〜 ジャン・クロード・ペスティン
15:30 〜 ジェイコブ・コーラー
16:15 〜 アンドレイ・コロベイニコフ
18:30 〜 ボリス・ベレゾフスキー
18:50 〜 高樹のぶ子
19:40 〜 ジェイコブ・コーラー
20:00 〜 ルイス・フェルナンドペレス

会場 : 展示ホール B2階 ( ショパン市場 )
新星堂ブース
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ではニヘドン、今年もラ・フォル・ジュルネで楽しみまっせ!!
  

Posted by ニヘドン at 12:07Comments(0)